へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

リメンバー東北縦断 ⑤

2012-09-25 05:44:48 | 旅とランニング
 8月15日(水) 渋民(盛岡市内)~花巻市内 60km
 
 この日のコースの特徴:市街地、平地・・・今までさんざん山道で、そしてさんざん迷ったが、いざ、市街地に出てみると、やっぱり山道が良かった!なんて思う・・・人間とは勝手ないきものである。

 市街地の特徴:自販機、コンビニが豊富だが、平坦な地形は眠くなる、飽きてくる。そう、町中はいろいろとコンビニに寄る楽しみがあるかと思いきや、なぜか山と違って飽きてくるのである。

 前半、ダムのそばを通り、工業団地をぬけ、盛岡市の中心部をぬける頃は午前8時過ぎ・・・という通勤ラッシュの時間帯。自転車に乗ったサラリーマン、OLの中で我々は浮いている。8月15日といえば、内地はお盆の真っただ中・・・なのにこんなに仕事している人がいるんだなあ。なんて妙に感心してしまう。

 盛岡は麺をはじめ、いろいろと食べ物で気になる名物があるのだが・・・こんな時間帯に開いてる飲食店は無く、そのままスルー。

 そうそう、なぜか昔の街並みが市の中心部に残されているところは小樽に似ている・・・写真は盛岡信金・・・なんだか見たことある?そうです!東京駅を造った人と同じ人が造ったんだって。

 あとは、ひたすらまっすぐな道・・・途中、いつもと違って、かなり多くのメンバーと前後した。私のペースが上がったのではなく、みんな疲れてきた??

 主催者のM塚氏が途中、酒かすアイスを2つ手にして現れ、1つを私にくれた。ビール飲もうかな?って思っていた頃だったんで、うれしかったなあ~。

 あとは、もうただひたすらゴール目指して・・・北海道とはまた別な意味で、同じような景色は飽きがくる。地図のページをめくるたびに、その日のゴールまであと何ページ・・・って思ってしまう。(山道ではそんなこと考えない。これは、ある意味、いつコースアウトするかわからない緊張感に包まれているからか?)

 花巻市内に入るとお城の周りがぐねぐねで非常にわかりにくい。熊本市内を彷彿とさせる。思わず、市役所前で警備員にホテルの場所を聞くと・・・地図のコースと全く違っていたけど、近道か遠回りかわかんないけど、とにかくその建物目指して走った。ゴール・・・今日一日、長かった。

 この日の飲食は、市内の飲み屋へ。なんだか毎日ゴールして、その土地の居酒屋へふらりと入るのも楽しみの一つになってきた。この日はおふくろの味的なあたたかみのある店だった。



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リメンバー東北縦断 ④

2012-09-24 06:25:11 | 旅とランニング
 8月14日(火)二戸市内~渋民(盛岡市内) 57km

 いつの間にか、青森から県境を越えて岩手県内へ。この日のコースの特徴は・・・前半、山越え、後半、市街地。そして前半は雨、後半、日照り・・・

 それまで全体の中盤からやや後方を走っていた私は、一気に前に追いつく・・・というより、暑さが苦手な前半の人たちが落ちてきた・・・そのため、終日、埼玉のI口さんらとご一緒させていただいた。

 この日最大の難関は・・・山道で道しるべに気付かず、生活道路(車のわだちがついていた)を正規の街道と間違えて進んでしまったこと。道しるべが木に覆われてわかりにくかったこともあって、私同様、何人もの人が同じ道で右往左往・・・

 来た道を引き返して、ようやく道しるべを発見・・・サイコーに道に迷った昨日は、さすがに途中でビールを飲むことはなかった(ある意味、山道で買えなかった?)が、この日は、後半、日が照りだしてから一度だけコンビニで買って飲んだ。旨かったああ~。

 途中、何度か私の苗字と同じ地名に遭遇・・・そういえば、うちの出所は東北と聞いていた。青森~仙台、どうやら今回のルートに当たっているらしい・・・

 暑さでバテ気味の他の参加者をよそに、一人、元気になっていく私・・・!

 この日は唯一、民宿泊。男女別の部屋ではあるけど、みんなで久々の雑魚寝・・・
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リメンバー奥州街道 ③

2012-09-23 08:25:10 | 旅とランニング
 8月13日(月) 十和田市内~二戸市内 51km

 昨日より若干少なめの51km・・・でも、昨日以上に走った。理由は・・・道に迷ったから。それも一度ではない。二度、三度間違え、最後は地図上で示すコースと現地が一致せず、意図的に国道に出て大回りした。(夜のミーティングで私と同じような行動をとった人が何人かいた。)

 この日のコースの特徴・・・内陸には変わらないが(もう、ゴールまで海を見ることはありません。4号線を、それに縫うように交差する奥州街道をひたすら南下します。)、山道が登場!これが、昔からある奥州街道なのだが、里山に上るようなコースの連続・・・

 最初は山道にルンルン気分だったのだが・・・そのうち完全に一人になり、わずか17名の参加者では前後に人ひとり見当たらない。まあ、一人のほうが走りやすいこともあり、かまわず一人でぐんぐん進む。
 
 前日のミーティングで確認した「高山」というポイントを発見、あとは下りで心も緩んだのだろう・・・左右の分岐点で右へ行くべきところをなぜか左へ・・・途中、道を間違えたことに気付くが、下ってきたということは逆に登って戻らなければならない。しばし、地図とにらめっこ。そう、なんとか戻らないでコースに反するが、途中から正規のコースに合流しよう、というワケである。

 目論見どおり、下って国道に出た。正直、ホッとした。高山ですでに手持ちの水は尽きていたからである。自販機で補給すると、かなりの疲労が押し寄せてきた。

 大回りして三戸の町中へ・・・ここから二戸に出るまで再び山道をゆくのだが・・・入り口は見つけたが、途中でまたしても道に迷ってしまった。(こんなに道に迷うと正直、地図読みの自信を失ってしまう・・・)

 今度は、すっぱりと今来た道を戻り、そのまま国道4号線を行って、正規の道に合流・・・このあたりから新幹線の高架橋が見え隠れ・・・(じ後、ゴールの仙台までほぼ東北新幹線のコース)

 新幹線で仙台までは、あっという間だが、我々はあと5日かけてゴールするのだ。ゆっくりな旅だからこそ、発見は多い。(私がこの旅で得た名言?は「私は自分の足の裏で見た事しか信じない。」である。)

 迷いに迷って、地図と現地を照合する中、そんな時に限って大雨がやってくる。雨はメガネにとって大敵である。無数の雨粒が目の前に張り付いて地図すらまともに見られない。大雨の中、地図は防水処置をしてるものの、すでに一部の隙間から雨が浸透している。

 このような時は、潔い決断(この場合、4号線に出ること。)が大切なのだ。

 ゴールする頃には雨もやみ、ようやく午後4時過ぎ、川沿いにある老舗旅館的ビジネスホテルに到着した。午前5時にスタートし、わずか51kmを11時間以上もかかっている。それくらい、この日のコースは強敵だった。道に迷った理由・・・は山道が整備されていない個所が多く、正規のルートがよくわからない、というのが一番の原因である。(県や自治体によって街道の整備の状況が違う。後日、同様の間違いをするのだが、街道よりも現在の生活のためにつけられた道を正規のルートと勘違いし、翻弄されることになる・・・)

 たくさん走って苦労した分、ホテルの隣の焼き鳥屋で飲んだ生ビールは格別旨かった!

 

 
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リメンバー奥州街道②

2012-09-22 08:49:19 | 旅とランニング
 8月12日(日) 浅虫温泉~十和田市内 60km

 始発の電車で青森駅から昨日のゴール地点・浅虫温泉に行く。車中で大盛り上がり?なぜか4名ほど浅虫温泉で下車せず、そのまま乗って行く。意図的ワープ??

 トランス蝦夷からすれば余裕の距離であるが、一気に先日の走行距離の4倍である。この日のルートの特徴は・・・前半30kmまで海を左手に見て進み、30km地点の野辺地から一気に内陸に入って行く。ほぼ国道4号線を南下するルートだが、奥州街道ということで、国道を交差するように昔の街道らしき横道を入っては出て・・・を繰り返す。これが結構、叢(くさむら)状態で、途中、面倒くさくなって国道を行ってしまいました。ゴメンナサイ。

 前半は海風と薄曇りで涼しく、北海道を走っているような錯覚にとらわれた。青森県はリンゴとホタテで成り立っているのがよくわかった。

 早くも20km過ぎのコンビニで1回目の缶ビール・・・この後、歩道の無い国道を路側帯ギリギリに寄りながら走る羽目に・・・こういう国道に限って、なぜかクルマ通りが多い!

 この辺りは主催者と前後して走っていたので、結構、写真が残っている。(主催者自ら走る・・・というのも、この大会の特徴ですね。)

 30kmの野辺地市街・・・今から内陸部へ・・・というちょうどその角にコンビニがあったので、ビール休憩・・・

 七戸道の駅でビール休憩・・・あとは十和田市内まで国道を縫うように、途中、小刻みなアップダウンを繰り返していくうちに、太陽が出て、照り返しも強くなってきた。道端の「交通安全」ののぼりが、ちょうど黄色の生地のため、遠くから見ると「生ビール」を連想させる・・・2日目は、ビールを飲みたい己の欲望との戦いだった。(この日、走っている途中で飲んだビールは3本!)この調子で行くと最終目的地仙台では所持金ゼロになるかもしれない??

 十和田市内のホテルに入り、ひとっ風呂浴びてすぐ隣のラーメン店で餃子とびんビールを注文・・・歩いてコンビニで明日の朝食と飲み足りない?アルコールを調達・・・途中、埼玉のI口氏と一緒になる。彼とは、走るペースが同じなのか、この後、いたるところで前後する。

 さすがに60km走ったところで心地よい疲労感に浸りながら眠りにつく・・・
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リメンバー奥州街道①

2012-09-20 05:44:50 | 旅とランニング
 来年の日本縦断の案内が来たところで・・・風化しないうちに、先月行われた東北縦断走り旅の様子を日を追って振り返ってみたいと思う・・・

 8月11日(土) 青森~浅虫温泉15km

 午後、JR青森駅に全国からつわものが集結した。17人、うち女性は私を含めて4人・・・参加者は主催者が京都だから・・・というわけではないが、関西出身者が圧倒的に多い。その他は関東・・・

 久々に、私より色の黒い(失礼!)女性を見た。彼女が、来年、日本縦断に参加する唯一の女性、Kさnだ。(うらやましい!)

 ほか、参加者はトランス蝦夷や、そのプレ大会でおなじみの東京湾一周でご一緒した方、萩250kmの常連などなど・・・やっぱり皆さん、マニアックなマラニックがお好き?な方ばかり。唯一、残念だったのは・・・ウルトラ界の大御所3名が、都合により参加できなくなったこと。関根さん、阪本さん(女性)、そして、トランス蝦夷でおなじみの「マミ」さん(私は、まだ一度もお会いしたことがない。)

 今回、最年少が22歳??なんでも来年、縦断に参加するとか?マジで?年配の方が多い、この手の大会や練習会・・・久々の20代を迎えて男女関係なく一気に活気づく・・・

 地図を片手に午後2時、みんなでワイワイ言いながら進む・・・最初は歩き・・・というのは走り旅、ジャーニーランではおなじみらしい。昨年、初めてトランスエゾを走った時は驚いたが・・・

 ワイワイ言いながらも、話に夢中になり、路地を一本間違える。というか、人の波が2手に別れる。まあいいさ、進行方向は一緒だもん。細かいことにはこだわらない、それがジャーニー流・・・

 青森湾を左に見ながらしばらく行くと、ようやく街道らしい風景に・・・松があるだけで気持ちが変わるね!

 後半、ちょっとしたのぼりがあり、やがて浅虫温泉へ。スタート時間が遅かったので、初日は、たったの15km。まあいい、明日から、いやというほど走られる。すぐ近くに道の駅があり、入浴コーナーもあったが、この日は改装中で休業・・・トイレで着替えてカラダを拭いて、すぐ隣のレストランへ萩にも参加しているTさんと一緒に入る。走ったあとのビールは旨い!この日は15kmしか走っていないのに生ビールを3杯も飲んでしまった。

 浅虫温泉は高級旅館ばかりなので、主催者の配慮?で再びJRで青森駅まで戻って、本日の宿、青森市内のビジネスホテルへ。蝦夷と違って、ビジネスホテルのシングルというのが何ともありがたい。くつろげる。明日のミーティングをやって、まだこの日は新品のため、そんなに早くは寝つけない。いつもどおり12時近くまでダラダラと部屋で飲んで就寝・・・
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