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まずい時に、法律は施行される。

2016-10-31 11:16:01 | FP

韓国で、いわゆる「接待規制法」が先月末に施行されてから20日あまりが経つ。新法の正式の名称は「不正請託及び金品など授受の禁止に関する法」で、新法の立法化を推進した国民権益委員会の当時の委員長の名前を取って「金英蘭(キム・ヨンラン)法」とも呼ばれている。新法の趣旨と狙いは、韓国社会に根強く浸透している腐敗、不正の撲滅であり、その根絶にある。目的と名前は勇ましいが、今となれば、これを推進する朴槿恵大統領自身が潔白ではないのではないかという疑惑まで飛び出している。それはさておき、この種の法律は、どうも時期を逸する。日本でも官官接待などを規制する法律を作ったのだが、バブルが崩壊して、民間接待が激減して、官に頼っていた料亭などの産業が壊滅的な打撃を受けた。韓国も、今、経済の下降期である。このような時に、この法律が施行されて、ますます消費マインドが冷えることになる。目的や精神は良くても、時機を間違えるととんでもない悪影響を出すという見本である。もちろん、長期的に見れば、不正が減り、成長率を押し上げるのだが、それはあくまでも長期的な問題である。(2016.10.31)

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あるエコノミストの金利引き上げ提案。

2016-10-30 11:14:10 | FP

インドのエコノミストが中国経済の回復のために金利の引き上げが必要だと言っている。面白いというか、現行の経済学とは真逆の発想だが、一理はあるかもしれない。もちろん、日本のように国債発行額が天文学的な規模まで膨らんでしまった国では、当てはまらない理論ではある。中国のように、国民に借金があまりないという特徴をとらえたものだ。中国も日本のように、預貯金率が欧米よりも高い。その眠っている富を市場に解放させるというものである。普通に考えれば、低金利により、企業の設備投資意欲がわくと考えるが、ここでは高金利により、消費マインドが高まる。それが景気浮揚に繋がるというものである。さらに言えば、中国人の海外への投資意欲も強くなるので、中国資本が海外に移転する。当然、元安となり、元の切り下げが進み、中国の貿易も活発になる。ざっと言えば、このようなものだが、まず、中国人民が持っているとされる眠れる富がどれくらいのものか分からない。金利を上げることが消費にプラスに働くというのは、需要と供給のどちらを優先するかという問題と同じで、面白いとは思うが、日本の民主党政権下の消費先行政策の大失敗などを考えると机上ほどスムーズに進むとは思えない。(2016.10.30)

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超ひも理論、中性子は丸くなかった。

2016-10-29 11:01:19 | FP

私は物質とは細かく見ていくと原子の組み合わせでできていて、原子核を構成する中性子や陽子といった丸いものがぶんぶんと動き回っているのだと習ったような気がする。核開発を説明する絵などは、必ず、このような状態を図案化しているようである。だが、この理論では宇宙に存在すると言われるブラックホールのような多次元空間の存在を理論的に説明できないのだそうだ。そこで、注目を集めているのが超ひも理論である。米国籍の日本人物理学者・南部陽一郎氏によって提唱された理論だが、その中身はこの世界に存在するあらゆる物質をどんどん細かく見ていくと、やがてはそれ以上は分割できない最小単位が「極小の粒子」ではなく「細いひも」だという考え方である。紐というのは粒子とは違い、変形し、平たくなったり、揺れたりと不規則な運動を起こすことで、バイオリンの音が様々なテクニックで、様々な音を出すように、違った空間を作り出すというのである。私たちが他の空間を認識できないのは、その膜の中に閉じ込めれているからで、実際には余剰次元の空間が存在するのだという仮説である。私たちが小学校で習った真実だと思われていたものが、あれからわずか半世紀の間に、幾つも、覆され始めているのである。(2016.10.29)

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韓国がボロボロである。

2016-10-28 10:51:03 | FP

お隣の韓国がボロボロである。2,3年前に、朴大統領が世界各国にいわゆる告げ口外交を展開していたころの、高揚感はまったくない。まず、経済が悪化している。中国市場への傾斜が極端だったために、中国経済が鈍化すると、その影響をまともに受ける。その上、韓国経済を支える財閥系の企業が軒並み、不祥事を起こし始めた。サムスン電子、現代自動車、大韓航空系と健全でない財閥系はないと思われるほどだ。産業別に見ても、造船、鉄鋼、運輸など、不況産業がこれまでの韓国経済を引っ張ってきたのだ。これほどに、問題ばかりになると、さすがの韓国政府も手いっぱいになる。その結果が、韓信海運の破たん時の政府の対応のまずさだ。被害を拡大させたばかりか。韓国海運業の息の根を止めた。そして、それに輪をかけたのが、朴槿恵大統領の不祥事だろう。政府の機密文書を民間人に流していたという問題である。しばらくは政府は機能しないだろう。韓国経済は中国と同じで、不動産事業だけが活発である。だが、中身を見れば、家計の負債は増大の一途で、いつ、バブルが破たんするか分からない。日本人の立場に立てば、あれほど、日本を悪しざまに言っていた国なので、今更という思いもあるが、これほどに哀れの極みとなれば、少しは助けなければならないという気持ちも起こる。だが、中国は違う。「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備決定に対する報復措置を続けていて、韓国に行く中国人観光客を2割減らせと言う大号令をかけたという。泣きっ面にハチではない。泣きっ面に、蜂を放したのである。自然界では弱っている動物は捕食者のえさになるが、人間はそうであってはならないと思うのだが・・・。(2016.10.28)

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女子サッカーとバレーボール日本代表に、女性の監督が就任する。

2016-10-27 10:46:47 | FP

私の好きなスポーツはサッカーとバレーボールと卓球である。もちろん、自分が行うという意味ではなく、当然、見たいと思うスポーツである。その中で、サッカーとバレーボールは一時の隆盛期を超えて、峠を降り始めた時期に入ったと思われる。特に、女子はそうだ。だから、監督が代わった。この二つのスポーツ団体の日本代表の監督に、女性も監督が就任するのである。女子サッカーには高倉麻子監督が就いた。これまで、U17のワールドカップで杉田妃和選手などを活用し、優勝するなど、その手腕を発揮した。ワールドカップでは、ドイツやアメリカなどの監督が女性で、りりしい姿を見せているのであるが、高倉監督は彼女たちに匹敵する才能を持っている。私は女子スポーツの監督は女子でというような単純な発想は持っていないが、これまでの監督が経ち切れなかった斬新さで、果敢に、世界に挑戦してほしいものだ。さて、日本バレーボール協会は25日、女子日本代表の監督に久光製薬の中田久美監督を選んだ。実績もある女性監督である。試合会場などでは派手さは無いが、着実に実力を上げていく術を知っている。期待していた人事なので、うれしい。(2016.10.27)

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