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ハイテクが進めば、ローテクが見直される。

2024-05-01 10:39:51 | FP
面白いことだが、ハイテクが進めば、ローテクが見直される。ウクライナ戦争である。戦争の初期、ロシアは新兵器、ドローンで優位に立った。これに対して、ウクライナはトルコ製のドローンで巻き返しを図り、以後、ロシアはイラン製のドローンなどを使って、反撃を試みるが、事、ドローン分野においてはウクライナの優位が続いている。ウクライナはこのドローンを使って、首都モスクワ近郊にまで、攻撃を行える実力をつけ、軍の産業基盤は高まってきたのである。さて、そのドローン対策だが、一般的には対空ミサイルや機関銃などを利用した撃墜する方法とジャミング、スプーフィング、ハッキングなどの電子戦技術を用いてドローンの制御信号や搭載ナビシステムを妨害する二つの方法があるのだが、ドローンを使用する側でも飽和攻撃とか、自立進行型のドローンなどを生み出して、対抗するようになり、ドローンの進化と対策も鼬ごっこを繰り返すようになった。そこで、ロシアが考えたのがドローン向けのローテク対策である。ウクライナから狙われている建物をフエンスで囲ってしまおうというものである。特に製油所など、ウクライナ軍の攻撃目標の建物のまわりに、強力なフエンスで囲み、ウクライナのドローンが建物に近づけないようにしたのだという。こんな泥臭い対策はロシア人でなければ思いつかないことかもしれない。(くちなし亭、2024.05.01)

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1 コメント

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Unknown (K)
2024-05-01 11:25:53
旧ソ連の戦闘機ミグ25に搭乗したソ連空軍将校が日本に亡命してきたこと(ベレンコ中尉亡命事件1976)がありました。このとき茨城県の航空自衛隊百里基地に、私の従兄が配属されていて、ミグ25の機体検証を米国と共同で行いました。そのときに「機体は粗雑な造りで、負荷のかかる部分は、航空機用の軽量素材ではなく、ステンレスが多用されていて非常に重い機体であり、高出力の非効率エンジンで無理やりとばしている。航続距離はかなり短い。利点は頑丈なことだけ」と言っていたのを思い出しました。

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