仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

麺屋しゅはり(2)(青森県青森市)

2018年10月30日 | 青森県

前回の続き)津軽国定公園内「高野崎」にて遠く北海道を望みながら津軽海峡から吹き込む冷たい海風を身体いっぱいに浴びた後は、

海岸沿いを更に西進して今別町にある「青函トンネル入口広場」に向かってみます。

2016年3月に開通した北海道新幹線にはまだ乗ったことが無いのですが「新幹線はどこからトンネルに入るの?」と昭和の漫才師よろしくこちらの広場で確認できることが可能だとの事。

事前情報では有人の売店が有るとの事でしたが、あれ?日曜なのに閉まってますね。「ごんぼのお菓子」とか食べたかったのに。

売店の隣には神社が有ったのでせっかくなので参拝しておきましょう。参拝途中で貨物列車が通過してトンネルに入って行きました。不意打ちでしたがギリギリ撮影間に合った。

売店の窓に新幹線の通貨予想時刻が貼り出されていて間もなく新幹線通過しそうな雰囲気。

そうこうしているうちにトンネルからゴーという音が少しづつ大きくなってきてそろそろかなと思った瞬間、初音ミクカラーの車体がトンネルから飛び出してきました。

北海道からようこそ本州へ。向こう岸の展望台にはカメラを構えた観光客さんたちが動画を撮影されてました。北海道新幹線って今は函館までの運航ですがいつか札幌まで開通したらもっと本数が増えて便利になるんでしょうね。いつか乗ってみたい。

 

さて「青函トンネル入口広場」から少し移動すると新幹線の駅「奥津軽いまべつ駅」を見学することが可能。JR北海道管轄の駅でありながら本州内にある唯一の駅との事でかなり立派な建物ですが今別町って人口約2,800人だらしいので正直人口に全く見合わない駅舎になってます。

駅前の道路には良く出来た案山子が。左のおばあちゃん2名は見張りの方かと思ったらこちらも案山子なのね。リアルすぎてドッキリ。

海抜は33.4M 収束しちゃってます。

新幹線駅すぐ隣りにはローカルな津軽線「津軽二股駅」が有りました。無人駅なので普通には入れちゃいます。あ、これって大丈夫ですかね。○本伊代さん・○見優さんみたいに脱法行為ではないですよね(笑)

ちなみにこの2つの駅舎の完成前に訪問された方のブログが興味深かったので勝手に(スイマセン)紹介さて頂きます。この記事見て今回の旅行を思いついたのでした。

ミニレポ第201回 津軽二股駅と津軽今別駅

駅舎の敷地内には「道の駅いまべつ半島プラザアスクル」が有りまして色々買い物を決行。アスクルと言ってもオフィス用品店じゃないです。壁にABA坂本佳子アナの色紙を発見。「ひるまにあん」に出演されてましたっけ(クリックで過去記事へ)色紙の日付をみるに北海道新幹線の開通直前に来られたんでしょうかね。

 

さて今別町を観光した後は国道280号線の新道を南下してそろそろ帰路へ。道の先を見ると空に大きな×印が!えー?帰るなって事?(笑)青森旅行もそろそろ終わりです。寂しい。

 

青森市内に戻った頃には丁度辺りは夕闇に。そろそろラーメンタイム!

今回は人気店「麺屋しゅはり」(店名クリックで前回記事へ)へ行ってみます。こちら豚骨・魚介のWスープのお店ですが青森濃厚煮干し系ラーメンも大人気。

今年5月に食した時の低温調理チャーシューの出来が素晴らしかったので新店開拓をサボってまた食べに来ちゃいました(^_^

濃い目の煮干しラーメン」700円

全マシ的な「特製(チャーシュー、メンマ、味玉)」250円も追加トッピングして頂いちゃいましょう。

早速のスープですが豚骨ガラベースは綺麗に取られておりクセがなく油量も控えめ。やや端麗な動物系に煮干しがドカッと大量投入。ニボニボ系の要件十分で極めて強い煮干しの旨味を存分に醸し出しています。

煮干しは数種のブレンドか。魚粉は入らず煮出しで取られ酸味は少なく僅かな苦味がビターな風味を漂わせています。醤油ダレは適度な塩気が有り甘さはゼロではないが青森濃厚煮干し系としては甘くない方。最近はビター系のニボニボ系がトレンドのようです。

卓上には「刻み玉ねぎ」と「魚粉」が無料で置かれており自由に投入可能。味変で投入するのもアリ。

麺はストレートな中太麺で固めの茹で加減。パツッ、もにっとした食感が有りいわゆる無カンスイとは違う今時のタイプ。

そしてお楽しみのチャーシューですが食感は柔らかく肉味をたっぷりと残してあり味付けもしっかりめ。前回より火をよく通してあるようでもう少しレアでも良いかなと思いますがやはり美味いです。個人的にはベストオブ肩ロース賞を差し上げたい。

 

さて「麺屋しゅはり」ですがスープのクオリティが高く基本的に全メニューとも値段が安くて有り難いですね。青森は良い店が沢山有って良いな。ごちそうさまでした。

(18/09/23)
麺屋しゅはり/青森市松原3-15-30

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麺道蘭 青森店(青森県青森市)

2018年10月26日 | 青森県

前回の続き)藤崎町で至極の一杯を頂いた後は国道7号線沿い青森市浪岡エリアに有ります「道の駅なみおか アップルヒル」にて車中泊。

もう動かないと決めてから地酒をチビチビやりながら心地良い眠りにつく瞬間ってのは極上ですね。肴もたんまりと準備済み。気候も適温で車中泊日和。

# ちなみにこちら「道の駅なみおか アップルヒル」は比較的小規模な道の駅ですがトイレが綺麗ですし同じく車中泊している車が多いのでよく使わせて頂いてます。たまにパトカーも来るしでも基本的には職質されないし治安が良い所でお気に入り。

 

さて翌日は道の駅をハシゴ。鶴田町「道の駅つるた 鶴の里あるじゃ」にも立ち寄り旬のシュガープルーンやメロンを購入。仙台では絶対買えない値段で売ってるからついはしゃいで買い過ぎてしまいますね。はしゃぎ過ぎた後はシラケちまうやつ。トシちゃんね。トシちゃん25歳(←色々古すぎる)

 

鶴田町で買い物した後は津軽半島の最北端「今別町」に向かってみます。

ちなみに最近4千円で買った安ナビに目的地をセットして何気に走ってたら国道7号線の大釈迦まで連れていかれてビックリ。青森市街地まで行って油川から国道280号線を北上するルートを選択するアルゴリズムの頭の悪さに驚きつつもせっかくなのでナビの提案に付き合ってみます。

国道280号線(しかも旧道)をぐいぐい北上していくと対岸に鎌の形をした下北半島が見えてきました。恐山は昨年行ったっけな(クリックで過去記事へ

白く見えるのは奇岩が多数ある仏ヶ浦ですね。遠くから見ても綺麗ですがいつかちゃんと観光で行ってみたい。

 

そして目的地の津軽国定公園内「高野崎」に到着。噂にたがわぬ風光明美な場所でのんびり海を眺めます。対岸には津軽海峡を挟んで北海道が見えますね。

灯台の先には橋が有って干潮時は渡っていけるみたい。

草むらに花々を渡り歩くミツバチ発見。花もだいぶ少なくなってきていてそろそろ津軽の夏も終わりですね。

 

 

さてラーメンは昼に想定外で青森市に立ち寄った際に頂いたこちら

青森市内の国道7号線沿いに有ります「らーめん処 麺道蘭 青森店」から

こちら青森県全域~岩手県の二戸、久慈などに複数店舗を展開するFCチェーン店で朝ラーの旗が立っていて以前から気になっていたお店。お昼になってしまいましたが伺ってみました。

朝ラーは7-11時でメニューが4種。朝からライス無料とか破格すぎますね。こんなの会社の近くに会ったら寄ってしまいますな。勿論昼も夜もライス無料が嬉しい。

さらに入口券売機の近くにメニューを紹介するデカいパネルが有って各メニューに番号が振ってあり券売機で迷いにくい工夫が有るのも良い。

メニューは多数あって全体的に値段が安くお得感有り。

一番人気「濃厚極味噌ラーメン」600円に惹かれつつ今日は3番人気の煮干し系をオーダーです。

 

濃厚極煮干ラーメン」500円

お麩が乗ってる辺りしっかり青森煮干しインスパイアしてますね。

さて早速のスープですが豚骨、鶏ガラベースは綺麗に取られておりクセはなく油量少なめで端正な動物系の旨味を配しています。ややセンターキッチンらしき風合いですが相場以上の濃さが確保されており悪くない。

煮干しは片口鰯メインで煮出して入り微細な魚粉も加わりなかなかのニボニボ感有り。その他ワカメらしき海藻系とホタテ貝柱の風味も感じられて多層に魚介系の旨味を配して有り奥行きを出そうとしている工夫が感じられます。

麺は加水率高めの細麺で強く縮れさせて有りやや柔らかめ。津軽の中華そばに近い違和感のない食感のもの。チャーシューは焼豚系の味わいで既製品らしきタイプに焦がしを入れて香りを高めてあります。なかなか美味しい。

スープまでしっかりと完食。旨し。

 

ここまでニボニボ感を出したスープにALLタイムライス無料でワンコイン500円ならかなり有り難い。後はお新香が無料で付いてたりしたら定期的に通うレベルに思います(←欲張り過ぎ、笑)毎週水曜日は餃子半額サービス(今もやってるかは要確認)も良さそうですし朝ラーやってるのが良いですよね。次は朝来てみよう。

(18/09/23)
麺道蘭 青森店/青森県青森市石江字三好144

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麺房十兵衛 藤崎店(青森県南津軽郡)

2018年10月24日 | 青森県

前回の続き)青森市で極上の昼ラーメンを頂いた後は弘前市に戻り「JA相馬村特産物直売センター 林檎の森」で地産の名物を買い漁ります。

「嶽きみ」はそろそろシーズン終わりで小さめの生きみしかありませんが120円と処分特価。一方リンゴは出始めで早生の「とき」と「サンつがる」が激安。

アップルパイも安い。地元の農家の方が作られたアットホームな一品はお店で買うアップルパイともまた違った味わいで美味しい。

「林檎の森」の斜め向かいにある「スーパーさとちょう相馬店」では定番の「弘前の煮玉子」をゲット。弘前は山間の町ですが海の物も豊富にありニシン寿司(写真は以前の物)とか酒の肴にも事欠かない品揃えが素敵です。夏は車に置いておけないので買えなくて残念。

道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ」にも立ち寄って色々と購入。定番の源タレとかバリエーションが多い。ポテチまで出ててどんだけ源タレ好きなんだか(笑)

 

 

さて買い物三昧に明け暮れてい内にいつしか辺りは夕闇に…

そろそろラーメンタイム!

今回は南津軽郡藤崎町イオン近く(敷地内?)に有ります「麺房十兵衛 藤崎店」へ行ってみます。

以前に青森市サンロード近くの1号店「麺房十兵衛 青森店」(クリックで過去記事へ)には行ったことありましたがそれ以降、藤崎町に2号店、五所川原市に3号店を出店されて好調の模様です。

メニュー構成が少し変わりましたね。相変わらずメニューが多くて若干分かりにくい(笑)ですが「特濃醤油」がこってり系でそのこってり強化版が「極濃醤油」だらしい。「特製中華そば」はあっさり系で「にぼ醤油」がその煮干し版という位置づけ。他につけ麺、味噌、担々麺も有り。

となれば頼むべきは一番濃厚なやつ!

極濃醤油」800円

太麺・細麺から太麺チョイス。ライスとおしんこ(もやしナムル)無料が有り難い。ザク玉(ざく切りのタマネギ)も無料トッピングになっています。ニンニク、魚粉も無料。

さて早速のスープですが豚骨ガラベースは濃厚でトロミがありドロドロな舌触りが凄い。流石濃厚を”極”めただけありますね。そして油量は然程強くなくクドさが無い。根菜類も合わせられペジポタな風合いを持たせたベースになってます。

魚介系は煮干しがメインですが節も入って香り高く極めて強い旨味をスープに与えています。節の燻製香が有るのでニボニボ感は薄いですがバランスは良好。

濃厚なスープをやや甘めの醤油ダレがかなり強く配合され結構なしょっぱさ有り。ライスが有って良かった。卓上に醤油ダレが置かれてましたが極濃~に関しては使う場面が無さそうです。

麺はストレートの平打ち麺でモチモチとした食感のもの。濃厚なスープにさらりと絡みます。ザク玉が濃厚スープによくマッチしています。旨し。

 

特製中華そば」650円

こちらはあっさり系スープ。ガラベースは清湯で綺麗に取られており雑味なく香味野菜がさらりと効いていて昔ながらのオーソドックスな印象。

適度な甘さの醤油ダレに節がキリッと効いていて照りがあり醤油の美味しさを際立たせたスープ印象です。日本蕎麦屋のスープにも少し近いかも。以前頂いた絶品「醤油中華」(クリックで過去記事へ)の後継メニューかと思われますが相変わらず美味いスープです。

麺はストレートの細麺でやや柔らかめ。このときたまたまかも知れませんがもう少しコシを強めた方が良いかも。

餃子 6個」350円 こちらは王道のサイドメニュー。ライスが無料だと考えたらそんなに高くない?

無料のモヤシナムルは冷たく爽やかな酸味がありさっぱりと頂けますね。ライスにもよく合います。ライスとナムルの永久ループでいくらでも食べられそうですが、常識の範囲内で頂きましょう(笑)

 

店内は明るく活気が有って雰囲気が良いですね。卓上にイベントカレンダーが置いてありましたがクーポンサービスも有ったりして通いたくなります。濃厚スープもあっさりスープもどちらも美味しい「麺房十兵衛 藤崎店」の一杯。ごちそうさまでした。

(18/09/22)
麺房十兵衛 藤崎店/青森県南津軽郡藤崎町西豊田1-6-7

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丸海鳴海中華そば店(青森県青森市)

2018年10月21日 | 青森県

前回の続き)9月に決行された今夏○度目の青森県ラーメン遠征は弘前市相馬の「星と森のロマントピア」で朝風呂からスタート。

岩木山を眺めながら源泉かけ流しの露天風呂を味わえるこの贅沢さは何物にも代えがたい幸せですね。ピーカンの青空は日頃の行いの良さ故か。

朝6時から入浴で来てしかも朝9:30までは早朝割引310円なのが嬉しい。しかもシャンプー&ボディソープ備え付け有りなのも地味に有り難い。

 

ひとっ風呂頂いた後は林檎が実り始めた岩木山ではもはや定番の嶽きみを今回は”焼ききみ”で頂きます。

茹できみ、蒸しきみと頂きましたが焦げ目のある嶽きみは初めて。トウモロコシに塗られた甘めのタレが照りを醸し出しており何本でもイケてしまいそうな美味しさが有りますね。旨し。

 

天然のスイーツを頂いた後は青森市へ移動。なんと”づんだおはぎ”を扱う店が青森市に有ると聞いて「あおいくま」へ行ってみました。づんだ(ずんだ)と言えば宮城・山形圏の専売特許と思ってましたがいよいよ青森デビューなのか。

凄い住宅街の中に有って開店前から数名の行列が出来てました。

おはぎとシェークを購入。”づんだ”はミニサイズ60円で仙台で頂くものよりも緑豆の素朴な味わいを生かしたナチュラルな味わいで美味しい。マスカルポーネホイップを無料トッピング可能との事。

お店は個人で営まれているご様子で生産数が少なくあっという間に売り切れてしまいそうな勢い。興味のある方は開店前に行った方が良いかもです。づんだシェークも美味い。

 

 

さてラーメンの話しに

今回は創業120年と言われる超老舗の「丸海鳴海中華そば店」から

実は店前まで何度か来たことが有ったのですが、駐車場が店前に3台分しか無く何時来ても満車でスルー。今回は数度目の正直で1台分空きを見つけてするりと駐車出来ました。土曜日だったのが良かったかな。

メニュー見ると「そば中」と「そば大」のみ。メニューが少ないのは老舗でたまに見かけますがただ中と大で値段差が結構大きいのは何故だろう?(^^; 大がどんなものか?頼んでみたかったけれども連食予定があるので大人しく中でオーダー。

そば中」700円

ほぼ油浮きの無いスープに潔さを感じますね。

さて早速のスープはガラ不使用らしき味わい。昆布を効かせた醤油ダレに煮干しもしくは焼干しの出汁がキリッと効いたスープはやや酸味を持たせてありそこに香味野菜を効かせたバランス。

あっさり系と思いきやチャーシューの戻しと思われる動物系が思いの外強くて、これが煮干しから出ている酸味にカウンターを当てていて食べやすさや旨みの厚さを感じさせてくれています。

アスパム近くに有る人気店「まるかいラーメン」(クリックで過去記事へ)の創業店主がこちら「丸海鳴海」で修業されていたと聞いてましたが、「丸海鳴海」のスープは「まるかい」よりも酸味控えめでバランス感に違和感が無くこれなら青森地元民でなくても抵抗なく頂けるような気がします。

# 逆に言うと「まるかい」はなぜあのようなインパクト路線を走っているのか、そして青森市民から支持されているのか、そういえば両店ともレンゲが無いけどそれが良いのか?いろいろと興味深い。

とはいえ「丸海鳴海」も麺にもの凄い”うどん感”有りでムチムチ食感があってスープへの絡みもぷるるんとインパクト十分。

手もみが入ってコシも有る麺でスープとのマッチングはこれはこれで良いから面白い。麺を食べ進めるうち最初油浮きが少なかったがスープ表層にチャーシューからじわじわと豚脂が溶け出してきて味に変化を与えてくれるというギミック感も楽しい。

そのチャーシューはモモ肉で厚みがあり食べ応え十分。スープがややあっさりな分このチャーシューにしっかりと味付けが為されていて塩気に心地良さ有り。チャーシューメンを食べてみたい所ですがそういえば「中」と「大」しかメニュー無いんだっけ。

何のかんの言いつつスープまでしっかりと完食。成程これは通いたくなる味ですね。旨し。

 

# 丸い時計から買い換えたのかなと思わせる壁の日焼跡もまた味わい深い。

店内は常連さんらしきお客様で一杯。お子さん二人がお店のお手伝いされており昔の食堂のようでほっこりします。この男児がいずれ店主になり脈々とお店が受け継がれていくのでしょうか。それとも女児の方かな。歴史の1ページを垣間見れる老舗の一杯。ごちそうさまでした。

(18/09/22)
丸海鳴海中華そば店/青森県青森市長島2-12-3

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なかた屋 高田店(青森県弘前市)

2018年10月18日 | 青森県

前回の続き)岩木山で自然の恵みを頂いた後は弘前市内をぶらぶら。

流転な人生を過ごしていた学生時代によく”残飯”喰ってた居酒屋「流転」が店名変わっててワロスwww

居酒屋ワロスって店名なのか。厨二病発症してて弘前っぽくて良い味。ちなみに残飯ってのはそういうメニュー名です。200円位だったな。

 

閑話休題、弘前市内では今回もマイブームのアップルパイを求めて奔走。まずは土手町近く「patisserie verger(パティスリー ヴェルジェ)@百石町」にて「釜出しアップルパイ」を大人買い。

通常パイに使う林檎には酸味の強い紅玉系を使ったりしますが「パティスリーヴェルジェ」では100%地元産のふじをたっぷりと使用しており、窯でパリッと焼き上げて優しい果肉の甘さにバターの香りが映えたコスパにも優れた一品。

 

そして上鞘師町「ホテルニューキャッスル」1Fに併設されている「Le Castle Factory(ル キャッスル ファクトリー)」も人気の店舗との事でこちらにも立ち寄り「アップルパイ」を大人買い。

網目模様のパイ生地がお洒落なこちらはアップルパイコンテストでグランプリを受賞した事もあるとの事。売り切れ必至なので食べたい方は早めに行くことをお勧めします。

 

 

さて街をぶらぶらしているうちに夕飯の時間になったのでラーメンを。

今回は「中華蕎麦 なかた屋 高田店」に行ってみます。

以前1号店(現在の「神田店」)には行ったことが有りましたが(クリックで過去記事へ)今回の2号店(高田店)は国道102号線沿いドンキホーテ裏手に有って1号店よりも天井が高くて開放的な広い店内になってます。

ちなみに今夏メニューの刷新が行われまして1号店のみ煮干し系から家系に謎の変貌をされてましたが今は元の煮干し系に戻ったらしい。短い間に何が有ったのか!?(笑)

2号店が有る高田のこの辺りもすっかりラーメン激戦区になりましたね。ちなみにここってもしかして昔ステーキとか出してたレストランでしたっけ?昔行ったことあるような気がします。

 

コク煮干しソバ(中)」700円

早速のスープですが豚骨ベースは程よく動物系の旨味を醸しており濃厚ながら油量は強すぎず程良い加減。こってり過ぎない加減が絶妙。

合わせられる醤油ダレは濃口醤油主体でやや甘め。配合強めで結構きじょっぱさが有りチャーシューの戻しから来る肉味もたっぷりと効いています。

# スープが濃すぎる場合は店舗中央に割りスープがポットで用意されているのでセルフで調整可能です。

そして待望の煮干しは大量投入されており旨味がギッシリ詰まったような強いニボニボ感を醸し出しています。煮干しは煮出汁で丁寧に取られており雑味やエグミ等は少なめ。極少量入る魚粉は鰹節のようで煮干オンリーという事では無くてトータルで魚介系を強く押し出して来ていてます。この辺に本枯節を使う「なかた屋」らしさが感じられます。

麺は加水率中~高程度のストレート細麺。せっかくの濃厚スープなのでもう少し太麺で食べてみたい気もしますがまぁまずまずかな。

太めのメンマはコリッコリの食感が楽しい。チャーシューはバラ肉部位の厚めカットでボリューム有。適度に豚脂が入りトロリこってりした食感と濃厚スープに負けない濃いめの味付けでこれは美味い。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

# 店内の何処かしこにある謎の色紙が良い味。絵手紙チック?

 

なかた屋特製つけ麺(中)」700円

肉増し250円でオーダー。こちらはいわゆる濃厚豚骨節系スープですが節系の押し出しの強さが半端無い「なかた屋」流バージョン。

豚骨ベースに良質な節系が強めに香り動物系と魚介系が高めバランスで拮抗しているようなスープバランス。

節は鰹のようで風味よく食欲をそそってくれます。醤油ダレは濃口醤油主体で配合強め。ラーメンメニュー系よりも更に甘さとしょっぱさが際立っていて麺を啜るごと洪水のように旨味が口中一杯に広がります。

チャーシューはスープ中にバラ肉が入り肩ロース部位は肉増しトッピングのもの。肩ロースの方は肉味がしっかりしておりこちらも味付強め。バラ肉チャーシューも良いがロースも良質で美味いですね。どちらも甲乙つけ難く勝ち負けつかず、ケンカ両成敗で両方パクつきます。旨し。

 

さて「なかた屋 高田店」渾身のスープですがニボニボ系も美味いですが「つけ麺」により創業当時なかた屋のDNAが色濃く受け継がれているような気がします。弘前が誇る実力派の一杯。

(18/08/26)
なかた屋 高田店/青森県弘前市大字高田5-10-1

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