たわごと、独り言

テレビ大好き、映画大好き、おしゃべり大好き、あなたは?

ダンシング・チャップリン

2011年04月23日 23時44分44秒 | 映画
封切り二日目にいそいそと出かけました

予想以上の混雑 さすが草刈民代 人気がありますねぇ

ご夫婦でテレビに出まくって宣伝していましたからね


1部2部と休憩を挟んでの二部構成


バレエとは無縁だった周防監督が 大輪の薔薇 草刈民代を通してバレエの魅力にはまっていくさまが

一ファンの目線で好感が持てます


チャップリンの動きってバレエだったんだ…


それがこの映画を見た印象です


一人のバレエダンサーとして見たルイジ・ボニーノは落ち着いた魅力的な男性ですが

物真似でなくチャップリンに変身した時 まさしくチャップリンなんです

なで肩に肩を落とし ちょっと右に傾いた後ろ姿 チャップリン以外の何物でもない


天才ローラン・プティがチャップリンを彼の中に見出したのも当然です



1部の練習風景 これが重要なポイント

ダンサーが苦労して踊る様が2部のシーンでこう表現したかったんだと得心させてくれるんです

とにかくこんなバレエ映画見たこと無い


周防監督ってやっぱり凄い…

あのローラン・プティと堂々と渡り合っているんですもの

「二人の警官」と「警官たち」で周防監督が公園で撮影したいと主張したのに対し

ローラン・プティは「それなら私はやらない」まで言い張って どうなってしまうかとハラハラさせられましたが

こと映画に関しては譲れない周防監督


結果 暗い室内から離れた鮮やかな緑の公園のシーンは

見るものをホッとさせてくれるコミカルで美しい演目でした


バレエを好きな人はもちろん 今まで興味がなかった人にも楽しんでもらえる素晴らしい映画だと思います



あの名作がバレエならではの表現の中で違和感無く魅せられてしまいました
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