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へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

東北縦断走り旅

2017-02-09 17:10:34 | 旅とランニング


 5年前の夏、東北の青森から仙台を一週間かけて走り旅をした。主催者は今回の「日本縦断走り旅2017」のM氏。

 実は、これはその年の秋に北海道から南下して鹿児島の佐多岬をゴールとする第1回目の日本縦断走り旅のプレ大会であった。

 M氏の走り旅の特徴は、主催者自ら参加すること、同時に参加者自らが主催者であること・・・そして何より、旧街道を行くのでコンビニが無い、ということ。国土地理院発行の2万5千分の1の地図に昔の街道をトレースした地図を基に進む。だから、主催者自ら、其の場で道が途絶えていることに気付く・・・

 旧街道の保存状態は、自治体によって大きく異なった。保存状態の良いところは、しっかりと案内板まで表示して親切に歴史を物語ってくれる。付近の住民も、「ここは昔、お殿様が江戸に行く途中、通った道だ」と誇らしげだ。

 一方、歴史に全く興味と関心の無い自治体は、旧街道が荒れ放題・・・今や獣すら通らない道で、途中でわからなくなって何度か藪漕ぎをさせられた。はなはだしいのは、旧街道をごみ焼却施設が分断していたことである。歴史的遺産を公共施設が邪魔してる、なんて自治体の教育委員長の歴史認識の低さを物語っているようだ。

 さらにはなはだしかったのは・・・なんと旧街道が掘り起こされ・・・歴史的以遺構でも発掘しているのか?と思ったら全く正反対で、ここにバイパス道路を開通させるためだと言う。もちろん、付近の住民はそこが江戸前後から続く歴史的な道である、なんてこれっぽっちも思っていないのだろう。万一、知っていたとしても、とりあえずは目の前の「利便性」か?

 利便性?冗談じゃない、すぐそこに国道が走っているではないか?なのに、わざわざ歴史の道を寸断してまでバイパスを作る必要があるのだろうか?


 その時の怒りが今、私をこうして「日本縦断走り旅2017」の刊行に走らせているのかもしれない。

 先人たちの知恵をないがしろにしてはいけない。もっと歴史のすばらしさを多くの人に伝えたい・・・

拾う神

2017-02-08 08:22:07 | 日々雑感


 昨日、私は「一瞬にしてすべてを失った」本当に、持ち物はわが身の肉体と魂だけ・・・という状態になったのだ。

 毎週火曜日は、午前中に英語の教室がある。この日もJRで博多に向かう車内で課題をやった後、「文芸福岡」という地元の文芸誌を読んでいた。ここで紹介されている「九州芸術祭文学賞」は、なかなかあなどれない。ローカルな賞ながらも、優秀作品は「芥川賞に最も近い」とされる文芸誌「文学界」に掲載される。

 現在の私の文章能力、度量はさておき、思わず「文学界」に掲載されることを想像して、ニンマリしてしまう。

 まもなく、電車は博多駅に到着した。折り返しでホームに待つ乗客の間をすり抜け、改札口を通過する。改札を出た瞬間・・・!いつもと違うことに気付いた。そう、手元が「軽い」のだ。しまった・・・!きびすを返して人ごみを押し返すようにして階段を駆け上り、たった今、降りたホームに出る。

 わずか3両のローカル線は、博多駅の乗客を飲みこむと、すぐさま「出発」し、かげもカタチも無くなっていた・・・

 忘れ物センターへ届け出ると、終点から折り返して博多に戻って来るのを待つしかない、という。電車が博多駅に到着するまで、少なくとも1時間以上はかかる・・・ワンマン電車のため、車掌はおらず、運転士だけでは途中で確認のしようもない。途中の駅での乗務員の交代も無いから、終点の駅で運転士が確認するまで、「完全無防備」状態である。

 必要事項を用紙に記録しながら、思った。「ここにいる場合ではない、すぐさま警察に行かなきゃ!」書きかけの用紙を置いて、駅前の交番に行った。

 実は、入口から入ってすぐ右手の横座りの座席の角に置き忘れたセカンドバッグの中には、財布のほかに免許証、健康保険証、家の鍵、車の鍵が入っていた。財布の中身は2万4千円の現金のほか、銀行のキャッシュカード3枚、アメリカンエキスプレスのゴールドカード、ETCカードなどが入っている。

 要するに、私は、今、ここにいる私以外、何も持ち物が無い・・・状態なのである。

 銀行のキャッシュカードの暗証番号は、生年月日とまったく関係のない数字を組み合わせているため、今すぐ利用される心配はないだろう。逆にクレジットカードが心配である。

 まず、私がすべきコトは、一刻も早く自宅に戻り、預金通帳で必要なお金をおろした後、銀行とクレジット会社に電話して・・・その前に、自宅に入れないのだから、管理人から管理会社に連絡しないといけない・・・その前に、帰りの電車賃!

 ということで本来の目的の英会話教室で仲間から電車賃を借りた。

 なぜか、冷静な私がいる。もはや、執筆をなりわいとする者、わが身の不幸すら「題材」にしようとしているのか?いや、この時、私は「試されている」と感じていたのだ。次のステージに上がる前の「検定試験」!

 だから、下手にうろたえて「この世で一番不幸な人間」を装えば、本当に最大の不幸がやってくる・・・だから、すべてを失った「生身の私」を受け入れることにした。

 帰りの電車賃を得て、切符を買う前に忘れ物センターへ寄ると、なんと乗車した駅で「保管」されている、とのこと。

 無事、無傷な状態で戻ってきたセカンドバッグを手にし、拾い主に電話する。意外にも30代後半くらいと思われる私より明らかに若い男性の声だった。お礼をしようと住所をたずねると「いえいえ、それより出てきてよかったですね」

 アンタも、これからは周りにそうしてあげなさい、ふと、天の声が聞こえたような気がした。

クラウドファンディング

2017-02-07 08:55:01 | 日々雑感


 昨日、スカイプで日本のクラウドファンディング界では最も名の知れた「レディーフォー」の担当者と来る「日本縦断走り旅2017」の資金調達のため、最初の調整に入った。

 最初の調整・・・というのは、まず、受注者から詳細を聞いて、クラウドファンドに値するか可否を社内で審査する。そこでOKが出た企画が初めて「募集中の企画」として公の目にとまる・・・

 今回は、その「可否」を問うための洗い出し。

 実は、私自身、旅をして最終的に「本」として出版する・・・といったところから、まず、「旅の費用「と「出版費」を捻出しようと思っていた。

 しかし、冷静に考えてみると・・・一人で慣行するワケではないのだ。同行者のいる旅にたまたま「参戦」するのであって、それに「投資」してもらうのはなんだか間違いな気がする。

 「善良な小市民」の私は、すぐさま、「旅費の捻出」を諦め、昨日の朝の時点で「出版費用」に焦点を絞ることにした。


 そのうえで担当者に相談すると、「旅の費用捻出」であれば、旅が始まる前に「募集」をかけるべきだけど、「出版費用の捻出」ならば、いっそ、旅を終えてからの方が、旅の間に撮りためた写真を掲載することもできるし、リアルな感情が伝わって、より多くの方の賛同を得られると思いますヨ。出版するにあたっては、出版社が決まっていれば話も早いですし、仮に決まっていなくても、ある程度、見積もりをとっておけば、必要経費もわかりますよね?

 ごもっとも。


 企画としては、社内で十分、通る企画だと思うので、あとは、一人でも多くの方の支援を得るべく、募集時期を検討しましょう~


 ということで、旅の終わりに再度、調整し、9月頃、約1カ月の期間で募集をし、当社規定の「リターン(支援者への返礼品)は半年以内」、来年3月には刊行された「日本縦断走り旅2017」を届ける・・・というプランが出来ました。

 少なくとも、旅が始まる前に、出版社のめぼしはつけておきたい。(実は、今、私の中で数社、候補があるのだが・・・)あとは、出版企画書を提出する際の、「どうしても出版しなければいけない理由」、コレが肝心だ。

 実は、その原点は5年前の東北縦断にあった。詳細は、明日以降のブログで・・・

 クラウドファンディング、って現役の頃から聞いていたけど、当時の私は「クラウドソーシング」と区別がつかなかった(笑)

 フリーになった今だからこそ、よくわかる。身に染みて(笑)

 「クラウドファンディング」とは、個人や団体がネット上で「やりたいこと」を公表して、賛同してくれた人から小口資金を得るシステムです。仕事に関するもの以外でも、趣味や夢の実現のために活用されています。

 興味のある方は、「クラウドファンディング」で検索してみてください。実にいろんなプロジェクトが企画され、成立しています。

 夢はあるけど、「お金がない」・・・って人は、諦めるのはまだ早い、そんな人にこそ活用してもらいたいシステムですね。あとは、賛同者を得るための「それなりの理由づけ」と「説得力」・・・!

 熱意が人を動かすことってあるんです。失敗を恐れず、チャレンジする価値はあると思います。(成立した例、不成立した例が掲載されていますので、この辺りを研究すれば、より、賛同者を得られやすい企画が出来ると思いますヨ)

カラダの声を聴こう・・・!

2017-02-06 08:10:26 | 健康&フィットネス


 先日、スポーツクラブのサウナで耳にした会話・・・

 「〇〇さん、最近、来てないよね」「以前、手がしびれる、なんて言いながらズンバやエアロしてたもんね」「病院、行ったほうがいいよ。手がしびれるなんて尋常じゃないよね」「午前中のプールの連中は、みんな足に手術した跡があるよ」「歳をとると、みな、そうなるの。例外なく、順番だから」

 聞いていて、特に最後の会話のひとことにギクリ、としました。順番だから・・・例外はないの!


 たまたま昨日は連続3本、プログラムがあって、3本とも受けるつもりでいたし、周りにも最後までいるヨって言っていた。けど、2本目受けたあたりから、もういいかな?って思って3本目は受けずに下に降りてマッサージチェアでリラックス・・・

 先ほどのサウナの話題に上がった方々は、皆さん、一日中、スポーツクラブに入り浸りで、カラダが続く限り、あらゆるプログラムを受けて楽しまれた方々・・・

 もし、その行きつく先が・・・「手術」であったら悲しすぎる・・・

 いったい、何のためのフィットネス??

 健康になるハズが、いつの間にか自ら健康を害していた・・・??


 人は、楽しいと「夢中」になるあまり、周りが見えなくなるもんです。ちょうど、恋愛をしているのと同じカンジ・・・

 私自身、博多湾でスタンド型の水上バイクを楽しんでいた時、楽しすぎて周りが見えなくなっていた。気が付くと、海の中道航路の定期船が正面に迫っていた!ってなコトがありました。


 ズンバをはじめ、スタジオプログラムは多彩で、やっていると楽しい。だけど、生涯楽しみたかったら・・・やはり、日々のケアは大切なんだとしみじみ思った。

 昨日の私のように、「もう1本・・・やっぱり、やめとこ」って時は、カラダがなんらかのサインを出している時なんだ。だから、サインを見逃さず、常日頃からカラダの声を聴き、生涯楽しめるフィットネスライフを送ってほしい。

ふるさと納税申し込んでみた

2017-02-05 11:07:38 | 日々雑感


 突然ですが、ふるさと納税したことありますか?私は先日、申し込んでみました。それって、確定申告に間に合わせようとしている?って思われても仕方がありませんね。時期的に(笑)

 今、申し込むと証明書の発行は2月27日付になりそうですから、なんとか申告期間内には「間に合いそう」デスよ(笑)

 
 長崎県佐世保市のふるさと納税の返礼品が魅力的なのは知っていた(レモンステーキ等)が、どうせなら、いつでも行けるとこ、じゃなくって、全く知らないところ、え?そんな町、あったの?くらいのところにしてみよう~

 そう思って検索した。ふるさと納税検索サイト「ふるさとチョイス」!

 コレ、なかなか便利です。都道府県別、返礼品別、寄付金別などコンテンツがわかりやすく検索しやすい。

 ちなみに、私の生まれ故郷、北海道小樽市は・・・ニシンの加工品と小樽ワイン。ニシンと白ワイン?なんだかへんてこな組み合わせ(笑)

 
 ラン友の情報では、ガーミンが提供されるところもあるとか。(もちろん、それなりの「高額寄付」だけど)

 私の場合は、1万円以内だったので、やはり、食べ物・飲み物になり、結局、「数量限定」という言葉にひかれて白ワインの返礼のある「山形県上山市」に一万円を寄付させていただきました。

 
 ホント、初めて聞く都市名~これも何かのご縁でしょう。よろしくお願いします!

 やっぱり私って「お酒」と「数量限定」というコトバに引き込まれやすいんだな・・・(笑)