夢をかなえるキャッシュフロー表

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くるみ割りカラス、再び。

2021-02-28 10:14:53 | FP
カラスが頭の良い鳥であることは間違いない。ヤタガラスなどは日本サッカーの守護神になっている。秋田県大仙市大曲金谷町の交差点では、以前から道路にクルミを置いて、自動車にクルミの殻を割らせるカラスが目撃されていた。しかし、この4年間、くるみ割りカラスは現れなかった。多くの人が死んだのだろうと思っていた。しかし、再び、あのカラスが現れたのである。くるみ割りカラスだが、そのクルミはカラスがどこからか運んできたものではない。人間が与えたものである。最初のきっかけは分からないが、人間がクルミをカラスに与える。カラスはその固い殻に入ったクルミを自動車が通りそうな場所に置く。試行錯誤を繰り返し、カラスはクルミの場所を、自動車が良く通る場所へと移したりする。その様子を人間が見て喜ぶ。「なんて、頭の良いカラスなんだ。」と感嘆するのである。でもまあ、これは考えてみれば、オームに芸を仕込んでいるようなものだ。(くちなし亭、2021.02.28)

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毛の伸び過ぎた羊は二度と自由の天地を求めない。

2021-02-27 10:35:28 | FP
羊の原種である野生のムフロンは季節によって毛が自然に抜け落ちる。一般的に野生の動物は冬になると厚い毛で覆われ、夏になると毛は抜け落ちてスリムになる。だが、家畜化された羊の中には一生、毛が伸び続ける品種もある。それもこれも人類に貢献するためである。そんな羊が牧場から抜け出して、自然の原野に放されたら、さぞ困るだろうと思うのだが、それが現実になったようだ。オーストラリア南東部ビクトリア州で、大量の毛に体を覆われた羊が見つかった。名前はバーラックと言う。牧場から逃げ出して、静かな森の中で生活していたようだ。だが、その毛の量は35キロに増える。羊にとっては毛は重いし、前は見えにくし、このままいけば、足も折れる。野生ではとても生活しにくかったのではないかと思われる。幸いだったのは草を食べる羊には食事に困らなかったことと、羊を襲う狼などがいなかったことだ。幸い、バーロックは見つかり、保護され、今はさっぱりと毛がかられ、囲いの中の仲間と楽しく過ごしているという。二度と自由の天地を求めて、出ていくことはなさそうだ。人間も年をとるとひげとか耳の毛とか、やたらと伸びる。うっとうしくてたまらぬ。これは遺伝子交配で何とかならぬかものか。(くちなし亭、2021.02.27)

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日銀は日本最大の株式投資家になってしまった。だが出口が見えない。

2021-02-26 11:00:34 | FP
25日の日経平均株価は3万円台を維持している。株高である。この株高を演出したものの一つに、日銀の株買いがあったことは間違いない。日銀が、金融緩和の一環として上場投資信託(ETF)の買い入れを始めてから10年が経つ。中央銀行がリスクの高い株式関連資産を購入するのは極めて異例だが、日銀が目指す2%の物価目標は達成できないまま。一方で保有残高は時価ベースで約45兆円に膨張し、日銀は年金機構を抜いて、国内最大の株式投資家になったとみられている。問題は出口戦略の難しさである。株を購入するときには買うことが宣伝されても良いのだが、今回のように株高になり、売りたいと思うときに、密かに売り抜けることができないのである。日銀が売ったということがひとたび大きく報道されれば、それは投資家心理を冷やし、大暴落にもつながりかねない。しかも、現状はコロナによる不況下である。責任問題にもなる。当然、躊躇する。躊躇すれば、日銀の思い描く出口戦略が遠のくのである。それはまた、日銀の健全性も遠のくのである。(くちなし亭、2021.02.26)

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新型コロナウイルスの戦いと並行して、人類はコンピューターウイルスとの戦いもしている。

2021-02-25 10:55:25 | FP
ウイルスと言っても、今、流行中の新型コロナウイルスではない。コンピューターウイルス「エモテット」の話である。「エモテット」はいわゆるなりすましウイルスである。実在の人や組織になりすまし、送られてきたメールの添付フアイルを開くと、パソコンに侵入する。感染したパソコンの受信メールを盗み取り、パソコン持ち主になりすまし、新たなパソコンへの侵入を繰り返す。2017年に見つかり、これまでに170万台以上のパソコンが感染したと言われている。 この「エモテット」壊滅作戦のために、テントウムシ作戦がこのたび実行された。欧州刑事警察機構(ユーロポール)によれば、オランダ、ドイツ、米国、英国、フランス、リトアニア、カナダ、ウクライナの捜査当局などが参加し、エモテットに指示を出すサーバーの所在を突き止め、自国内にあるサーバーの押収や停止に乗り出したのである。指示を出すサーバーの元締となる重要なサーバー3台のうち2台はオランダにあったという。もう一台はどこだという情報は伝わっていないが、新型コロナウイルスと一緒で、十分に抑え込めば、再び急激に増殖するまでの時間はかせげる。時間が稼げれば、私たちの持っているパソコンも新しくなる。テントウムシ作戦は、「エモテット」に対して、押収されたサーバーを通じ、自ら消滅するようにという指示される4月25日正午に終わる。(くちなし亭、2021.02.26)

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春になり、コウノトリに春が来た。

2021-02-24 10:43:35 | FP
渡良瀬遊水地はその広さで本州有数の湿地帯である。渡良瀬川に思川と巴波川の2つの川が合流する地点で、堤防によって囲われ遊水池となっている。足尾銅山の鉱毒対策と言う目的で造られたと言われているが、今や自然の宝庫である。私自身は森高千里さんの渡良瀬橋や私自身の小説の中に、思川が登場するので、思い深いところである。その渡良瀬遊水地に国の天然記念物のコウノトリが定住して久しい。長く、雄のヒカルと歌というカップルが親しく暮らしていたのである。しかし、歌が昨年10月、骨折がもとで死んでしまう。歌を求め、鳴き崩れていたヒカルであったが、春が来て、ヒカルに春がきた。レイという新しい伴侶を見付けたのである。コウノトリの立ち直りは早いのである。いつまでも過去に引きずられて渡良瀬橋を口ずさんでいる私とは違うのである。(くちなし亭、2021.02.25)

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