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香港デモと香港の経済的な地位

2019-08-31 10:51:30 | FP
香港というところは中国の1地域でありながら、特殊な立場にある。1国2制度と呼ばれるように、中国政府は香港の自由主義と資本主義経済を返還後50年間は認めることになっている。それ故に、香港はアメリカから優遇制度の恩恵を受けている。1992年に成立した「アメリカ・香港政策法」である。関税やビザ発給などで、特別な恩恵が香港に与えられている。だから、中国企業はアメリカへの輸出に当たって、香港経由で行うことが多い。さらに、香港の金融市場の大きさから、香港経由で資本を集めることも一般的である。中国企業の香港株式市場への上場も、この流れの中にある。一方、中国は香港など資本主義経済地域に隣接する地域に経済特区を新設した。特に香港に隣接する深圳は香港をしのぐほどの経済発展を成し遂げている。経済特区と他の中国地域との間はまるで外国のような厳しい検閲があるそうだ。逆に、香港―深圳間は緩やかだ。これを利用して、中国との貿易をする外国企業は香港経由で、中国に輸出する。深圳の中国企業に輸出すれば、あとは中国企業が中国国内で商品を販売するだけである。このように関税などの恩恵を受けるからだ。だが、今、その香港が揺れているのである。香港デモがこのままでは収まりそうにないのである。香港行政府トップの林長官がデモの発端となった「逃亡犯条例」改正案の撤回を提案したが、中国政府がこれを拒否したそうだ。残された道は林長官の辞任か、中国政府軍の介入だが、後者になるとアメリカは香港への優遇策を止めるかもしれない。泥沼化である。(くちなし亭、8月31日)


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ハゲも、多毛も、見た目が悪いらしい。

2019-08-30 10:09:44 | FP
ハゲを直す薬があったら、その人は億万長者になれると、巷間、言われたものだ。長寿の薬とハゲの薬は人間には叶えられないものだと言われていたものだ。だが、現在は違う。ハゲ薬も多くの医薬会社で開発され、市販されている。まあ、それらの会社はそこそこ儲かっていると思うので、その話も、まんざら嘘でもなかったと思うのである。ハゲは長寿の反対で、若々しさに欠ける。人はいつまでも若々しくありたいと思うのである。まあ、達観している私にはどうでもよいことである。自然であることが最善であり、それに抵抗しないというのが私のモットーである。どんなに女性から老けた老人と思われようといまさらどうということは無いのである。それはともかく、ハゲ薬が完全に医学として、成立していることがこのほど、明らかになった。スペインである。多くのお母さん方が、胃薬と間違えて、脱毛治療薬を乳児に呑ませてしまったのである。その結果、乳児は「おおかみ男症候群」という体毛が異常に生えてくる病気にかかってしまったのである。それも一人ではなく17人もの乳児というから、医師の処方箋に問題があったのではないかと思うのだが、体毛が増えたからと言って、死にいたると言うことも無いのだが、見た目が悪いのである。毛は多くあっても、少なくても、見た目が悪いものらしい。(くちなし亭、8月30日)

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アマゾンの森林火災は続く。

2019-08-29 10:52:17 | FP
アマゾンの森林火災がG7でも取り上げられた。アマゾンの熱帯雨林が地球上の多くの二酸化炭素を取りこんでいることから、地球の肺とも言われる。これに対して、アマゾン開発を推進するブラジルのボルソナロ大統領は内政干渉だとか、一部のNGO団体の陰謀だとかと言って、反論してきたのだが、ここにきて、消火活動のために軍隊の派遣も行い始めた。その素も、何故、最近、アマゾンで森林火災が多いのか。それはまず、熱帯雨林が農地開発や牧草地だけでなく、1本の道路で、分断、陸の孤島の様な存在になりつつあると言うのだ。熱帯雨林の深部は昔ながらのジャガーの住処かもしれないが、その周辺部は違う。湿度が減り、菌類が減って、乾燥化している。そこにいわゆる焼畑農業で、火をつける。熱帯雨林は滋味豊かな処と思われがちだが、思ったほどにと土地はやせ細っている。だから、一か所に農家は止まらない。次々に新しい土地を求めて、焼畑農業を繰り返すのである。しかもアマゾンは広大なので、日本や他の国の様な焼畑地を輪番制にして、繰り返し利用することをしない。地球に恩恵をもたらすアマゾンの熱帯雨林がドンドン減っているのである。今年はこれまでに7万件以上の森林火災が発生しているのである。それにアマゾンの熱帯雨林は杉林とは違う。花粉症はないかもしれないが、森へとはすぐに戻らない。(くちなし亭、8月29日)

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ケンタが肉なしチキンを売り出した。骨なしではない。

2019-08-28 10:38:05 | FP
時々、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の鶏肉の味が忘れられずに、店に飛び込むことがある。肉が食べたくなった時には、まさに手軽に入れる店である。その時には、昔ながらのカーネル人形が私を出迎える。不二家のペコちゃんに並ぶ人気者である。いやむしろ、阪神が優勝して、道頓堀にこの人形が投げ落された日から、ペコちゃんを凌ぐ人気者になっているかもしれない。さて、そのKFCだが、アメリカで、肉なしフライドチキンを売り出したそうだ。骨なしフライドチキンではないかと指摘されそうだが、間違いではない。代替え肉を製造するビヨンド・フライドチキンなるところが製造する植物由来のフライドチキンで、発売後、好評なのだ。確かに、KFCはファーストフード店の中でも、頑固で、MACなどが提供するようなお菓子類は無い。かたくなに鶏肉を提供する。それがまた人気の秘密なのだが、一方で不評である。世は健康食ブームである。美味しいか、まずいかは別にして、KFCは第1歩を踏み出したというところであろうか。(くちなし亭、8月28日)

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カルタゴの時代からのジレンマ。

2019-08-27 10:48:58 | FP
今回、フランスで開かれているG7を見るにつけて、世界は軍事と経済の2重構造であることが分かる。本来、G7というのはソ連という軍事的な脅威が弱まって、経済分野での調整を図ろうという目的でできたものである。その目的で、時の経済強国が集まったのである。しかし、経済は時々、軍事的な圧力にさらされて、ひるむ。経済と軍事力で圧倒的なパワーを持つのはアメリカだが、一般的には軍事力はその国の経済力の裏付けが無ければ維持できないと言われていた。しかし、原爆やら化学兵器やら、極めて安価で。しかも相手に脅威を感じさせる兵器が開発されて、北朝鮮の様な最貧国でも、原爆が持てることになってしまったのである。そうなると経済力だけで、ねじふせることが出来なくなって、再び、ロシアなり、中国などの加わるG20への重要性が高まるのである。しかも、原爆や化学兵器は使わない、使えない兵器にも関わらず、それをちらつかせる不気味さは常にあり、経済力に頼る国にとってはとても厄介なのである。そして、そのような国が多くなると、安心して、経済に特化できない。軍事にも、それなりに金を使えば、経済力は弱まる。カルタゴの時代からのジレンマである。(くちなし亭、8月27日)

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