生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

幸せの国ブータン

2016-07-14 03:38:22 | 日々の暮らし
昨日は上野森美術館のブータン展に行って来ました。

ブータンはヒマラヤの高地にある国で、豊富な水による水力発電により、

電気をインドなどに輸出している経済力があります。


ブータンの現地語には

「幸せ」という

言葉はありません。

よく使う近い言葉に

「セムガェ」

があります。


心地よいという意味です。

ブータンの人に、

セムガェとは何ですか?

と聞くと

・王様がいること。

・彼女(親友)と会えた時。

・織物の仕事をしている時。

・お祈りをしている時。
・全ての人たちの幸せを祈る時。

・家族や友人と一緒にいる時。

・親の手伝いができる時。

などと答えていた。

ブータンが世界一幸せの国と呼ばれている

ヒントは、たくさんの

思いやりの言葉を

胸に秘めているからで

はないでしょうか。

「あなたがいい心を

持っているなら、

将来の心配はいりません。

みんなが助けてくれるでしょう。」

「子供は宝だ。

自分の子供じゃなくて

も大切な家族だ。」

「全ての生きものの

ために祈る。」

たくさんのメッセージがあるが、

一番私達が納得した

言葉が


『幸せになるコツは

今の自分に

満足することです。』


という言葉でした。

みんなふっくらとしていて

特に子供達の

笑顔が

忘れられません。


失われている

日本人の心が

あるように感じて


懐かしくなりました。


ブータンの幸せを


皆様にお裾分けします


合掌

コメント
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