生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

天の国に入る

2021-12-23 02:10:18 | 日々の暮らし

マザー・テレサは敬愛していた、リジューのテレーズにちなんだ修道名をつけたといいます。
テレーズは1890年代に24歳で亡くなり、わずか数10年で聖人になった奇跡の人です。
その本「空(から)の手」「小さい道」の聖テレーズのメッセージを読んでいます。
「あなたたちが悔い改めて子どものようにならないなら、天の国には入れないだろう。」
  (マタイ18.3)
この言葉を引用して、姉に向かって「臨終のとき、ひどく苦しんで心が平和だと見えなくても、心配しないでください。
主も愛の犠牲としてお亡くなりになり、あれほどお苦しみになったのですから。」
「ああ、私は主を愛します。私の神様あなたを愛します」と言い息を引き取ったといいます。
聖書も彼女も残した言葉が幼子のようにならなければ天の国に入ることはできないといっています。
何となく分かる気がしませんか。
良寛さんも手まりしたりかくれんぼが大好きでしたね。
いつまでも子どものように純でありたい。
    アーメン

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悲しきサンタ

2021-12-23 02:10:18 | 日々の暮らし

言葉ではないのですが
時期的に10年前の作品を紹介させて頂きます。

私の名前は悲しき
サンタクロース

恵まれない子ども達を廻るサンタクロース。

だれもやりたがらないんだ。

年に一度くらいの贈り物ぐらいでは子ども達は笑ってはくれない。

贈り物より、幸せな家庭とママやパパが欲しいと思っているから。

暖炉も煙突もない
道端や小屋や

土管の中、探すの
が大変なんだ。

贈り物を置いて来ても雪や雨で濡れてしまうから無駄のような気がするんだ。

この前は雪降る家の軒下でマッチ売りの女の子が倒れていた。

にっこり笑った顔して亡くなっていた。

私はその女の子を抱いて帰って来たんだ。

涙を流しながら。

それから私は悲しきサンタクロースと仲間に呼ばれるようになったんじゃ。

今日もあちこち
探さないと。
誰も私など待っていないけれど。

不器用な私が編んだマフラーを届けに行くんだ。

すると、もみの木の下で女の子が手を振っていた。

そばに降りると、女の子は私に手編みの手袋をくれた。

ボロボロの手袋を昨年見ていたからだって。

それと、老眼のせいかあちこちサイズが合わないマフラーだったと注意された。

みんなで直すの手伝ってくれたんだ。

年老いたトナカイと一緒にソリは空にかけあがった。

手を振る子ども達に鈴の音を残して

リーン 

リーン

カーン

カーン

 

 

悲しきサンタクロースは


みんなの心に残っていた喜びに涙しながら


夜空の星に

 

消えて行ったのです。


カーン


カーン


リーン


リーン

 

 

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塩と愛

2021-12-23 02:10:18 | 日々の暮らし

「あなたがたは地の塩である」
(聖書マタイ第5章)
塩は防腐性、保存力、調味力を持ち、人間の生命維持になくてはならないものである。
イエスは信徒たちに社会の模範たれと塩をたとえとしていったのでしょう。
その人の存在によって周囲の人々が生かされるのが愛です。
まさしく言葉も塩と愛だと思いました。

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