仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

ラーメン凪 川口東口駅前店(埼玉県川口市)

2018年12月23日 | 関東圏

前回の続き)三重県桑名市にて国内最大級のイルミネーションを堪能した後はそろそろこの旅行も終盤。名残惜しいですが関西圏を脱出します。

下道をひたすら走り名古屋を抜けて静岡県湖西市の国道1号線沿いに有ります「道の駅 潮見坂」で車中泊を敢行。こちらでは目的がありまして…朝起床して道の駅がOPENするのをひたすら待ちます。

狙いは静岡名物B級グルメ「しらすソフト」

おおおネギがトッピングされてます。薬味が乗るソフトクリームなんて見た事ない(笑)

往路の「三保の松原」お土産店で頂いたしらすソフトともまた違った味わいが有って美味しい。ダッシュ村の人たちも食べに来たみたいですね。

お茶のソフトも充実してて食べたかったけど一気に2つも食べられないもんですね。大学芋ソフト(←これもかなりレア)にも後ろ髪をひかれつつ道の駅を出発して再び国道1号線を東進。

昼頃には浜松市に到着。往路でも立ち寄った「RAKU SPA Cafe 浜松」で昼風呂を頂きます。ここかなり気に入りました。温かいお風呂に浸かってたら長旅の疲れがどっと溶け出して来まして倒れそうになるのをこらえて早々に着替えてリクライニング室で仮眠を取ります。床に横になって寝られる幸せを噛みしめてしまいますね。

 

温泉でしっかりと睡眠をとった後は浜松市内のイオンに立ち寄りましてパン屋「カンテボーレ 」にて夕飯のメロンパンをいくつか購入。

「苺ミルクのメロンパン」「王様のとろーりメロン」そしてマフィンのような「ミルクメロンパン」をゲット。

買わなかったけど「キャラメルわんこ」「とりくん」の手作り感に胸を打たれます。このクオリティ、素敵やん(笑)

ミカン味のポテチって前にコイケヤで出してたの見た事あるな。ってか収束しちゃってますね。

 

その後はひたすら国道1号線を東進。静岡県って結構東西に長いですね。関東圏に着いた時にはすっかり夜中に。横浜の「麺場 浜寅(ハマトラ)」本店で夜食を食べようと立ち寄ってみましたが店前まで行くも自分の数人前で品切れ終了してしまい有りつけず。

何処で夜ラー食べようか考えながら東京を一気に抜けてしまい埼玉に到着。夜中1時を回りそろそろ空腹も限界に。

 

前回大宮市で話題の「空飛ぶらーめん」を頂いたことのある「ラーメン凪 大宮店」(クリックで過去記事へ)の今度は川口市にある「ラーメン凪 川口東口駅前店」に行ってみます。

ちなみにラーメンが空飛ぶのは大宮店のみとの事で大宮店は24時間営業ですがこちらは11:00~翌03:00までの営業になっています。

煮干しラーメン・大盛」830円

オーダーは全て”オススメ”で。大盛まで同額との事で有り難く大盛で頂きます。

ラーメンは店員さんが運んできてくれました。…やっぱギミックが無いとちょっと物足りないかな(笑)

閑話休題、早速のスープですがガラベースはさらりとしており動物系油脂が適量に入りコクや円やかさを醸しています。醤油ダレは千葉産ぽい普遍的な味わい。ふんわりと気持ち甘さも漂っています。待望の煮干しについては20種類以上を一杯当たり60グラムの大量投入されておりかなり強く味わいを支配。

煮干は煮込みと魚粉で投入されていますが青森系のように丁寧に裏漉しして繊細に濃度を高める手法では無くて魚粉の味に近いリニアリティやダイナミック感があって一味違う印象。鮮度のいい煮干しのダイレクト感が味わえます。

中央にトッピングされた小魚は”銀付いりこ”の佃煮だらしい。甘めな味付けが為されており美味しい。辛味の「辛銀だれ」は前回2辛で頼んでしまいピリ辛で美味しかったんですが若干煮干しの邪魔をしてしまうバランスでした。今回オススメの”半辛”で頼みましたがこれくらいが丁度良いですね。無しでもいいかもしれません。

ガチガチの極太縮れ麺はゴニゴニっと力強い食感を提供。強いスープに負けていませんね。おそらく強力粉使用と思われます。

そして一反木綿みたいな幅広麺も面白い。写真ピンボケご勘弁。

だってツルツルしててすぐ滑り落ちちゃって写真撮りづらいんですよ(笑)

スープまでしっかりと完食。「我が煮干に一片の悔いなし!」

# サラリーマン?の男性が寝落ちしそうになってましたが(笑)もしかして飲み会の帰りかな?

大宮店の時にも書きましたが「ラーメン凪」と言えば元は豚骨ラーメンの人気店でしたが08年ごろから濃厚煮干し系も手掛けるようになり、そのルーツに07年9月と08年10月の2回の「青森ラーメン博覧会」ブース出店が有ってこれがターニングポイントになっているのかもしれません。09年3月には五所川原のエルム津軽ラーメン街道にも出店しておりました。

その後09年5月には凪ネクストブランドとして青森の人気店「長尾中華そば@青森市」によく似た名前の「西尾中華そば」(閉店済)を駒込にオープンさせておりこれが「すごい煮干ラーメン凪」のルーツになったと思われます。※そういえば仙台にもとうとう「長尾中華そば 仙台名取店」が出来ましたね。そのうち食べに行かないと。

# さて今回が今年ラストの記事となります。お世話になりました。2019年もよろしくお願いいたします。

(17/12/29)
ラーメン凪 川口東口駅前店/埼玉県川口市栄町3-9-16

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山為食堂(和歌山県和歌山市)

2018年12月20日 | 日本全域

前回の続き)紀伊半島の南東端・新宮市で至極の一杯を頂いた後は県境をまたいですぐ近く「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」で車中泊を敢行。

建物の壁に面白い宣伝を発見。

「カメの甲羅を背負って写真撮影しませんか?」

・・・しません(笑)

さて今宵のお供は三重県の名酒「宮の雪 極上本醸造」をチョイス。こちら「モンドセレクション世界酒類コンクール」にて三年連続「金賞」を受賞している一品との事で、淡麗辛口ながらふくよかな熟成香が有りコスパに優れた味わいになっています。旨し。極楽すなぁ。

思い返すと12/24に仙台を発ってからはや3日目。24日夜は徹夜突貫ドライブだったもので今日12/27が車中泊3泊目ですね。そろそろ旅行も折り返し地点。ちょっとさびしくなります。

 

さて早朝にアラームをセットしてまだ暗いうちに起床。一度行ってみたかった絶景ポイント!三重県熊野市「丸山千枚田」に向かいます。

千枚田とはいわゆる棚田の事でこちらの「丸山千枚田」は日本一とも言われるその風景が評判を呼んでちょっとした観光地になっています。ちなみに田圃の数は千枚をはるかに超えて1,340枚にも及ぶらしい。

日本が誇る美しき絶景。人生で一度は見たい日本全国の「棚田」7選 | RETRIP[リトリップ]

※山形県「暮坪の棚田(くれつぼのたなだ)」や新潟県「星峠の棚田」(クリックで過去記事へ)など棚田がマイブームとなっております(^^

 

5:30頃に目的地に到着。年の瀬の冷たい空気感が辺りに漂っています。山間を少しづつ日が差し込み始めてやうやう明るくなってくるにつれて地元の方の住居が照らされていき生活感が見えてきました。

まるで巨大なピラミッドの中に住居を埋め込んだような不思議な空間が辺り一面に広がってます。山間の斜面でも米作りを諦めない日本人のバイタリティがこの景色に集約されているような気がしますね。来てよかった。

 

さて天然の絶景を観光した後は一旦和歌山に抜けてその後再び三重県桑名市に向かい「なばなの里」で国内最大級のイルミネーションを見学です。

イルミネーション|なばなの里

2016年末に訪れた「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」(クリックで過去記事へ)以来イルミネーションにすっかりハマってますが(←ミーハー、笑)会場中が沢山のライトアップで飾り立てられています。

「すわっ、UFOか!?」

 

ってなアトラクションも有りました。見晴らし良さそう!
なばなの里名物「光のトンネル」は最初桜色の淡いピンク色50Mからの…

スケールの大きい黄金色の250Mのロングコースが幻想的。カップルで歩けば恋に落ちる事必至でしょうなぁ(!?)

なんか悔しいのでステージ裏を晒しておきましょうかね(笑)

熊本くまモンとのコラボショーも開催されておりました。これプロジェクションマッピングではなくて全てLED電球のイルミネーションなんだそうで凄いお金かかってます。圧巻。

旅のクライマックスに相応しい圧巻のショーを堪能させて頂きました。棚田も美しかったですが”人口的な絶景”も良いものです。

 

 

さてラーメンの話に

お昼頃に和歌山市でご当地ラーメンを頂いておりました。和歌山ラーメンと言えば「井出商店」が有名ですが、そういえばかつての仙台ラーメン国技場に「和歌山中華そば 紀一」という店が有りましたがあちらも「井出商店」出身の店主さんでしたっけ。

今回はその「井出商店」と同年1953年創業の老舗「山為食堂(やまためしょくどう)」に行ってみます。店前駐車場は既に満車。諦めかけてたところ1台出ていく車が有りスルリと滑り込めました。ラッキー。

流石に人気店で行列が出来てますね。ここまで来たら並ぶしかない。ちなみに15分ほどで着席出来て更に15分で着丼でした。サラリーマンの60分昼休憩だとギリギリアウトな感じ?早食い&ダッシュで間に合うかな?

中華そば」850円

早速のスープですが3日炊いたという豚骨ガラベースはかなりの濃厚さで軽くトロミが有り油量は少なめ。骨粉の沈殿が出る程にガラの旨味を絞り出して来ています。

醤油ダレは軽く昆布系の旨味を持たせた味わいでわりとシンプル。配合もやや控えめで塩気も適度に有りますが東北人から見たらも少し醤油ダレを足したくなる感じかも。

麺はストレートな中太麺でモチモチした食感のもの。ちなみに細麺も選択可能との事でこのスープだと太麺・細麺どちらでも合いそうな気がしますね。

チャーシューはバラ肉でトロトロな柔らか仕上がりが3枚。カマボコとナルトのトッピングが元うどん屋だった面影を感じさせてくれてます。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて和歌山ラーメンの老舗「山為食堂」のスープですが魚介系や動物油脂を最低限に留めストイックに上質な豚骨スープを極めようというベクトルを感じます。

Vol.65:山為食堂 - 関西ラーメンKING 公式サイト

井出商店のスープよりもより醤油ダレが薄い印象が有りより豚骨本来の持つ旨味を際立たせたようなバランスは井出系でも車庫前系でもないオリジナリティを感じます。第3派"山為系"の力強い一杯。

(17/12/28)
山為食堂/和歌山県和歌山市福町12

# 食後店を出たら行列が伸びてました。これだと一時間昼休憩では食べに行けなさそー。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麺屋 志知(和歌山県新宮市)

2018年12月16日 | 日本全域

前回の続き)翌日は早朝から観光モードで”お伊勢参り”を敢行。

伊勢神宮は初めてでしたが何だか日本神話に出て来そうな建物が並んでいて京都の寺社仏閣ともまた違った様式美が有りますね。

まぁ自分の日本神話の知識なんて、ゆうきまさみ氏の「ヤマトタケルの冒険」(←傑作)を読んだくらいの浅い知識しか持ち合わせていないのですがそれでも来てよかったなと感動。

誰かが落とした使い捨てカイロがいとおかし。寒いは寒いですが歩きまわっていると寒さも吹き飛びます。

その後おはらい町・おかげ横丁を散策。

第三銀行のATMが隠れた人気スポットになっていて残高照会すると御神籤が出てくる仕掛けが面白くて皆さん意味も無く(?)残高照会されてました。

近辺の民間の方の正月飾り?に「笑門」って書かれたものを発見。これ仙台ではあまり見ないですね。ちなみに伊勢ではしめ飾りを一年中飾る事もあるのだらしい。流石神の国。

 

さて外宮・内宮と伊勢参りを終えた後は「伊勢志摩サミット記念館サミエール」に行ってみます。

こちらは2016年5月に伊勢志摩で開催されたサミットの概要や実際に使用された円卓や椅子を展示している記念館で入場無料が有り難い。

入場するといきなり首脳たちが迎えてくれます。

こちらがサミットで実際に使われた円卓ですね。

とりあえずお約束の記念写真をパチリ(笑)

各国首脳への贈呈品の紹介の中にお馴染み「ベビースターラーメン」を発見。って事は、あのオバマさんもベビースターを食べたのかな?

三重県津市のご当地キャラ「つ乃めぐみ」は、うましくに三重でセンターを張っているらしい。観光に訪れていたご婦人がもの珍しそうにマジマジと見てられたのもいとおかし(笑)

 

さて伊勢志摩を観光した後は日本最大サイズの半島である紀伊半島を南下。世界遺産の熊野古道の麓に有ります日帰り温泉施設「湯浴みぼっこ」に立ち寄りましてひとっ風呂頂きます。

世界遺産リゾート 熊野倶楽部 【公式サイト 】 天仰ぐ湯処 ゆ浴みぼっこ

最終入場20時を少し過ぎていましたが快く迎え入れて頂きました。辺りはすっかり暗くて露天風呂の開放感がイマイチ味わえませんでしたが比較的新しい施設のようで清潔感溢れる浴場で長旅の疲れをしっかりと洗い流すことが出来ました。有り難き。

 

 

さてこの日の夕飯は新宮市で人気のラーメン店「麺屋 志知(いち)」へ行ってみます。

カウンターのみの狭い店内で22時まで営業。この日も常連さんらしき方々がひっきりなしに来店されておりました。

ラーメン」700円

早速のスープですがガラは清湯で取られ油量はやや強め。濃口の醤油ダレが強め配合でかなり生じょっぱさを醸してます。スープ表層に背脂が浮いていますね。

醤油ダレに昆布を感じる他は動物系が主体で肉味溢れるワイルドな旨味が力強く効いていて有無を言わさぬ魅力有り。ガラ炊いた後あまり寝かせず臨場感をそのまま反映させたようなスープ印象です。

和歌山ラーメンとは違ってどちらかと言えば京都の濃口の醤油ラーメンに少し似ているかも。

合わせられるストレート細麺は加水率低~中程度で固さが選べます。九州麺っぽくバリカタとか書いてありましたが九州麺よりも僅かに加水率が高い。ひたちなか市の製麺所の箱が置いてありました。

チャーシューはバラ肉ロールでトロッと口中でホロける柔らかさ。ワカメが軽い磯味を添えます。

半分位食べ進めてからドンブリの縁に添えられた辛味を混ぜていくと一味変化が出て味変になります。辛さはピリ辛程度。旨し。

 

深夜営業のラーメン店って夜遅くに食べられるだけで有り難くて味は二の次なケースが多々ありますがこちらは当たりの店ですね。仙台からはなかなか遠いですがまた食べに来たい。

(17/12/27)
麺屋 志知/和歌山県新宮市別当屋敷町6-10

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かっぱ寿司 伊勢御薗店(三重県伊勢市)(7)

2018年12月13日 | 日本全域

前回の続き)浜松市にあるスペシャリティな日帰り温泉で汗を流した後は再び車に乗り込んで国道1号線を西進。昼間大混雑する名古屋エリアを真夜中の内に一気に抜けてしまいます。

三重県に入ったところで南下し四日市、津を抜けて松阪市に到達した辺りでそろそろ体力が限界に。コンビニで地酒を買い込み駐車場の片隅をお借りして一休み。

シートを倒してDVDを見ていたら何時しか睡魔に襲われてそのまま夢の中に…。翌朝目覚めたのは朝日も昇り切って通勤ラッシュも終わった10時頃でした。うーん流石に疲れがたまってましたかね。

朝ご飯を頂くべく地元で人気のパン屋「スペイン石窯パン513ベーカリー」へ立ち寄ってメロンパンを購入。天むす風パンなんてのも発見。ネタなんでしょうけど流石関西圏は面白いパンが有りますなぁ。

 

松阪市では観光目的で松阪城に行ってみます。安土城の築城に加わった蒲生氏郷が初代城主との事ですが氏は会津若松城に移りその後服部一忠、古田重勝らが入城されたんだらしい。その城址は公園になっていて寛げる場所になっています。

石垣の上部からは街も一望できますね。結構ギリギリなエリアまで立ち入り出来るようになってて高くてちょっと怖かった(←なら行くなよ、笑)

 

城を出て何気に松阪駅へ行ってみましたがローカルな駅舎で味わい深かったのですが特にB級的なコンテンツは特になく。松阪牛関連は値段が高すぎて縁が無いです(笑)

VIE DE FRANCE」にて定番のメロンパンなどを購入。

 

こちらをおやつに頂きながら紀伊半島を更に南下してみると伊勢市はすぐそこ。

こうなると「伊勢参り!いく、しかない。」(ノリが軽い)その前に伊勢神宮から山を登ったところにある「恵利原の水穴」へ行ってみました。こちらは日本神話で有名な「天岩戸(あまのいわと)」と言われている場所の一つ。

駐車スペースから少し歩くのですが日が落ちてきてきたせいか人影も無く厳かな雰囲気満点でちょっと寂しい感じでした。もう少し早い時間に来るべきだったな。

この洞穴が天照大神が隠れたという岩戸隠れの伝説の舞台だったのかもしれませんね。日本名水百選に選ばれている湧水は氷のように冷たくて口に含むとシャキッと背筋が伸びる思いを感じます。

 

更に湾の方まで移動して「夫婦岩」で有名な「二見興玉神社」に到着した頃には辺りはすっかり夕闇の中。

誰も観光客がいない中で冷たい海風にさらされながら写真をパチリ。

夫婦間をしっかりと結ぶす”しめ縄”ですが台風被害で切れたりする事も有るらしい。

夫婦岩の大しめ縄、また切れた 台風受難の二見興玉神社 - withnews(ウィズニュース)

夫婦の関係だって時には波乱が有るという事ですね(笑)

 

さて辺りはすっかり暗くなりそろそろ夕飯タイムですが今日ずっとメロンパンばかり食べてきたので何となくお米が恋しくなってきました。でもラーメンも食べないとブログのネタにならない。ってことで両方食べられる「かっぱ寿司 伊勢御薗店」(店名クリックで前回記事へ)へ立ち寄ります。

せっかくの旅先でかっぱ寿司というこの台無し感は以前にもやったことありますが(クリックで「かっぱ寿司 三条店(新潟県三条市)」「かっぱ寿司 大津尾花川店(滋賀県大津市)」記事へ)でもラーメンも寿司もデザートも同時に頂けるなんて最高じゃないですか!?

 

今回はまだ食べたこと無かったこちらのメニューを注文。

貝の塩白湯ラーメン」324円

巷のラーメン界でブームを巻き起こしているらしい意識高い系”貝出汁ラーメン”が何とたったの324円(笑)というかっぱ寿司価格って凄い。

さて早速のスープですがベースは鶏ガラの白湯でクセ無く綺麗に取られたもの。塩ダレはスタンダードな味わいの物で塩気が弱くマイルド基調な味わい。ややセントラルキッチン感が出てますがそこは寿司屋さんですのでアサリをガツッと乗っけて貝類の出汁をプラスして個性を出してます。

麺はオーソドックスな中太の中華麺で加水率高め。茹で加減は固すぎずモッチリとした食感で食べやすい仕上がり。

トータルで優しい味わいながら万人向けに整えられた安心して頂ける塩ラーメンに仕上がっていると思います。塩気を抑えているので汁物代わりにスープが飲めますし、これで324円なら文句無し。旨し。

 

さぁお寿司は寒ブリ、霜降り酢〆にしん、とろ〆さば、雲丹、そしてホタテのてんこ盛り。

期間限定のアサリの稲荷も美味しかった。

〆はデザートを連発で。
「リッチなホワイトケーキ」216円
「プレミアムホイッププリン」216円

 

「やる、しかない。」旅先でも安心して頂ける日本のファストフード寿司を庶民的な価格で提供し続けるかっぱ寿司を当ブログは応援しています。だから株主優待止めないでね(^^; ごちそうさまでした。

(17/12/26)
かっぱ寿司 伊勢御薗店/三重県伊勢市御薗町長屋2090

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燕三条ラーメン ガッツリ軒(静岡県浜松市)

2018年12月11日 | 日本全域

前回の続き)清水港の名物は~”しらすソフト”と男伊達♪

という事で(?)朝日に輝く富士山を眺めた後は静岡市へ移動してB級グルメを探索に出発デス。

 

清水港で揚がった海産物が集まる清水魚市場「河岸の市」なら「しらすソフト」が有るに違いない。だって静岡はしらすの水揚げ量全国一位なのだから。とばかりに行ってみましたが…、

マグロなど新鮮な魚介類をてんこ盛りした海鮮丼を出す食堂や高原で絞った牛乳をたっぷり使ったソフトクリーム専門店とか有りましたが「しらすソフト」は見つからず。海鮮丼がかなり安くて皆さん食されてましたが今の私は「しらすソフト」以外興味ない。

# 食堂に広瀬麻知子アナ@しょんないTV(クリックで過去記事へ)のサイン色紙発見。結婚おめでとうございます(涙)お幸せに…

 

次に観光地「三保の松原」へ行ってみます。

古くは万葉集に詠まれ歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」や「六十余州名所図会」にも登場する駿河湾越しの富士山や伊豆半島の眺めが美しい景勝地。もはや絵葉書のような美しさ。

対岸に見えるのは伊豆半島かな。先ほど間近で見てた富士山があんなに遠く見えますね。

三保松原の一角には天女が羽衣をかけたとされる「羽衣の松」がありました。現在の松は三代目だそうで初代の松は宝永4年(1707年)の富士宝永山噴火の際に海中に没したんだそう。

いや待って三代目って別の木だよねと一寸思いかけましたがそうやって伝説が継承されていくことにこそ意味があるに違いない云きっとそうだそんなことを思いながら駐車場に戻ってお土産屋をのぞいてみたらあっけなく「しらすソフト」を発見。ゲットです。

塩バニラ味のベースにしらすをトッピング。時折見える黒い目玉がチャーミング。左側には犬神家状態のしらすが見えますね(^^; 店主さんがおしゃべりで賑やかでした。きっと名物店主さんなんだろうなぁ。観光地あるある。

 

さて念願のB級グルメを堪能した後は静岡市内に移動。途中、南国風な木を複数見かけましたが何の木なんですかね。

そして教科書で見た事ある!登呂遺跡を観光。結構市街地に有るんですね。「どこでもいっしょ」に出てきたんだっけ?と思って調べたらトルネコに出てきてましたね(トロ遺跡)

周囲の地名まで登呂になってたのが面白いな。

 

さてたっぷり観光した後は浜松市まで西進し「RAKU SPA Cafe 浜松」に到着した頃にはすっかり夜に。こちら極楽湯の中でも全国に3店舗しかないスペシャル店で特に休憩所が充実しており居心地の良さはスーパー銭湯でNo.1かも知れません。

らくスパカフェ浜松

泉質は天然温泉で露天風呂も広くてお風呂もピカイチ。旅の疲れをゆったりと癒してくれます。まだ出発して24時間しか経ってないのにエラく疲れましたが明日はもっと西に行ってみよう。

 

 

さてこの日の夜はラーメンを食べなかったので別の日に浜松で頂いたこちら「燕三条ラーメン ガッツリ軒」をご紹介♪

静岡県から遥か遠い新潟県のご当地ラーメンを出すお店が何故か浜松に登場されてました。

本来は静岡なら静岡のご当地のラーメンなどを食するべきなのでしょうが燕三条系大好きなもので見過ごせなかった。行ってみます。

 

”燕三条系の真髄 背脂攻撃”の煽りに惹かれてこちらのメニューをオーダーです(燕三条系ってそんな戦闘的なラーメンでしたっけ?笑)

鬼油ラーメン」853円

ランチタイム大盛無料との事で有り難く麺大盛りで頂きます。玉ねぎ増し108円も追加しておきましょう。

着丼と共にぷるるんと揺れた背脂の山には武田信玄もビックリ。通常の3倍盛られた背脂の山がもの凄くて「山は動いた」と評したマドンナブームのたかこさんの言葉を借りるまでも無くいきおい背脂攻撃の矢面にさらされます。

いや本場の燕三条店でも大油だって通常こんなに盛らないですけどね。やり過ぎ位が丁度良いんだよ(by.EXILE俳優班の人@ビンタ!~弁護士事務員ミノワ)って事か。

早速のスープですがガラベースに豚脂強め。油量たっぷりこってり油膜の張られた動物系に香味野菜と煮干し主体の魚介系がしっかりと効いており概ね燕三条系を踏襲した組立てですが、ベースの時点でご当地よりもちょっと脂強めかな。

醤油ダレは濃口醤油主体で潤系より老舗系に近い味わい。磯海苔も乗ってないのでやはり潤系ではなく新潟のどこか老舗をモデルにしたか独学なのかな。

トッピング背脂はコテコテな味わいで甘味が薄くコッテリ感の強い所謂二郎インスパで使われるタイプ。これはこれで悪くないですが鬼油はかなり食べ手を選ぶ味わいになって来ますね。望むところでは有りましたが…タマネギ増量しておいて良かったな(笑)

麺は平打ち幅広の極太麺でおそらく全粒粉使用。固めで少しボソボソ感が有り燕三条とは違うのに少し杭州飯店っぽさが有って(ほんの少し)スープとのマッチングは悪くない。大盛りだとボリュームもばっちりで食べ応えは満点。

卓上のおろしニンニク、辛味噌が無料トッピング可。途中から味変で投入しながら頂きます。

とにかく見た目以上に背脂が多くてほぼ二郎インスパを食している気分ですね。「日本昔話ごはん」とかウケ狙いで頼まなくて良かった(笑)

何とかスープまで完食。鬼油やっつけたり!

 

さて「燕三条ラーメン ガッツリ軒」ですが新潟ご当地ラーメンのお店かと思ってたら「徳島ラーメン」の旗も立ってて節操の無さをアピール(笑)まぁでも良いものを取り入れる姿勢は悪くない。ネットで調べたら今は二郎インスパイアメニューも提供しているらしい。また浜松に寄ったら来てみよう。

(17/12/29)
燕三条ラーメン ガッツリ軒/静岡県浜松市中区船越町52-33

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする