お盆の夢

今朝不思議な夢をみた。
２０人位の懐かしい人達が現れた。

ああ！

あなたは
懐かしい！

何十年まえの書のお弟子さんのおばあさん。

すっかり忘れていました。
元気ですか？

施設でお世話した随分古い人まで出てきました。

懐かしいです。

元気ですか？
懐かしい人達ばかりで楽しかった。

目覚めて気づきました。

みんな亡くなっていた。

この時期だからでしょうか。


会えて嬉しかったです。
ラジオから東北大震災の時、タクシーに亡くなった方を乗せて自宅近くまで乗せた話がたくさんあったと話していました。

私もタクシー時代、仲間が夜中、山の手の墓地から突然手を上げた若い女性を乗せたが、火葬場近くで姿が消えたと言ってました。

お盆の時期はあるのですね。

合掌

花語らず

京都 高桐院（こうとういん）の片隅に柴山全慶禅僧の詩が掲げられています。


『花は黙って咲き、黙って散ってゆく

そして、再び枝に帰らない、けれども

その一時一処に

この世のすべてを託している

一輪の花の声であり

一輪の花の真である

永遠にほろびぬ生命の

よろこびが 悔いなく

そこに輝いている。』


人間も自然の摂理の中に生き、
そして、いつかは
姿を消していき。

山の花が 人知れず

美しく自らを

装おうように

人間も他人に、おかまいなく

自らを美しく咲かせ

命の喜びを輝かせ

黙って散ってゆけば
いい。

そういう意味合いか。

滅びゆくものの

美しさを表現している詩だと感銘しました。


花のように、

生きたいものです。

私は松尾芭蕉のように

野に咲く花が

大好きです。



合掌。