ほぼこの1年を通して、私たちはコロナ禍の中ですごした。来る日も来る日もコロナのことばかりであった。コロナ禍を第1波とするならば、人類は第2波、第3波の災禍を迎えることになるのだろう。それもこれもコロナが引き起こしたものだ。中国をはじめ、大国は内部的な政治抗争が激化するだろう。コロナ禍の不況の中で、株価だけが上がっている。不気味な声が聞こえている。経済のゆがみが大国の力をそぐ。それは小国の混乱をもたらす。小国にはコロナのまん延を防ぐ手立てが弱い。人々の交流が少なくなれば、流通量も減り、食糧難などの危機が局所的に現れる。不安にさせるのは、このような時には得てして、突発的な戦争なども起こるのだ。異変時には大型地震も起こる。日本では南海トラフ地震や東京大地震が心配である。コロナを恐れるなとは言わないが、コロナ禍に埋没していてはいけないのである。その余裕はないのである。(くちなし亭、2020.12.31)
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