今年はうるう年で、2月は29日まである。ある意味、特異日である。そのうるう日に、天空でも特異な現象がみられた。逆さ虹である。虹は通常、円形で、左右の両端が下になる。それが逆さ虹では左右の両端が上向きになっているのである。「今日29日(木)の朝は関東や東北、北陸などで薄い雲が広がり、光学現象が現れています。空の高い所には鮮やかな環天頂アークが見られました。」とウエザーニュースが伝えている。環天頂アークとは逆さ虹のことだ。逆さ虹は太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現し、弓なりの美しい虹色を描き出します。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯ということで、今日の朝方に表れたということです。それでもめったに見られません。(くちなし亭、2024.02.29)
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