人間はＡＩに気を使わなければならない。

ＡＩが人間にとって代われるか？この疑問に現在、設置進んでいるドライブスルーでの注文システムで試してみたという記事があった。チャットボット（自動会話プログラム）が、ドライブスルーの注文システムを乗っ取りつつあるというのだ。これが成功すれば、電話などに使われている音声ガイドも、そのうちにＡＩに乗っ取られることになるだろう。だが、記事によれば、まだまだのところもあるようだ。（１）普通に話さないと通じないことがある。怒鳴ったり、へらへら笑いながら話すとＡＩは怒りだすそうだ。（２）メニューに載っていないものを注文すると会話は止まり、ＡＩは無口になる。注文主はふざけてはいけないのである。（３）注文している最中にクラクションなどをならしてはいけない。ＡＩが気が散るからだ。つまり、これまでのドライブスルーで注文を取っていた可愛い女性店員以上に、注文主はＡＩに気を使わなければならないのである。（くちなし亭、2023.07.31）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp

アフリカのサハラ砂漠以南に広大なロシア勢力圏が生まれる。

　西アフリカのニジェールで２６日にクーデター起きた。この地域では曲がりなりにも民主主義を国是とする国であった。周りはマリ、ブルキナファソ、チャドと軍政の国である。軍政の国に囲まれながら、これまでは民主主義を守ってきた国であった。そのニジェールでクーデターが起こり、選挙で選ばれた大統領が拘束されたのである。宗主国のフランスやイスラム過激派との抗争を支援してきたアメリカなどの民主主義陣営にとっては痛手である。軍事クーデターという非民主主義的な行為は建前上、非案する以外にない。それに対して、権威主義国家、特にロシアにとっては好機である。傭兵集団ワグネルの活躍の場がまた生まれる。民主主義国家のジレンマが突かれるのである。結果として、アフリカのサハラ砂漠以南に広大なロシア勢力圏が生まれるのである。（くちなし亭、2023.07.30）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp

朝鮮戦争から７０年、記憶はないが日本はそこから立ち上がった。

朝鮮戦争（１９５０~５３年）が終結して、７０年を迎える。北朝鮮では盛大な式典が催されているようだが、韓国ではあまり大きな式典を行うということは無いようだ。それは休戦協定に韓国が参加していなかったという事情もあるのだろう。私は戦後生まれなのだが、朝鮮戦争は記憶にない。太平洋戦争は父親などから聞くが、朝鮮戦争は聞かない。だから、この戦争は見たこともなければ、聞いたこともないのである。だが、この戦争で日本は変わったのである。戦後、５年後、日本は新たな出発の時を迎えたのである。それから２０年を経て、東京オリンピックが開催され、高度成長気に入り、韓国も漢江の奇跡として、高成長を果たす。一方の北朝鮮は戦争当時、豊かな地として、アピールされていたのだが、やがて、独裁国家の罠にはまり、衰退していく。そして今、北朝鮮はウクライナ戦争で、衰退の危機にあるロシアと結び、生き残りを模索している。（くちなし亭、2023.07.29）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp

隅田川の花火大会が明日、４年ぶりに開催される。

明日は４年ぶりに開催される隅田川の花火大会である。我が家もその準備にてんやわんやである。久しぶりの開催とあって、９５万人を超える人出が予想されているそうだ。花火大会のプログラムを見ると我が家に近い第一会場の打ち上げ花火のプログラム数は２１で、２万発の花火が打ち上げられる予定である。今年の特徴は色鮮やかな花火と言うことで、楽しみである。日本で開催される花火大会の中で、隅田川の花火大会は江戸時代からの歴史があり、都会のど真ん中で、開催される数少ない大会である。だから、超大型花火はないのだが、代わって、新作花火などが披露されることで、美しさを競うのである。この花火大会のおかげで、我が家にも人が来てくれる。準備で大わらわなのだが、うれしいのである。（くちなし亭、2023.07.28）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp

中国外相の突然の解任。中国政府の中枢で何かが起こっている。

中国の秦剛外相が突然に解任された。秦剛氏がロシアの外交官と会談して以来、姿を消して１か月ほどたち、突然、理由も報道されずに解任された。その間、病気説や香港の女性有名司会者との不倫疑惑などが飛び出し、その女性も現在消息不明なのだ。しかもその女性にもイギリスのＭＩ６のスパイ、ないしは２重スパイなどの疑惑が取りざたされているのだ。ただ、中国では汚職や女性問題での解任はそれが最重要な問題ではない。解任の理由にされているだけである。そこには習近平主席やその他の政治権力での重要な摩擦が存在したからだろう。中国の外交と言えば、「戦狼（せんろう）」外交だが、秦剛氏も外務省の報道官時代には「戦狼（せんろう）」外交を展開していたようだが駐米大使になり、アメリカとの融和に力点を置くようになったという。それが習近平主席が外相に起用した理由だったのだが、どうも、対米関係がうまくいかず、路線対立が生じたのではないかと言うのが一般的な解釈だ。だが、３か月前には習主席の護衛を務める軍の高官が突然病死したという。中国政府の中枢で、何かが起こっている証拠だ。（くちなし亭、2023.07.27）

Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp