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意味に無い窃盗。

2021-06-30 10:04:32 | FP
29日、スペインの画家パブロ・ピカソから寄贈され、9年前に所蔵先の国立美術館から盗まれた絵画「女の頭部」が回収されたそうだ。この絵画はギリシャが1941〜44年のナチス・ドイツ占領に抵抗したことに敬意を表し、ピカソが1949年に同国へ寄贈したものである。国立美術館で2012年、別の2つの絵画と一緒に盗まれていた。当局の発表によれば、絵画はアテネの南東約45キロの農村部にあるケラテアで見つかった。警察によると、建設作業員の男(49)が窃盗を自白したことで発見につながったようだ。男は当初、盗んだ絵画を自宅に隠していたが、最近になって地元の峡谷の草木の中に隠していたという。貴重な絵画が雑草の中に放置されていたのである。一緒に盗まれた2点のうち、オランダの画家ピエト・モンドリアンによる絵画も無事見つかったが、16世紀のイタリア人画家グリエルモ・カッチャの作品は盗難時に損傷し、捨てられたという。残念なことだ。それにしても、この窃盗犯は何のためにこの絵画を盗難したのだろう。通常なら、好事家に闇で売却するのだが、それもできなかったようだし、一人で、絵を見て楽しんでいた風情もない。この馬鹿な行為のために、一つの貴重な絵が損傷し、無くなってしまったのだ。無意味な窃盗である。(くちなし亭、2021.06.30)

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尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の韓国大統領選挙への立候補表明。

2021-06-29 10:49:02 | FP
韓国の大統領選挙が来年の春に迫っている。そのような中で、韓国世論で第一位の人気を得ている尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が、29日午後1時からソウル市内の「梅軒(メホン)尹奉吉(ユン・ボンギル)義士記念館」で記者会見を開き、次期大統領選への出馬を表明する。これまで、数多くの与党からの出馬表明が行われ、竹島問題を巡り、東京オリンピックボイコットを声高に叫んでいたのは記憶に新しい。尹氏が野党国民の力などの支援を得て、選挙戦を戦えば、大きな影響を選挙戦に与えるに違いない。ただし、尹氏は親日派ではない。立候補表明をする場所を梅軒尹奉吉義士記念館としたことでも分かる。そこは上海で日本軍首脳部に爆弾を投げつけた独立運動家、尹奉吉の記念館だからである。私たちは文政権のあまりに非常識な反日政策にうんざりして、次の政権に期待するのだが、政権が野党に変わったからと言って、韓国の対日政策が大きく変わることはない。むしろ、文政権のような政権が反日をやり過ぎた結果、韓国国民が辟易したころに、韓国との通常の関係は始まるように思う。国民の反日感情は反日教育の結果だということもあるのだろうが、その知からいつか脱する日も案外近いかもしれない。それほどに韓国経済は悪い。(くちなし亭、2021.06.29)

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香港人たちかは怒りから無力感へ。だが、それはいつの日か爆発する。

2021-06-28 10:27:27 | FP
香港の自由がどんどん、失われていく。リンゴ日報が廃刊となり、創業者の黎智英氏などが拘束され、前主筆で英語版の執行編集長を務めた馮偉光氏が27日、英国に向けて香港空港から出国しようとしたところを、香港警察に逮捕された。すべて、罪名は香港国家安全維持法(国安法)違反である。この30日で1年を迎える。日々、弾圧は厳しさを増すのである。香港が東洋の真珠で無くなりつつあるのである。民主派のメデイアは次々に廃刊に追い込まれている。あれほど、市民の力を結集し、自由を求めていた人たちも、今は怒りから無力感に陥っている。現在の科学力、技術力は政権側と民衆との間に大きな差となり、ミャンマーのようなところでは民衆が武器を持つことができても、香港では政権側に圧倒されている。香港政府は25日、政府ナンバー2の政務官に治安部門トップの李家超保安局長を充てる人事を発表した。ますます、弾圧を強めるというサインである。だが、人の中にある尊厳までも力で抑えることはできない。それは春になれば、爆発する。(くちなし亭、2021.06.28)

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待ちに待った国産のワクチン。

2021-06-27 10:11:38 | FP
国産ワクチンが待望されているのだが、塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスワクチンの生産・供給量が、来年1月から年間最大6千万人分へ倍増することが26日、分かった。今はまだ、第1、2段階の臨床試験(治験)を国内で行っている段階で、最終段階の大規模な治験についてアフリカや東南アジアでの実施に向けて調整中だという。塩野義のワクチンは「遺伝子組み換えタンパクワクチン」と呼ばれる。新型コロナの遺伝子の一部を基に昆虫細胞でタンパク質を培養して作る。すでにインフルエンザワクチンなどで実績がある技術だ。それにしても、アメリカとは周回遅れである。ほぼ1年の違いがある。そして、治験が進んでいないので、どのくらいの有効性かも明らかにされていない。だが潤沢にあると思われた日本のワクチン在庫量も、1日100万回の接種が現実になると、どうやら、底をつきそうになってきた。案外、塩野義のワクチンが活躍するようなことが起こるかもしれない。(くちなし亭、2021.06.27)

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この車いすの青年の方が機械を使いこなしている

2021-06-26 09:39:20 | FP
木曜日のことだ。地下鉄の車内は乗客で混んでいた。車いすに乗った一人の青年が勢いよく車内に入り込んできた。ホームと電車の床とは段差があって、駅員が彼のためにスロープを作り、スロープを上るために勢いをつけたのだろう。当然、他の客は彼のために場所を開ける。ほんの一瞬の騒乱は瞬く間に消えて、再び、静かな車内に戻る。私は座っているので、その青年の動きが目に入る。彼は手足ともに不自由だ。切断か、麻痺か、あるいはその他の理由で、手足がない。車いすの制御は体全体を使って、行っているようだ。しばらくすると、どこから取り出したのか、ペンを口にくわえて、そのペンで、車いすに備えつけられたスマフオを操作し始めた。器用である。多くの客のいる車内で、彼に注目しているのは私だけのようだ。もちろん、私にしても、美人が目の前の椅子に座っていたら、たぶん、彼女の方に関心は移るのだろうが、今回はこの青年の動きが気になった。考えてみれば、私たちは皆、この青年のようなものだ。パソコンやスマフオ、ラインなどでなんでも処理してしまうから、書くことも、声を発することも苦手となった。できないとは言わないが、たまに書く自分の名前すら、こんな汚い字だったろうかとあきれ、声を発することも少なくなったので,活舌が悪くなった。他人は聞き取りにくいという。私たちは,皆、このお車いすの青年のようだから、誰もがこの青年に関心をよせはしないのだ。だが、むしろ、この青年の方が機械を使いこなしているようにしか見えないのである。(くちなし亭、2021.06.26)

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