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長江洪水に対する中国CCTVの報道。

2020-07-31 11:32:23 | FP
半年前まで、中国の長江では川の底が見える。日照りと水不足が人々を苦しめると報道されていた。しかし、今は逆である。3回にわたる大雨が長江流域で降っているのだ。問題となるのは三峡ダムである。上流から流れ込む水の量は毎秒1万7800㎥もの水だという。危険水位を大幅に超えている。そこで、当局は水門をすべて開き、毎秒1万7800㎥を超える水を放流している。これは一般的なダムならば、決壊と同じ規模だ。当然、下流に当たる地域では洪水に見舞われている。事前通告もなく、行われているのだ。担当者は事前通告すれば、補償やら何やら大変だ、天災にすれば、わずかな援助で感謝されると言っているらしい。さて、この豪雨はインドのベンガル湾から長江流域、さらに日本の熊本と続く梅雨前線に、南から湿った風が流れ続けたためだ。日本でも豪雨被害があったのだが、日本のNHKにあたる中国のCCTVも自国の被害を横において、日本の豪雨被害を大きく報道していたのだようだ。被害は圧倒的に中国方が大きいのだが、中国の報道は概して楽天的である。中国は優れた技術力を持っているので安心だという専門家のコメントが長々と続き、最後に被災者が政府に感謝して終わる。ただ、この長江下流域は人口もGDPの額も、中国の約半分を占める地域だ。この地域が大被害を受ければ、中国経済に与えるダメージは計り知れない。(くちなし亭、2020.07.31)

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ちょろちょろと通貨不安が起こってきている。

2020-07-30 11:05:00 | FP
今年の3月頃、トルコ、ロシア、韓国の通貨安がささやかれていた。トルコはアメリカとの軋轢、ロシアは原油安、韓国は米中貿易戦争の激化など、それなりに理由があった。現在、トルコとアメリカの関係はイラン情勢が落ち着いているし、対シリアアサド政権への対応で、それなりに協調姿勢をとっているし、ロシアの場合は原油価格が心地よい水準である1バーレル42ドル近辺で、推移している。韓国も経済状況は決して楽観できないところだが、危機状況が高止まりの状況で安定している。そのような中で、トルコリラとロシアルーブルが暴落した。韓国ウオンは持ちこたえているがいつまで持ちこたえることができるか分からない。このコロナ禍経済の不自然さは何が起こるか分からないtところにある。1週間前にはタイバーツなどが通貨安に動いたっばかりである。ただ、これらの国の通貨安は、その国にとっては危機だが、世界恐慌へは結びつかない。今のところ、最大の関心は中国政権の不安定化だ。(くちなし亭、2020.07.30)

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長雨とコロナが鬱を作る。

2020-07-29 11:22:38 | FP
28日、気象庁は九州南部の梅雨明けを宣言した。東京はまだまだである。今年は梅雨らしいしとしとした降り方ではない。ご~という激しい降り方である。今の予想では、梅雨明けは8月になってかららしい。そう言えば、7月に台風が上陸しないのは初めてらしい。台風が上陸しなくても、日本の有名な河川のすべてが何らかの氾濫や災害をもたらしたのだから、台風以上の梅雨だったのである。そして、世はコロナ禍である。コロナ禍だけでも、家にとじ籠もる生活になるのに、この長雨である。いやでも憂鬱になる。そして、多くの人が鬱状態になっている。社会的な鬱と言う。この症状はいわゆる過重労働やパワハラなどの職場環境で、ストレスをためて、起こる鬱症状と似た状態なのである。これは自宅でテレワークなどになっている人ばかりではない。高齢者もそうである。高齢者は家族から、できるだけ外出を控えるように求められている。孫や子供との接触も駄目である。見るテレビも、毎日、毎日、コロナのことばかりである。このうっとおしさを爆発させるだけの気力があればよいが、それもなければ、鬱になる。多くの老人は、その気力が失せているから老人なのである。(くちなし亭、2020.07.29)

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国境封鎖で、WHOは分かったようなことを言う。

2020-07-28 10:51:03 | FP
WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は27日、新型コロナウイルスの感染状況について、「過去6回の緊急事態宣言の中で今回が最も深刻だ」と述べた。WHOはパンデミックを宣言しているのだから、国境封鎖など最善の策をとるべきだという意味に聞こえる。しかし、同じ日、WHOは新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために国境を封鎖し続けるのは持続可能ではないとの見解を示した。WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は「国境を封鎖し続けることは、世界経済や世界の貧困層、他の誰にとっても、必ずしも持続可能な戦略ではない」と述べた。さらに氏は「各国が当分の間国境を閉ざし続けることは、ほぼ不可能になる」とし、「経済は開かれなければならず、人々は働かなければならず、貿易は再開しなければならない」と誰もが悩んでいるコロナ対策と経済活動の両立という問題に処方箋ではなく、高邁な思想を披露したのである。そんなわけで、マレーシアでは入国外国人に対して、14日間の隔離を義務つけた。もちろん費用は100%外国人持ちである。最大2,600リンギ(14日間の滞在費:2,100リンギ、新型コロナウイルスの検査費用:PCR検査2回で500リンギ)となる。日本円で約7万円である。私の友人に、娘さんがマレーシアの方と結婚されて、お孫さんに会いたいためにしょっちゅうマレーシアに出かけている人がいるが、定額給付金が飛んでしまう額だ。(くちなし亭、2020.07.28)

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北朝鮮でも、中国でも指導者は雲隠れする。

2020-07-27 10:43:15 | FP
北朝鮮でコロナの感染者が見つかったそうだ。韓国に亡命した脱北者が再び越境したところで捕まり、感染が疑われている。この報道が確かかどうかは定かではないが、北朝鮮政府の焦りが感じられる報道である。これまで、北朝鮮にはコロナ患者は一人もいない、早期の国境封鎖が功を奏したのだと豪語してきたが、それが結果的に、北朝鮮の市民生活を圧迫し、受けることができたはずの国際支援も無くしている。北朝鮮にとって誤算だったのだ。だから、窓を少し開けて、北朝鮮にも感染者がいますよと報じているのかもしれない。金委員長が何週間も姿を見せなかったのは、コロナのせいではないかとささやかれたくらいで、実際に北朝鮮で、感染のために隔離されている人は2万人以上だと思われているのが実情である。さて、北朝鮮の指導者もコロナ禍にともなう異変で、姿を見せぬことが続いていたが、お隣の中国でも、最近、指導者習近平主席の姿が見えない。6月の末ころからというから、北京でコロナが拡大していた時である。長江の洪水の大被害の中で、指導者が何のコメントも出さないことは異常である。北京で何かが起きているのかもしれない。(くちなし亭、2020.07.27)

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