大和物語(1000年頃の実録)に次のような話がありました。
ある夫婦が生活の苦しさから逃れるために、互いに成功したら再会する約束をして別れたのです。
のち妻は宮仕え先の女主人におさまり、昔夫と暮らした土地を訪れました。
そこにみすぼらしい男を見つけ、車の近くに呼び寄せました。
間違いなく夫であったが男は何も言わずに立ち去ったという話です。
何か切ないですね。
しかし、私の記憶ではその後がありました。
男は大きな老舗の帳簿係りになりその店の主に抜擢されました。
それで妻を迎えに行ったら驚いた妻は泣いて喜んだという。
めでたい結末の実録物語です。
諦めない二人の約束に
勇気をもらいましょう。
私の本棚(手作りのたいした物ではない)を良く見ると、山川紘矢・亜希子著(または訳で東大卒)の本が沢山ありました。
御夫妻の本に最初に出会ったのは「魂のことば」でした。
同感する言葉が一杯でしたから。
すると最近、読者の中に御夫妻の友人(仲の良い知り合い)の方からのコメントがありこれもご縁かと感じています。
私は「魂の声」を聞く怪しい(笑)人間ですが、御夫妻の言葉に同感する者ですのでつい引用しています。
今日はその中から「名声」について紹介します。
多くの人は、有名になり名声を得ることを目標として懸命に努力します。
素晴らしい業績を上げて名声を得た人は、人々から尊敬され賞賛されます。しかし、名声は一時的なものに過ぎません。大切なことは名声を得ることではなく、神の愛を伝える人になること。人や自分をそのまま認め、愛することができる人になることです…。
まるで私の人生観です。
神の愛(言葉)を伝える伝道師として生きているからです。
御夫妻に私の力になっている言葉の数々に感謝しています。