昨夜は本当に久しぶりにテレビ映画を見た。「スターウォーズ」である。見終わって、この映画は映画館で見たなと記憶を取り戻した。「スターウォーズ」という映画は鮮烈な映画であった。最も鮮烈だったのは、酒場にあらゆる種類の宇宙人が登場した場面だった。宇宙人は人間型の種族だけではなかったのである。へんてこな化け者だらけの世界で、人々がざわついていたのである。さて、それ以来、日本の映画やテレビでは登場するのが日本人だけではなくなった。最も象徴的であったのがソフトバンクのCMであった。お父さんが犬で、黒人系の兄弟も登場する。特にお父さん犬は一世を風靡するのである。ソフトバンクの店が多いせいかどうかは分からぬが街のいたるところに、お父さん犬の写真で、あるいはぬいぐるみで、あふれていたのである。さて、その初代のお父さん犬「カイ」君が死亡したそうである。老衰であったという。初代と言うから、我々には分からないが何代かに、この役は引き継がれていたのであろう。種類は秋田犬だと勘違いしていたが北海道犬だという。ご冥福を祈る。犬も人も区別しない。これが「スターウォーズ」精神である。(2018.06.30)