仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

自家製麺 ラーメンが止マラナイ

2024年04月27日 | 仙台市若林区

スイマセンブログの更新が滞っておりました。言い訳すると前回アップ後に弘前へ花見に行ったり急遽予約取れた北陸宿泊割で新潟へ泊まりに行ったりと忙しくしておりました…。

そんな中4/20モーニング娘。'24 コンサートツアー春 MOTTO MORNING MUSUME。@仙台サンプラザ夜の部に参戦してたのですがいや楽しかった。

コロナ禍が終わり昨年あたりからコール解禁になりましたがコールが懐かしいと言いますか、ハロプロ系のコールって他と違ってMIX(タイガーサイバー等々)やガチ恋口上(言いたいことが有るんだよ♪的なやつ)が無いのでそれが逆にホーム感が有って馴染みます。まぁ言っても自分地蔵なんですが(笑)

今回セトリも良かったな。ここ数年のハマり曲「Teenage Solution」と「青春小僧が泣いている」が聞けただけでも元が取れました。TSはまーちゃん無きあとやる意味ない曲だとかほざいてる人がネットにいましたけどあれは元々りおほまめいら15期のための曲なので(←個人的主観)全く問題無くてむしろ野中えもん氏が上手くまーちゃんパートを引き継いでくれてて良かった。まーちゃん推しからはそう見えるのかと独創的発想に感心しつつ、あとあんな最近の歌でも16期17期が入り歌割が変わっててホント一瞬でも見逃せません。

青春小僧はつんく♂氏が声帯の手術以降初めて娘に書き下ろした楽曲ってことであの難解な歌詞は未だに自分的には解読できておらずその前の「TIKI-BUN」(疾患が判明した頃の曲?)と双璧で歌詞が好きな曲なんですが今の現メンバーでしっかり歌い継いでくれてるのがもう嬉しい。

後はプラチナ曲「SONGS」のイントロが鳥肌モノで「生きるのが下手 笑うのが下手♪]って冒頭歌詞聞くとどうしても高橋愛のボーカルが浮かびますがそれを現メンバーがしっかりと上書きしてくれる瞬間がまた嬉しいんですよね。ちゃんと読みこなして自分のものにしてくれているのがパフォーマンスから伝わりましたしプラチナ期の財産があるのはやっぱ大きいな。

あと昨秋仙台ライブ参戦時まだ顔見せのみでパフォーマンス未参加だった17期の井上春華と弓桁朱琴ですがお二人とも少しづつパートが振られてて見せ場で生き生きと表情を見せてくれたのも良かった。

特にゲッターは…何だろうあの色気?(笑)今年高校生になりましたとかブログで読んだ気がしますが末恐ろしい15歳が入ってきたような気がしています。個人的には後藤真希が入ってきたとき以上のインパクトすら感じましたが。…いやロリコンちゃうわ(笑)

絶対化けるとここに宣言しときます。

一応苦言も書いときますと、ライブ全体的にボーカルに当てるエフェクトが強すぎて昔のマーちゃんも酷かったけどめいちとかアニメ声になっちゃってるのだけはなんとかして欲しい。円盤やBS生中継とかでは解除されてるので(ゼロではないけど)会場のSPで流す音だけやってるっぽいんですが、もっと真のボーカルで勝負して欲しいかなってそこだけは強く要望しておきたい。

 

 

さて週末特有の世迷言はこれくらいにして、

ラーメンの話に

今回は地下鉄東西線「六丁の目駅」近くに在ります「自家製麺 ラーメンが止マラナイ」に行ってきました。

こちら二郎インスパイア店のようですがコールの仕方や禁止事項が券売機のところに明確に張り出されていて分かりやすくて有り難い。

ちなみにコール「マシ・カラメは使用禁止」との事で。マシは”無し”と聞き間違えが多いワードなので分かりますがカラメNGはなんででしょうかね? 味濃いめって家系かよって思っちゃいますけどね。まぁルールさえ守ってればつまみ出されることはないはずだからよし(笑)

券売機見ると二郎インスパ以外のメニューもあるみたいで細麺メニューが該当する模様ですが、とりま二郎インスパの変わり種から注文してみます。

 

みそ(並)」930円+「野菜増」30円
ニンニク抜きアブラ少なめ味濃いめでオーダー

早速のスープですがガラベースは白濁で取られ濃厚で軽くトロミあり。クリーミーながら雑味は無く乱切りの背脂が少量浮かべられてこってりとしたやや重めな動物系といった印象。

味噌ダレは赤主体と白少々のブレンドかな。あまりひねらず豆の香りをそのまま生かしたような味わいで、味濃いめで頼んだ分やや強めに配合して頂きましたが味噌の香り強めながら塩気はそんなに強くは無くてややあっさりな印象。

素のスープを見たくてニンニク抜きにしましたが味噌に関してはニンニクを入れた方がバランス向上して絶対美味しくなりそうです。何ならニンニク多めで頼みたい。

麺はワシワシ食感の平打ち極太麺が合わせられます。デフォで気持ち柔らかめの茹で加減で並で270グラムとボリュームも十分。チャーシューは厚めカットでホロホロとホロける柔らかめな仕上がり。量もそこそこありますね。

 

ラーメン(小)」830円+「野菜増」30円+「お肉1枚」120円
ニンニク有り

早速のスープですが動物系は共通で白濁で取られたガラベースに軽く背脂を浮かべてこってり感を強めたもの。適度に野趣味も有って二郎インスパとしての要件を十分に満たしており良いベース仕上がりと思います。

合わせられる醤油ダレもかなり二郎に近づけた風味になってまして昆布系を効かせて旨味を強めてあり雰囲気も上々。

味濃い目にしていないのに”味濃い目味噌”よりもしっかりとした塩気が感じられましてやはり二郎インスパで食べやすいのは醤油って事でしょうかね。

麺は小で170グラムとこれでも十分な量あり。麺を減らして(-50円)その分野菜増し(+30円)や豚増し(+120円/枚)にするのもアリと思います。

 

さて「自家製麺 ラーメンが止マラナイ」ですが以前は飲み屋だったっぽくて照明が間接照明そのまま居ぬき利用?の少しダーク気味な店内でしたが雰囲気は悪くなくて女性の一人客とかもいらっしゃいましたね。コスパも悪くないですし、なかなか本格的な二郎インスパ的一杯に感じました。旨し。

(24/03/08)
自家製麺 ラーメンが止マラナイ/仙台市若林区伊在1-9-7

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白樺山荘 真駒内本店(北海道札幌市)

2024年04月19日 | 日本全域

前回の続き)旭川市で強烈インパクトな一杯を頂いた後は完全フリータイム。今旅のテーマ「忘れ物を回収に行く」も取りこぼしながらも概ね回れましたしあとはのんびり過ごすのみ。

 

そういえばサザエのおやき(大判焼き)が食べたいなと18:30頃イオン旭川西店に立ち寄ってみましたが生憎の売り切れ。結構早くなくなっちゃうものですね。

総菜コーナーを覗いたら美味しそうなお寿司が値落ちしてまして今夜の夜食にいろいろと購入。醤油も忘れずにゲットしておきましょう。

 

明日は今旅6日目でいよいよ最終日。千歳でのレンタカー返却期限が15時なのでとりま札幌方面に向かいます。

札幌のどこかで夜鳴きラーメンでも食べようかとススキノに繰り出してみたのですが0時過ぎだというのにどこもかしこも開いてるラーメン屋がことごとく大行列になってて兎角人混みが凄かった。コロナ禍も遠くになりにけり。平日なのになんでこんなに混んでるの?(笑)

夜ラーは諦めて「北欧の風 道の駅とうべつ」にて車中泊を決行。

こちらは2017年にOPENしたばかりの新し目な道の駅でして札幌から近いせいか夜中なのに若者がたむろしてたりしてかなり賑わって(ってかちょっと煩かったw)ました。でもトイレが綺麗なので何の文句も無し。

 

翌朝は起床後「北のたまゆら東苗穂」に移動してひとっ風呂頂いていきます。

こちら朝8時から開いてて大人490円で天然温泉で露天もあるって最高ですね。札幌って何気に日帰り温泉が安くて助かります。大広間も有るのでお風呂上がりに180度横になって休憩出来るのも有り難い。アラームかけないとこのまま夜まで寝てしまいそうです…

 

さてレンタカー返却前にサザエ@イオン千歳店に行きまして昨日買えなかったおやき(大判焼き)を土産に買っていきたい。

サザエのおやきにはノーマルな茶皮のものと、白いモチモチした白皮のと2種類ありまして個人的には後者が好きなんですが生憎この日は白皮のがお休みとの事でちょっぴり残念。茶色のをいくつか買いましたが、次回こそは白いおやきを食べたいな。ああまた旅の忘れ物が出来たかも…。

ってことで今回の旅もここまで。1泊6日で約2千キロ走りましたが道路が広いのでそんなに疲れないですし各地にグルメが有るからやっぱ北海道って楽しい。今回で根室・網走など道東エリアを回れたのでひとまず北海道を1周した気がしますが、まだ訪れていないもっとマイナーなご当地ラーメンとかもあるようなので次回が有ったらその辺を巡ってみたい。LCCピーチ様、格安セールをまたよろしくお願いします。

 

 

さて北海道を離れる前のラスト一杯は、この日のお昼に札幌市内の南区真駒内エリアに在ります「麺処 白樺山荘 真駒内本店」にて頂いておりました。

白樺山荘はそれこそ新千歳空港やススキノのラーメン横丁にもある超人気店ですがせっかくなので本店に乗り込んでみましたらログハウス風の店舗がなんともお洒落で雰囲気が良いですね。

メニューは味噌、正油、塩と一通りあり。本店限定鶏塩にも惹かれますがまずは定番のこちらを頂きます。

席にはゆで卵が置かれていて何と食べ放題な模様。いや素晴らしい。常識の範囲内でパクつかせて頂きます。

 

味噌」900円

早速のスープですがベースは豚骨で臭みは無く油量は強めでコク深く取られています。昆布系がさらりと効かせてあり根菜類も多めに合わせてあるようでボディの太いスープベースに仕上がっている印象。

味噌ダレは麹の効いたやや甘めな調味で配合もなかなかの濃い目。ただ塩気はそんなには強くなくて飲みやすさが有りますね。

野菜の甘みと相まったナチュラルな美味しさが有ってかすかに感じるゴマ油が良い隠し味になっているバランス感あり。札幌味噌系のスープには違いないけれどそのカテゴリーの中では少し味噌タンメン寄りなスープ印象かもしれません。

麺は味噌に合う黄色い中細麺で軽く縮れの入ったもの。チャーシューは細切れのサイコロ上で入り大き目なキクラゲは食感が良く板海苔、メンマ、カイワレ、ネギ、モヤシが少々入りシャキシャキッと頂けます。旨し。

 

」880円

早速のスープですが動物系のベースは味噌と共通のようで豚骨ガラ味に油脂多めは変わらず。スープ表層に軽く背脂が振りかけられてコクの強さが印象的です。

塩ダレは割とストレートなタイプで味醂系で少し甘みを加えてますが基本は動物系と野菜の旨みをそのまま生かした味わいになってますね。味噌よりも塩気が強くて磯海苔や昆布系の塩気も後押しになっているのかも。

チャーシューが豚バラのロールになってあと磯海苔が乗せられアトランダムに磯の香りをスープに与えてくれています。野菜は味噌には無かったニラとタマネギが入っていて味噌との差異化がいろいろと図られている模様。

実際スープの味わいもとんしお(豚骨塩味)的なものになっていて味噌とは全く異なった表情が見えるのは良いですね。美味いです。

 

さて「麺処 白樺山荘 真駒内本店」ですが平日にもかかわらず家族連れなど多数のお客さんで賑わって活気にあふれておりました。

「純連」「すみれ」辺りのいわゆる純すみ系のような味が濃くてラードたっぷりのストロングな札幌味噌ラーメンを食べなれてしまうと味が薄いような印象を受けてしまいますが、滋味に溢れた自然の旨味たっぷりの良いスープは老若男女に好まれる傾向があるかもしれない。ごちそうさまでした。

(23/10/04)
麺処 白樺山荘 真駒内本店/北海道札幌市南区真駒内柏丘3-1-40

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蜂屋 五条創業店(北海道旭川市)(2)

2024年04月13日 | 日本全域

前回の続き)オホーツク海を望む北の果てで懐古の一杯を頂いた後は少し雨が降ってきまして「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」へ移動して車を停めて一休み。

丘の上に見える光景がメルヘンチックだからこの名前なんだそうです。結構な観光地で割と賑わってました。

売店であの北海道名物の新商品?を発見。「白い恋人ブラック」ってなんやねん、ってまんまと乗せられて買ってしまいましたが美味しかったからいいや。

道すがら”菜の花畑”を発見。10月にまさか見られるとは季節感が…。


さてこの日は北見市のビジネスホテルに宿を取っておりましたので早めに予定を済ませて15時頃にはチェックイン。4日目にしてようやく身体を伸ばして寝られるこの喜びを少しでも長く味わいたい。

ちなみに道東エリアは北見市が比較的安い宿が多いようです。網走付近はちょっと高かった。

翌朝はお楽しみの朝食バイキングに舌鼓。この宿は季節毎に変わるスムージーが特色で「パインとマンゴーのトロピカルスムージー」「レモンとオーツミルクのビタースムージー」どっちもめっちゃ美味しくてお代わりしてしまいました。バイキング最高!

 

さてホテルを出た後は再び網走に戻りまして「北海道立北方民族博物館」へ行ってみます。

こちらは世界の北方地域の諸民族の文化を紹介する博物館でしてアイヌのみならず様々な地域の衣料や道具類など資料が展示されていて非常に興味深かった。白老のウポポイとも違った角度で見ることが出来て勉強になりました。

お土産コーナーではマペット欲しかったけどまぁまぁのお値段だったのと一つ買ったら全部揃えたくなりそうなので断念。でも可愛いっすね。次回買ってしまいそうな予感…。

 

その後は東進して小清水町に移動。小清水町のご当地ラーメン「恋麺」なるものが有りまして実は23年3月列車で浜小清水に来た時にシーズンオフで頂けなかったので(クリックで過去記事へ)今回再アプローチ。”忘れ物その5”小清水町のご当地ラーメン「恋麺」を食べてみたい!

お待たせしました 『恋麺』 いよいよ販売開始!! | 道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水

という事で「道の駅はなやか小清水」に来てみましたが、あれ?イートインコーナーが改修中でした…。「恋麺」自体は他にも町内5店舗で提供されているらしいのですがその情報が2018年から更新されておらず、食べログ等にも恋麺の情報なし。もし行ってメニューに無かったら痛いので今回は断念しておきます。忘れ物その5は回収失敗となりました(笑)

仕方ないので前回頂いてメッチャ美味しかったじゃがいものスイートポテト「小清水とろり」を購入して先に進みます。

 

さてせっかく小清水町まで来たのでもう少し足を伸ばして人気ラーメン店「弟子屈ラーメン総本店」も行ってみたかったのですが明日最終日で昼にはレンタカー返却しないといけないので行程的に厳しいか。大人しく千歳方面に戻ります。

小清水町から旭川まで約220キロくらいで下道だと4~5時間で行けそうなので今日の夕飯は旭川ラーメンにしよう。

道中小腹がすきまして「道の駅 遠軽森のオホーツク」にて「ジオソフト 黒ゴマ味」を購入。小雨混じりで少し肌寒い中ベンチに腰掛けて景色を眺めながら頂きます。

10月だというのにヒマワリとコスモスが同時に咲き乱れてましたが何の天変地異でしょうか?(笑)昨日網走で菜の花畑も見たっけ。北海道の季節感ってこんな感じなの?

 

さて夕刻の旭川に着きましたら一日一杯ノルマのラーメンを頂きたい。

今旅で「梅光軒」「青葉」と頂いてきたのでそうなると御三家の一角「蜂屋」も食べておかなくては。あっさり寄りの旭川醤油ラーメンが続いたのでこってり系の旭川ラーメンも行っときましょう。

蜂屋は以前「蜂屋 五条創業店」(店名クリックで前回記事へ)の方に伺ったので今度は「蜂屋本店」へ行ってみよう!と思ってましたが閉店時間が少し早くて15:20の閉店に間に合わず。19:50まで開いている前回と同じ店舗「蜂屋 五条創業店」に再訪です。

蜂屋も青葉と同じ昭和22年の創業だそうで旭川の老舗ツートップって事になるようですが、青葉もそうでしたが店の周囲に漂う豚骨と醤油の匂いがラヲタにはたまらんですね。

ちなみに蜂屋のラーメンは焦がしラードをスープに浮かべるのが特徴。ラードの量も「濃い」「普通」からオーダー可能になってます。※メニュー表から「なし」の選択肢が消えてましたね。なんでだろう?

 

しょうゆラーメン」900円
焦がしラードの濃さは「濃い」で注文。

早速のスープですがベースは白濁で取られた豚骨ガラ味でかなり濃厚に取られています。豚のクセも結構残っており野趣味を感じられる強めの動物系になっています。

動物系と魚介系は鯵の丸干しとのWスープとの事で塩気を伴う魚介系の旨みがぎゅっとこれも強めに効いていて、そして焦がしラードがスープを覆うように表層に浮かべられていて鼻腔を突くような刺激的な香ばしさを醸し出しています。

ラード濃い目で頼みましたので見た目凄いインパクトですが味的に濃すぎる事は無くて、動物系の野趣味や鯵のクセが結構強いのでバランス的に醤油とラードの濃度はこれ位が個人的には好みですね。

麺は縮れの入った低加水の中太麵が合わせられます。初めて頂いたときは”山頭火”っぽい麺だなと思ったんですが、少ないながらも旭川ラーメンを食べ歩いてきて多少の差異は有れど概ね低~中加水率で緩い縮れの麺が旭川らしい麺なのだなという事が分かってきたような気がします。

 

しおラーメン」900円
焦がしラードは「普通

ラード普通で頼むと見た目が「なんつッ亭」「桂花」辺りの熊本ラーメンに似てますね。まぁ熊本はマー油で旭川は焦がしラードと油が違うのとあと蜂屋の方が若干創業早いようです。

 

さて早速のスープですが動物系&魚介系のWスープは醤油と共通で塩ダレを合わせたスープですが醤油ダレと塩ダレの差異が少なくてそれよりも焦がしラードの量の違いの方が味に与えるインパクトが強いです。

豚骨はやはり濃厚で豚のクセが強め。鯵の魚介系もなかなか強烈で鰯や鰹とは異なる特有の味わいが感じられて、そういう旨味がラードを減らした分分かりやすくなってきてますね。

ただ素材が出す塩気が強くて塩ダレだけだとまとめ切れていない印象が有り豚脂か焦がしラードなど間を埋めてくれるもう一つが欲しくなる感じなので、気分や好みでラードを増減できる蜂屋システムはその点秀逸に思います。

 

さて「蜂屋 五条創業店」ですがやはり”焦がしラード”はこってり好きにとって魅力的で再食の訴求力になりうるアイテムと感じました。旨味ではないのかもしれませんが香りも大事。次回は本店の方にも行ってみよう。

(23/10/03)
蜂屋 五条創業店/北海道旭川市五条通7丁目右6

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オホーツクサーモン(北海道網走市)

2024年04月09日 | 日本全域

前回の続き)旭川で老舗の一杯を頂いた後は次の目的地の根室に向かいます。

実は2021年7月の北海道旅行でレンタカーで知床方面を回った際に時間不足で根室行きを諦めたことが有りまして(クリックで過去記事へ

旭川から少し遠いですが”忘れ物その4”根室のB級グルメ「エスカロップ」を頂きたい!の回収を敢行したい。

# ちなみにエスカロップとはケチャップライスまたはバターライスにポークカツを乗せてドミグラスソースをかけた根室市のB級グルメの事です。

 

ってことで三国峠の絶景を眺めつつ大雪山国立公園を抜けたら途中「チーズ工房白糠酪恵舎」に立ち寄りましておやつにチーズソフトを頂きながら一休み。

ベンチの横に生えてるのミントっぽい。植えたのかな。匂いはミントっぽかったですが口にする勇気はなかった。

 

さてその後も欲張って「涙岬展望台」まで足を伸ばしてみましたが時間が17時を回ってしまい特徴的な絶壁の光景を遠目に見る事は出来ましたが…

やはりこういう風光明媚な場所はもっと明るいうちに見るべきでしたね。

道東まで来るとシカの飛び出しが増えてきて何度か危ない目にあったりしつつさらに東進して根室市内に入ったのが19時頃。

ようやく「タイエー西浜店」に辿り着きましてお目当ての「エスカロップ」をゲット出来ました。

あとついでに「やきとり弁当」も買っておこう。

やきとり弁当って”とり”と言いながら豚肉使ってる北海道の人気グルメですがここ根室のコンビニ「タイエー」って函館「ハセガワストア」のエリア別フランチャイズなので根室でも「やきとり弁当」が買えるんですよね。

その他惣菜とかパン類とか品ぞろえが豊富で昨日コープさっぽろで買ったパンがまだ残ってるのにまたいろいろ買ってしまいましたが、まぁ何とかなるだろう。

 

クルマに食料品を積み込んだらこの日の夜は「道の駅スワン44ねむろ」にて車中泊を敢行。目覚ましを朝3時にセットして早朝目が覚めてから日の出前に納沙布岬へ向かいます。

北海道の東端・納沙布岬は道の駅からは約38キロで小一時間の場所に在り向かう道中から濃霧が立ち込めていて日の出時間を過ぎても生憎朝日を眺める事は出来ず。

北方領土奪還のメニュメントあり。カエル(返る)の思いが四島の方角を見つめています。

車に戻ってぼーっとしていたら雲の切れ間から朝日が見えてきました。国後島もはっきりと見えますね。海は穏やかで少し風が冷たい。あとめっちゃ虫が飛んでて自分はそんなに虫苦手ではないですが車に入り込んでその後難儀しましたw

帰り道すがら道端にキタキツネを発見。後ろ姿しか撮れなかったけど流石に可愛いな。

春国岱も行きたかった場所でして朝早くてまだ誰も居ない中この景色を独り占めできたのはラッキーでした。

ここは冬の雪景色もキレイだらしいのでいつかまた来てみたい。

 

さてここまでの走行距離が1,300キロ弱。ガソリン代だって安くはないので効率よく回っていこう。この後は海鮮グルメを頂きに網走方面へ向かいます。

予定表では明日5日目に網走で海鮮丼を頂く事にしていましたが、実は今晩北見市に宿を取っていて明朝ホテルのバイキングがあるので海鮮丼は一日前倒しして本日の朝ご飯にしたいところ。

ってことで国道243号線を北上。途中摩周湖の東側で山に大文字ならぬ大きな牛文字を発見。北海道っぽいなぁ。

 

網走市内に入りましたら「さかなの金川」にてテイクアウト海鮮丼をゲットです。持ち帰りしやすいように酢飯と別パックになっててこのクオリティでイマドキ500円ワンコインってのは破格ですね。

メッチャ人気でお客さんが途切れずに買いに来ててお昼前には売り切れてしまうそうです。焼魚丼500円もかなり良さげで次回はこちらも食べてみよう。

さて朝ご飯を頂いたら少しばかり網走を観光したい。能取湖のほとりにある「卯原内サンゴ草群落地」では秋になるとサンゴ礁ならぬサンゴ草が紅色に色づいて綺麗と聞いて行ってみます。

色的にはコキアの赤に近いカラーのようですね。例年9月中旬がピークだそうでちょっとシーズン終わり気味でしたがそれでも結構多くの観光客が来てて記念写真を撮ったりと賑わってました。

 

さてそろそろラーメンを頂きたい。今回は能取湖のほとり国道239号線沿いに在ります「ドライブイン オホーツクサーモン」に行ってみます。こちら昔ながらのドライブイン型店舗でしておばちゃんが一人でお店を切り盛りされている模様。

店外外装にかなり年季を感じましたが店内はもっと昭和のカラーを色濃く残した雰囲気になってましてレトロ感が素晴らしいです。

TVが液晶な以外は全て昭和そのものかもしれない。奥の座敷で高倉健が何か食べてても不思議じゃない雰囲気すら感じます。

あれってラジコンの飛行機かな。昔あった小型のエンジンとか付いてて飛ばすの難しいやつ。もう壊れてるっぽいけど昔は空を飛ばすおもちゃって高価だったからああいうのも高かったんだろうな。なんであそこに置いてるんだろう。オブジェ?(笑)

感傷に浸りながらメニューを拝見。「サンゴ草ラーメン」ってえ?サンゴ草って食用なの?とか思いましたがそうでは無くていろいろ海鮮が入ってるラーメンだとの事。

 

帆立ラーメン」700円

早速のスープですがベースはガラ味で鶏油など動物系の油脂が浮かびコクを持たせたもの。元ダレは塩ダレで野菜等の熟味を効かせたスタンダードな塩ラーメンスープ的味わいがありイマドキな感じです。

少し燻味が感じられて何起因か分かりませんでしたがそれがスープのアクセントになっている印象あり。そこに主役の帆立が2個乗っかり磯味を醸し出してくれています。ホタテは大型で柱とヒモと立派に育っており満足度が高いですね。

麺は加水率高めの中華細麺が合わせられます。具は紅一点の赤いナルトと青菜はほうれん草かな。穂先メンマがやわらぎの食感をプラス。ラーメンにお麩を乗せるのは北海道~北日本のラーメンの特徴でしてスープをタップリと染み込ませてハフハフと頂くのが吉。旨し。

 

玉子丼」500円

サイドメニューの代わりにドンブリ頼んでみましたが親子丼の肉抜きなもので出汁でちょい甘めに調味された溶き玉子がタマネギなどにかかって普通に美味しいですね。

鶏肉の代わりにエリンギ?が入ってまぁまぁのボリューム感で食べ応え十分。みそ汁にベビー帆立が入るのでお漬物とセットで最小の定食として成立しいそうなお得なメニューになってます。

 

カウンターの上に安田顕さんのサイン色紙が一枚飾られてました。日付入ってないけどマスクしてるからコロナ禍の頃のかな。何食べたんだろう?

さて「ドライブイン オホーツクサーモン」ですがまるで昭和にタイムスリップしてしまったかのような雰囲気とお安いメニュー構成そしておかみさん(失礼)当ブログ史上過去イチ級に”絶メシ”度の高い食堂さんといった印象を受けました。いつまでもお元気で。また来ます。

(23/10/02)
ドライブイン オホーツクサーモン/北海道網走市字能取410-1

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旭川らぅめん青葉 本店(北海道旭川市)

2024年04月05日 | 日本全域

前回の続き)真狩村で至極の一杯を頂いた後は翌日の旭川に向けて国道230号線を札幌に向かおうかと予定していたのですが…、

昨日室蘭で夕陽が見られなかったのがちょっと心残りで、私バカよね~♪とか歌いつつ洞爺湖の横を抜けて南下してみます。

さっきあんなに近くに見えていた羊蹄山が洞爺湖の向こう側に。やっと頂上見せてくれましたね。

実は数日前に洞爺湖から近い昭和新山で土砂崩れがあったそうで現場が見られるかもと思い一応行ってみたのですが

そもそも崩れる前を知らないのでちょっとよくわからなかったw

昭和新山で大規模な土砂崩れ、「ガラガラと音立ち、上空に砂ぼこり」 [北海道]:朝日新聞デジタル

ただ昔は平地で畑だったところが隆起してあの頂上になったってのは流石にビックリです。火山のパワー恐るべし。

 

白鳥大橋を渡れば目標の道の駅はもうすぐです。

 

さて今旅で2回目の「道の駅みたら室蘭」に到着したのが16:30頃。今度は日没に間に合いました。

あいにく水平線際は雲がぶ厚くて太陽が海水に浸かる瞬間は見えませんでしたが、レンタカーのシートをリクライニングして100均で買ったクッションを首に当てて辺りが暗くなる中のんびりと仮眠を取らせて頂きます。

そして疲れがたまっていたのかぐっすりと寝てしまい目が覚めたのが20時頃。夕飯がてらどこかで室蘭カレーラーメンでもと思いググってみましたがどこも結構閉まるの早いのね。

まだ開いてそうな店に行ってみましたが閉まっててカレラーは断念。まぁ幸い昨日コープさっぽろで買った菓子パンが沢山あるので食うには困らず。ただこうやってラーメンを食べるチャンスを逃してるのは遺憾です。旅の忘れ物(心残り)を回収しながら増やしていってるような気がします。

 

さて今旅ですが事前に一応ざっくりと予定は立ててまして
明日3日目は旭川ラーメンを食べる事になってます。ちなみに明日以降は…

4日目:納沙布岬で日の出を見る。夜はホテル泊。
5日目:網走で海鮮丼を食べたい
6日目:仙台に帰る

という事でどこまで回れるかな?

とりま明日の旭川に向けて出発。苫小牧~札幌~滝川へは下道で進みます。

国道12号線沿いにいくつか道の駅があって出来るだけ旭川に近いどこかで車中泊しようと立ち寄ってみたのですが24Hトイレがウォシュレットじゃなかったりしたので(←大事)スイマセンパスさせて頂きまして、

深川ICから旭川近辺まで高速に乗りまして音江パーキングエリアで力尽きて車を停め翌朝まで仮眠を取らせて頂きました。えっと車中泊はNGというSA/PAがあるのであくまでも仮眠です(←大事)

売店とかの無い小さめなPAでしたが花壇に花が植えられていて綺麗なところでしたね。また旭川に来るときに立ち寄らせて頂こう。

 

さて翌朝起床後は旭川市街地に向かいまして旭川ラーメンの老舗「旭川らぅめん青葉 本店」で朝飯を頂きたい。

こちら旭川のラーメンを語るうえで一度は食べておくべき超有名店な訳ですが到着が遅れてスープ切れ閉店後だったり定休日に当たってしまったりと一度もありつけてなかったので今回は”忘れ物その3”青葉本店のらぅめんを頂きたい!の回収です。

 

駐車場が無いので近所のコインパーキングに停めて少し歩きますと青葉本店の開店時刻9:30前でしたがもう行列が出来ていて自分も列に接続。

開店少し前に二代目の店主さんが出てきましてベンチに座り注文聞きを始められました。

どこから来たの?と常連さん以外には必ず出身地を聞いてらして待ち時間ずっと何かしらおしゃべりされてて毎日のルーティンなのだろうが並んでいる人が暇にならないようにという配慮なのだろう。

「仙台さん入店どうぞ」と地名呼びで入店を促されてカウンター席に着席。厨房に渡された伝票にも仙台と書かれてて意外と便利なシステムなのかもしれない。

厨房内は三代目のご主人が仕切られてて狭いながらも活気があふれてました。

お兄さん仙台から来たの?と三代目から話しかけて頂きまして、その昔「仙台ラーメン国技場」(懐かしい…)への出店を誘われてたんだよと衝撃の事実を聞かせて頂きました。条件が合わず出店には至らなかったとの事でしたが、もしかしたら20年前に国分町で青葉のラーメンを食べてたかもしれなかったわけですな。すげー

 

正油らぅめん」850円

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで油量は程よく強め。適度にこってりさせた動物系に煮干しと昆布の魚介系がWスープで合わせられて旨味をブレンドしたスープ。

香味野菜でスープボディが太く充実感も有り。鰹節の粉が少し浮かべられて香りも良し。

醤油ダレは濃口主体で配合も適量。スープ表層にラードがあり肉味も効いていてやや動物系が強めですが、ただ旭川ラーメンってもっと醤油が強くてラードが強くてという印象を持っていたので想像してたよりかこってり突出という感じではないですね。

普段はあっさり派な方でも美味しく頂ける無化調で素材の良さを生かしたスープに仕上がっていると思います。

麺は加水率中~低の中細麺で緩い縮れの入ったもの。旭川でよく見かけるタイプの麺ですね。チャーシューはバラ肉ロールでトロっと柔らかな仕上げ。ネギ、メンマとトッピングも必要十分ですね。旨いです。

 

塩らぅめん」850円

スープベースは共通で動物系と魚介系のWスープが基調ですが醤油ではなく塩ダレを合わせる事で動物系の油脂がかなり前面に出てきてますね。

油脂の甘さがフワッと膨らんでマイルドさがあり香味野菜の甘みも相まって正油とはずいぶんキャラクターの違うスープになってました。

結構甘目なので少し胡椒を振っても良さそう。麺は共通の加水率低めの中細麵が合わせられます。

 

さて「旭川らぅめん青葉 本店」ですが店の外では二代目が店内では三代目がお客さんとずっとお話をされていてよくネタが尽きないというかトークスキルが凄いというか人柄の良さが際立ったアットホームな雰囲気が最高の一杯。

(23/10/01)
旭川らぅめん青葉 本店/北海道旭川市二条通8丁目左8 二条ビル名店街

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