夢をかなえるキャッシュフロー表

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今日、下関から捕鯨船団が出港した。

2019-06-30 10:39:51 | FP
浅草にクジラ屋という店がある。クジラ肉を扱う店だ。日本はこれまで捕鯨に関して、IWC(国際捕鯨委員会)の規制の中にあったので、おいそれとクジラの肉を食べることができなかった。戦後の一時期、給食にも出た鯨肉は懐かしい。尾の身の脂肪分は酒のつまみのあう。先日、友人と入った店に、鯨肉の大和煮の缶詰が売っていて、思わず購入してしまった。おいしいとか、栄養になるとかという前に、何とも懐かしいのである。IWCが議論の場から捕鯨反対の場に変わって久しい。日本は幾度も科学的な根拠を示して、捕鯨再開を求めたが、捕鯨反対運動が牛肉販売など、利権と重なってなされている以上、話し合いの余地は無くなったのである。そして、日本は昨年末にIWCからの脱退を表明し、6月30日に効力が発生した。今日が正式に脱退日となったのである。そして、下関や北海道の網走などから、日本の近海へ捕鯨船団が出港した。商業捕鯨の再開である。アメリカも昔はクジラの油でランプをともして時代には、捕鯨も活発に行っていたのだが、石油が採掘されるようになって、下火になり、さらに牛肉を世界中に売り始めて、捕鯨反対に回った。白鯨という有名な小説もノンヒクションの世界に閉じ込められたのである。(くちなし亭、6月30日)

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日本の陸上短距離界に新たな突風。

2019-06-29 10:36:26 | FP
昨夜は日本の陸上界にとって、記念すべき日であった。日本人は長距離のような持続性の必要な種目でしか、世界では戦えないと思われてきたのだが、最近の陸上短距離種目の躍進は目覚ましいものがある。昨夜も100メートル決勝で、9秒台から10秒台前半の記録を持つ選手たちが勢ぞろいし、日本の大会とは思われないような興奮が会場を包んだのである。その中で、今季、絶好調のサニブラウン・ハキーム選手が10秒02(向い風0・3メートル)で優勝を飾った。後半の加速は他の選手を圧倒するものがあった。雨の降った後のコンデイッションの悪さの中での記録なので、日本ではしばらくサニブラウン時代が続きそうだ。何といっても彼はまだ20歳なのだ。まだまだ伸び盛りなので、来年の東京オリンピックや数年後が楽しみである。さらに、今回の大会で、女子100メートルの決勝に、北海道・恵庭北高校の御家瀬緑選手が11秒67(追い風0・6メートル)で初制覇した。29年ぶりの高校生女王が誕生した。日本女子短距離種目は長く福島千里選手が引っ張て来たのだが、時代が変わろうとしているのかもしれない。(くちなし亭、6月29日)

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G20大阪での各国の関心事。

2019-06-28 10:52:58 | FP
今日から、大阪でG20サミットが開催される。この会議における各国の最大の関心事は何かと推測すると、アメリカのかかわりの多さという現実に突き当たる。アメリカは米中貿易摩擦とイラン問題、さらに言えば、北朝鮮問題、香港の自由化の問題など、取り上げる話題に事欠かない。そして、それらの問題の中心でもある。中国の最大の関心事はもちろん、米中貿易問題で、今はその核心的なところにあるフアーウエイの規制問題である。ヨーロッパ、特にドイツやフランスの関心は米中貿易摩擦とイラン問題だが、アメリカとは大きな温度差がある。できれば、どちらも穏便な方向で解決させたい。イギリスはブリグジットが迫っているので、アメリカと歩調を合わせておかなければならない。ロシアはアメリカや西欧からの経済制裁を緩和させたい。中国に接近するのはそのためだ。そして、そのほかの国々の関心は経済だ。アフリカ諸国の関心もインフラ整備らしい。そのなかで、韓国の関心は北朝鮮問題である。世界の関心が北朝鮮問題からずれ始めている今、G20のような場で、あまり固執すると孤立感を深める。日本の最大の関心事は米中貿易戦争だが、すべては29日の米中会談にかかっているので、見守るしかない。(くちなし亭、6月28日)

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トランプ大統領の武器、関税。

2019-06-27 10:39:48 | FP
アメリカのトランプ大統領は10日、2000億ドル分の中国製品の関税を10%から25%に引き上げた。もちろん、中国のメーカーにとっては、この傾向が続けば、製品の売り上げの減少が起きることは明らかだ。瞬間的には、アメリカ政府に関税分の税収が入るが、それはアメリカの消費者が負担することになる。だから、長期的にはアメリカ政府にとって、評判の良い政策ではないのだが、トランプ大統領はこれを武器に自分の評判を高めている。例えば、メキシコ国境を越えてくる不法移民対策に、メキシコへの追加関税を課した。アメリカへの生産拠点をメキシコに作っている企業にとっては、大変迷惑だ。アメリカへ生産拠点を移すかもしれない。メキシコはすぐに折れた。トランプ大統領を支持する人たちは拍手喝采だ。ではなぜ、トランプ大統領は関税を武器にするのだろう。一つは関税は政府の判断で行うことができる。議会の承認を必要としないのだ。二つ目は関税は多国間協議では武器にならない。なるのは二国間協議だ。そうなれば、アメリカの武器、広大な市場と強力な防衛能力を活用することができる。(くちなし亭、6月27日)

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今年の8月は物騒だ。

2019-06-26 08:14:50 | FP
日本にとって、この6月のG20大阪と7月の参議院銀選挙後に、大きな波が来るかもしれない。アメリカとの貿易交渉は8月に始まる。トランプ大統領は日本の大幅な譲歩を期待している。韓国とのいわゆる徴用工問題では、日本製鉄が保有する浦項製鉄株式の売却配当金が8月中に強制執行される可能性が高い。日本企業に実害が生じたら、報復処置をとると明言している日本政府は後に引けなくなる。G20大阪で、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平主席との会談が行われるのだが、その内容次第では、問題は解決されないばかりか、紛争は拡大するかもしれない。そうなれば、香港の民衆デモに一応屈服した姿勢を見せた中国政府も、新たに弾圧を始めるかもしれない。フアーウエイ問題で、米中がしのぎを削ので、韓国など多くの国で、対応を迫られることになる。米中が激突すれば、当然、北朝鮮問題も和平から遠のく。遠のけば、北朝鮮の国内問題も騒然としてくるかもしれない。(くちなし亭、6月26日)

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