へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

リメンバー奥州街道 ③

2012-09-23 08:25:10 | 旅とランニング
 8月13日(月) 十和田市内~二戸市内 51km

 昨日より若干少なめの51km・・・でも、昨日以上に走った。理由は・・・道に迷ったから。それも一度ではない。二度、三度間違え、最後は地図上で示すコースと現地が一致せず、意図的に国道に出て大回りした。(夜のミーティングで私と同じような行動をとった人が何人かいた。)

 この日のコースの特徴・・・内陸には変わらないが(もう、ゴールまで海を見ることはありません。4号線を、それに縫うように交差する奥州街道をひたすら南下します。)、山道が登場!これが、昔からある奥州街道なのだが、里山に上るようなコースの連続・・・

 最初は山道にルンルン気分だったのだが・・・そのうち完全に一人になり、わずか17名の参加者では前後に人ひとり見当たらない。まあ、一人のほうが走りやすいこともあり、かまわず一人でぐんぐん進む。
 
 前日のミーティングで確認した「高山」というポイントを発見、あとは下りで心も緩んだのだろう・・・左右の分岐点で右へ行くべきところをなぜか左へ・・・途中、道を間違えたことに気付くが、下ってきたということは逆に登って戻らなければならない。しばし、地図とにらめっこ。そう、なんとか戻らないでコースに反するが、途中から正規のコースに合流しよう、というワケである。

 目論見どおり、下って国道に出た。正直、ホッとした。高山ですでに手持ちの水は尽きていたからである。自販機で補給すると、かなりの疲労が押し寄せてきた。

 大回りして三戸の町中へ・・・ここから二戸に出るまで再び山道をゆくのだが・・・入り口は見つけたが、途中でまたしても道に迷ってしまった。(こんなに道に迷うと正直、地図読みの自信を失ってしまう・・・)

 今度は、すっぱりと今来た道を戻り、そのまま国道4号線を行って、正規の道に合流・・・このあたりから新幹線の高架橋が見え隠れ・・・(じ後、ゴールの仙台までほぼ東北新幹線のコース)

 新幹線で仙台までは、あっという間だが、我々はあと5日かけてゴールするのだ。ゆっくりな旅だからこそ、発見は多い。(私がこの旅で得た名言?は「私は自分の足の裏で見た事しか信じない。」である。)

 迷いに迷って、地図と現地を照合する中、そんな時に限って大雨がやってくる。雨はメガネにとって大敵である。無数の雨粒が目の前に張り付いて地図すらまともに見られない。大雨の中、地図は防水処置をしてるものの、すでに一部の隙間から雨が浸透している。

 このような時は、潔い決断(この場合、4号線に出ること。)が大切なのだ。

 ゴールする頃には雨もやみ、ようやく午後4時過ぎ、川沿いにある老舗旅館的ビジネスホテルに到着した。午前5時にスタートし、わずか51kmを11時間以上もかかっている。それくらい、この日のコースは強敵だった。道に迷った理由・・・は山道が整備されていない個所が多く、正規のルートがよくわからない、というのが一番の原因である。(県や自治体によって街道の整備の状況が違う。後日、同様の間違いをするのだが、街道よりも現在の生活のためにつけられた道を正規のルートと勘違いし、翻弄されることになる・・・)

 たくさん走って苦労した分、ホテルの隣の焼き鳥屋で飲んだ生ビールは格別旨かった!

 

 
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