SONY, Micro TV の良好な物の在庫が無くなって仕舞ったので何台かレストアしておこうと取り掛かっ
た。 この種のテレビの修理のご依頼はこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ に
お願い致します。
先ずは 5-202 (左)と 5-303W(右) に取り掛かった。
今回のきっかけになったのはロッド・アンテナの修理で折れていた物を数本直した。
スピーカーを修復出来ないものかと外してみたが残念ながらボイス・コイルが根元で切れていた。
結局2台共CRTのエミッション(輝度)が低く実用レベルとすることは無理そうだった。
5月30日 今日は 5-303、3台と 5-205、1台を診てみた。
一応何とか実用となりそうな輝度の 5-303 が1台見付かった。
5-206 の輝度は十分だったが同期は水平、垂直共不完全だった。
右の 5-303 は一応ギリギリ実用となるレベルだったが、左の物は 12V回路の電流が 2A程流れて
おり水平の出力回路(フライバック・トランス周り)に問題が在りそうだった。 ラスターが出無いので
CRT の状態は不明。
5月31日 今日手掛けた2台は 5-303W(右)と 5-303(左)の2台。
幸い今日の2台は共に十分な輝度を保っていた。
6月1日 今日は 5-202 と 5-303 に取り掛かった。
5-303 の CRT は非常に輝度が高かった。 ただ偏向基板がシャーシの折曲がった部分にぶつかって
仕舞い、また電源トランスを固定しているビスにもぶつかっていて収められなかった。
5-202 も可成り輝度が高かった。
6月2日 今日は4台に取り組んだが画像が一部見付からない。 左は 5-303W、右は 5-202
5-202 はツマミが全て揃っていたが輝度はイマイチだった。
5-303W の CRT に加わっている電圧は正常だったが全くラスターは現れなかった。 明日は久し振
りに CRT チェッカーを引っ張り出すか。
6月4日 13台目は 5-303W でツマミは全て揃っておりロッドアンテナも可成り良好だった。
前面左側のパネルが無くなっていたが CRT の輝度は非常に高く、高圧が可成り高い様でラスターの
サイズが小さく、時々内部でスパークしていた。
白黒が反転?していた。
6月6日 5-303, 5-205, 5-206 の動作を診てみた。 5-303, 5-205 の輝度は低かったが 5-206 は可成り
の輝度が有った。 5-206 のシリーズは馴染みが無いが少し診てみよう。
6月8日 このシリーズを手掛けたことは数度しか無かったが久し振りに分解したが手順を忘れていた。
基板が1枚となり 5-202, 5-303 等と比べるとメンテナンスは可成り面倒になった。