(前回の続き)三重県桑名市にて国内最大級のイルミネーションを堪能した後はそろそろこの旅行も終盤。名残惜しいですが関西圏を脱出します。
下道をひたすら走り名古屋を抜けて静岡県湖西市の国道1号線沿いに有ります「道の駅 潮見坂」で車中泊を敢行。こちらでは目的がありまして…朝起床して道の駅がOPENするのをひたすら待ちます。
おおおネギがトッピングされてます。薬味が乗るソフトクリームなんて見た事ない(笑)
往路の「三保の松原」お土産店で頂いたしらすソフトともまた違った味わいが有って美味しい。ダッシュ村の人たちも食べに来たみたいですね。
お茶のソフトも充実してて食べたかったけど一気に2つも食べられないもんですね。大学芋ソフト(←これもかなりレア)にも後ろ髪をひかれつつ道の駅を出発して再び国道1号線を東進。
昼頃には浜松市に到着。往路でも立ち寄った「RAKU SPA Cafe 浜松」で昼風呂を頂きます。ここかなり気に入りました。温かいお風呂に浸かってたら長旅の疲れがどっと溶け出して来まして倒れそうになるのをこらえて早々に着替えてリクライニング室で仮眠を取ります。床に横になって寝られる幸せを噛みしめてしまいますね。
温泉でしっかりと睡眠をとった後は浜松市内のイオンに立ち寄りましてパン屋「カンテボーレ 」にて夕飯のメロンパンをいくつか購入。
「苺ミルクのメロンパン」「王様のとろーりメロン」そしてマフィンのような「ミルクメロンパン」をゲット。
買わなかったけど「キャラメルわんこ」「とりくん」の手作り感に胸を打たれます。このクオリティ、素敵やん(笑)
ミカン味のポテチって前にコイケヤで出してたの見た事あるな。ってか収束しちゃってますね。
その後はひたすら国道1号線を東進。静岡県って結構東西に長いですね。関東圏に着いた時にはすっかり夜中に。横浜の「麺場 浜寅(ハマトラ)」本店で夜食を食べようと立ち寄ってみましたが店前まで行くも自分の数人前で品切れ終了してしまい有りつけず。
何処で夜ラー食べようか考えながら東京を一気に抜けてしまい埼玉に到着。夜中1時を回りそろそろ空腹も限界に。
前回大宮市で話題の「空飛ぶらーめん」を頂いたことのある「ラーメン凪 大宮店」(クリックで過去記事へ)の今度は川口市にある「ラーメン凪 川口東口駅前店」に行ってみます。
ちなみにラーメンが空飛ぶのは大宮店のみとの事で大宮店は24時間営業ですがこちらは11:00~翌03:00までの営業になっています。
「煮干しラーメン・大盛」830円
オーダーは全て”オススメ”で。大盛まで同額との事で有り難く大盛で頂きます。
ラーメンは店員さんが運んできてくれました。…やっぱギミックが無いとちょっと物足りないかな(笑)
閑話休題、早速のスープですがガラベースはさらりとしており動物系油脂が適量に入りコクや円やかさを醸しています。醤油ダレは千葉産ぽい普遍的な味わい。ふんわりと気持ち甘さも漂っています。待望の煮干しについては20種類以上を一杯当たり60グラムの大量投入されておりかなり強く味わいを支配。
煮干は煮込みと魚粉で投入されていますが青森系のように丁寧に裏漉しして繊細に濃度を高める手法では無くて魚粉の味に近いリニアリティやダイナミック感があって一味違う印象。鮮度のいい煮干しのダイレクト感が味わえます。
中央にトッピングされた小魚は”銀付いりこ”の佃煮だらしい。甘めな味付けが為されており美味しい。辛味の「辛銀だれ」は前回2辛で頼んでしまいピリ辛で美味しかったんですが若干煮干しの邪魔をしてしまうバランスでした。今回オススメの”半辛”で頼みましたがこれくらいが丁度良いですね。無しでもいいかもしれません。
ガチガチの極太縮れ麺はゴニゴニっと力強い食感を提供。強いスープに負けていませんね。おそらく強力粉使用と思われます。
そして一反木綿みたいな幅広麺も面白い。写真ピンボケご勘弁。
だってツルツルしててすぐ滑り落ちちゃって写真撮りづらいんですよ(笑)
# サラリーマン?の男性が寝落ちしそうになってましたが(笑)もしかして飲み会の帰りかな?
大宮店の時にも書きましたが「ラーメン凪」と言えば元は豚骨ラーメンの人気店でしたが08年ごろから濃厚煮干し系も手掛けるようになり、そのルーツに07年9月と08年10月の2回の「青森ラーメン博覧会」ブース出店が有ってこれがターニングポイントになっているのかもしれません。09年3月には五所川原のエルム津軽ラーメン街道にも出店しておりました。
その後09年5月には凪ネクストブランドとして青森の人気店「長尾中華そば@青森市」によく似た名前の「西尾中華そば」(閉店済)を駒込にオープンさせておりこれが「すごい煮干ラーメン凪」のルーツになったと思われます。※そういえば仙台にもとうとう「長尾中華そば 仙台名取店」が出来ましたね。そのうち食べに行かないと。