テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Becker, Mexico Cassette Stereo

2020-08-31 16:38:37 | 

3台目は帰宅間際に届いた Becker, Mexico Cassette Stereo で FM のカバレッジの改造とカセット部
分の修理をご依頼頂いた。 この種のカーラジオの修理、改造等のご依頼はこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

先ずは動作を確認したが FM AM 共に良好だった。 ただカセットはベルト2本が可成り伸びていたが
これらを変えても好結果が得られるかは甚だ疑問だった。(交換も可成り梃子摺ることが予想される)

9月1日 FM のカバレッジを日本バンドに改造した。

 

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B&O, Beosound 9000

2020-08-31 15:03:38 | オーディオ

今日の2台目は突然これから別の者が届けるが宜しいかとのメールを貰い、これから一体何時に来る
のか問い合わせたが間もなく今そちらの前に着いたとの電話を貰い大いに慌てた。 せめて先方の都
合を確認した上で来て欲しい。 お陰で今日は石川町には行けなくなって仕舞った。 この種の機器の
修理のご依頼はこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

9月3日 先ずは動作を確認した。

上では CD1 を選んでいるが実際には CD3 の所で止まっている。 CD1、 2には偶に行くことも有った。

ガラスリッドは開くことも有ったが中々開閉しないことが多かった。

CD4 を選んでも実際に移動したのは CD3 と CD4 の中間辺りだった。 (何度か試した)

CD2 の所で止まっても CD が回転することは無かった。 CD3 の所で低速で回転することは有ったが
回転方向が逆だった。

お話では低速度で CD が回転したとのことで望み有りと想ったが残念ながら実際は制御系に色々な
問題が有る様だった。

 

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B&O, Beolit 505 (再)

2020-08-31 12:00:31 | ラジオ

今日の1台目は先日 カバレッジを日本バンドに改造し、ロッド・アンテナを交換した Beolit 505 で選局
が出来なくなり、また外部入力を増設して欲しいとのご依頼だった。 この種のラジオの修理、改造の
ご依頼はこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

ダイアル糸は見事に切れていたが今回の機種始め姉妹機種のマニュアルを見てもダイアル糸のストリ
ンギングの説明(解説図)は見当たらずひたすらトライアンドエラーを繰り返すことになる。

ダイアル糸は 0.3φ程の物が使われているが手元にこの太さのストックが無い。

ダイアル糸を先ず入手しなければならず先に外部入力アダプタを用意した。

9月1日 朝一で石川町に出掛けダイアル糸を購入した。

 

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B&O, Beocenter 9000

2020-08-29 21:26:53 | オーディオ

今日の2台目は Beocenter 9000 で CD が読み込まないとのお話だった。 この時代の物はレーザー電
流の調整が出来るので近々診させて頂こう。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

8月30日 朝一で動作確認を行った、カセットデッキの動作は可成り良好だった。

CD 部分は全く動作しなかったので分解に取り掛かった。

持っているドナー用の CD ドライブとは残念ながら構造が異なっていた。

久し振りに CD ドライブの回路図と調整方法が記されたものを引っ張り出した。

何せPDFをプリントアウトした資料なので文字が読み辛く R3102 を探し出すのに梃子摺った。

R3102 両端の電圧は標準で 45mV+/-5mV と記されていたが実測値は48mVだった。

レーザー電流調整の可変抵抗の調整で電流は可成り減らすことも出来た。

逆に多くすることも出来、目一杯増加させると74.5mVになったがこれでも変化は診られなかった。

 

 

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B&O, Beosound Century

2020-08-29 21:24:38 | オーディオ

1台目は Beosound Century で10年目にピックアップを交換し、その後は偶に使うだけだったが CD を
読み込まなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームペー
ジ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ いお願い致します。

8月30日 先ずは動作を確認した。 若干 CD は回転したが演奏には至らなかった。

CD ドライブは後期の物だった。

2箇所から購入したピックアップに交換してみたが好結果は得られなかった。

 

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簡単な症状の説明だけで修理代を見積もるのは不可能

2020-08-26 22:55:05 | その他

時々ラジオの音が出ないのだが修理には幾ら掛かるかと云った問い合わせを頂く。 時に何処の国の
物か知らされることも有るが、メーカー、型番、症状を伺っても実際に手掛けてみない限り確実な費用
は申し上げられず、可成り余裕を持った無難な金額を多分これ位の範囲内だろうとお伝えするしか無
い。  例えば米国製の電池管ポータブル・ラジオで音が出ないと云うだけでは多くの可能性が考えら
れる。   先ず真空管の劣化、或いは断線、出力トランス/スピーカーの断線、回路を形成している抵
抗器の断線やコンデンサの短絡、また商用電源を使う物では整流器の劣化等が考えられる。  またも
っと細部に言及するなら IFT (中間周波トランス)の問題が米国製の1940年代~1950年代の物に多
く診られこの部分の修理は難航する。 依頼される方は症状を伝えるだけで十分と想われるかも知れ
ないがその原因に依って要する時間は大きく変わり、つまり費用は可成り上下することになる。 
併せて可成りの時間を費やした結果修理が不首尾に終わることも稀に有り可成りの時間根を詰め取
り組んだ結果無償とはし難いのでこちらではその場合、診断料として1時間分を頂くことにしている。 
また先頃入手された物では無理かも知れないが、長く使われた物の場合は経歴を伺うと原因の特定
に役立つことが有るので是非お知らせ頂きたい。

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Philips, TX-1421A

2020-08-26 13:59:28 | テレビ

 今日お預かりしたのは久し振りの Philips, TX-1421A で昭和28年頃テレビの製造がままならなかった
松下幸之助さんが Philips を直接訪ねテレビの輸出や技術提携を依頼したと聞いている。 この種のテ
レビの修理のご依頼はこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

上の経緯から松下さんだけが欧州オリジンの真空管をテレビに採用していた。

当然だが内部は可成りのホコリだった。

お話では高圧整流管は本来の EY51 から別の物に換えられているとのことだった。 ところで EYと云う
ことは 6.3V の傍熱管なのか? 使われていた高圧整流管は想像通り 1X2B だった。
EY51 のスペックを見てみたが6.3V/90mA で傍熱管か直熱管かは不明だったが、電圧が 1X2B とは大
きく異なりフィラメント?(ヒーター?)巻き線の巻き数を増やす必要が有りそうだった。  それと EY51は
Wire-ended(ソケットを使わない) なので取り付けには工夫を要する。

通電を試みたが電源が入らなかった。 電源スイッチの接触不良の様だったが奥の手を使い通電出来
る様になり電源回路の電解コンデンサの一つから電解液が噴出した。 その電解コンデンサを交換後
ラスターが出始めた。

ビデオ・コンバーターを繋ぎ音声と映像の一部が出た(一応同期は取れていた)。

垂直振幅が少ないので先ずはこの部分に取り掛かろう。 今日は時間切れとなった。

8月27日 持ち帰った回路図で交換する部品の見当を付けておいた。

垂直振幅は可成り大きくなったが直線性に問題が診られたので調整した。

少し振幅が不足していたがまあ実用レベルとはなった。 若干垂直同期が不安定だったので同期分離
辺りのコンデンサを交換してみよう。 電源のブロック型ケミコンも念の為交換するか?

若干映像が下に来ていたのでセンタリングを調整した。

時にノイズが混入することは有ったがノイズの原因の特定は困難なのでここまでとさせて頂いた。

 

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日本 ビクター 3250TV ビデオスフェア(再)

2020-08-24 21:43:15 | テレビ

今年6月に手掛けた日本ビクターの球形テレビ 3250TV だが区内にお住いのカナダの方から連絡が有
りこちらが推奨した直流電源と米国から購入したビデオコンバーターを繋いでみたが砂嵐状態となるだ
けで一向に画像も音声も得られ無いが何が問題なのだろうと画像が数点送られて来た。 確かに直流
電源が繋がれており、ビデオコンバーターも繋がれていて画面にはホワイトノイズが表示されていたが、
そのビデオコンバーターには何も入力されていなかった。 こちらの説明不足なのかも知れないが、ま
さか何も入力せず、映像も音声も出ないのだがと聞かれるとは想定していなかった。 
はてさてテレビに関して初心者なのかも知れないが、地デジのチューナーやDVDを接続しないでテレ
ビが映らないと云う方は非常に稀なのではないだろうか? 

 

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B&O, Beocenter 9500 + 9300

2020-08-23 11:49:07 | オーディオ

今日の3台目は B&O, Beocenter 9500 とドナー用の Beocenter 9300 で 9500 の CD の機能は良好だ
がカセットからはギアが割れている様な音がするとのお話だった。 この種の機器の修理のご依頼はこ
ちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

動作は伺った通りでカセットからは周期的な音がしていた。

音はソレノイドから出ている様だったがイマイチはっきりしない。

 

 

8月24日 ドナー用にお持ち頂いた Beocenter 9300 に取り掛かった。 CDは一応機能したがやがてCD
の蓋が開かなくなった。

カセット部分は機能していなかった。 残念ながら 9500 のそれとは構造が大きく異なっておりドナー
としては使えそうにない。

カセット・ドライブを診てみたがメインのベルトが半分溶けて切れていた。

最も小さいベルトも溶けて切れていた。 

サテこのカセット・ドライブを修理するか?  無論ベルトの交換は可能だが。

ゴーサインを頂いたので今日は早目に仕事場を後にしてベルトを購入すべく秋葉原に向かった。

8月25日 昨日買って来たベルトの交換に取り掛かった。

交換を終え組み込んでみたが残念ながら好結果は得られなかった、多分制御系に問題が在るのだろう。

 

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トヨタ 2000GT 用 カーラジオ (86120-62010)

2020-08-23 11:47:49 | 

1台目はトヨタ 2000GT に使われていると伺った神戸工業製のカーラジオで指針だけは動くとのお話
だった。 この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ に
お願い致します。

早速通電してみたが当初受信は良好に機能したが自動選局を開始すると何時までも選局機能が動作し
何時までもダイアル指針が左右に移動し続け、全く止まらず受信もしなかった。

こうなると自動選局機能を殺すしか手は無いがどうするか? (無論受信は問題無く出来る)

9月6日 先日改造した物をお返ししたが雑音が出るだけでラジオが聴こえないとのお話だったので
再度お送り頂いた。 ラジオその物の動作に問題は無かったが、添えて頂いたオートアンテナを伸
ばすことが出来ずこのアンテナを使っての動作確認は出来なかったが回路は内部で切れていた。

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トヨタ パブリカ 用 ピクニック・ラジオ

2020-08-23 11:43:17 | 

  今日の2台目は以前も一度手掛けた記憶が有るトヨタ、パブリカ用のピクニック・ラジオで動作しない
とのお話だった。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
にお願い致します。

通電してみたが低周波は機能しており、局発も動作していた。

どうも IF に問題が在りそうだったので後段から調べを始めた。

どうも2次側の巻き線が切れている様だった。 基板の端で作業は何ともやり難かった。

何とか IFT を外してみた。

IFT は同様の物が手に入るが巻き線の1次、2次の出し方が一般的では無く使えなかった。

何とか外れていた2次側の配線を修復し、好結果が得られた。

 

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ゼネラル(八欧無線)5S-40

2020-08-22 11:22:02 | ラジオ

今日葉山の方からお預かりしたのは物置から出て来たと伺った ゼネラル の 5S-40 で雑音しか出ない
とのお話だった。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらのHP http://ww2.odn.ne.jp/~cac55760/ に
お願い致します。

昭和32年製のこのラジオが当時¥8,800.だったそうだがご依頼主のお兄さんがこの年に就職し初任給
が¥5,000.程だったそうで仮に40倍とすると優に30万円を超えることになり可成り高額の物だった。

早速動作を確認してみたが特に問題無く動作していたがペーパーコンデンサの劣化が気になったので
全数交換し、電解コンデンサも交換(一部はパラに)した。   シャーシー上部のホコリを払った。

ボリュームには可成りガリが診られたがそのままとした。 若干感度が低い様感じた。

9月13日 先日修理を行ったがボリューム部分にガリが在るのは分かっておりご依頼主にもそのこと
はお話しておいた。 ところが矢張りノイズが気になるとのことで再度お持ち頂いた。

新しいボリュームを加工して組み込むかとも想ったが駄目元でボリュームを分解し接触面の清掃を
行ってみた。 結果は良好となり持ち帰ったご依頼主からもノイズが無くなったと連絡を頂いた。

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松下、 UA-120

2020-08-21 17:54:53 | ラジオ

今日突然広島から届いたのは松下の UA-120、 電池管5球の3バンド、3Wayラジオで音が出ないとの
メモが添えて有った。 またメールもネットもやってないので Fax で連絡して欲しいとの旨添えてあった
が如何にしてこちらを知り、物を送れたのか? しかし突然送られても困る。 この種のラジオの修理、
改造のご依頼はこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

電源は電池(単一+67.5V) か AC/DC 100V を使うことになるが AC コードが含まれて無かった。

短波は 3.2~7 MHz と 7 ~ 12MHz が聴ける様だがこれらも動作させたいのか、ご予算はどれ位なのか
全く分からず回答が有るまで待たねばならない。 電源も電池だけで良いのか AC もか?

こちらでは Fax は使っておらず、手紙を送っておいたがいやはやヤリトリに時間が掛かりそう!

8月26日 ご依頼主から今回の修理は行わないことにしたので診断料を振り込むので送料着払いで返送
して欲しいと云う連絡がやっと有った。 サテ何時支払われるのか?(自分なら投函と同時に振り込むが)

8月27日 今日には振り込まれるのでは無いかと昨日、今日の集荷予約をしておいたが未だ振り込まれて
おらず、一日も早く返送しようと考えるのは止めることにした。 入金を確認した後に集荷を予約しよう

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松下 T-14C1W (昭和33年)

2020-08-18 17:39:30 | テレビ

今日の2台目は松下の T-14C1W で以前通電した際はブラウン管も光り、ザーと云う音も出たとのお
話だった。 この種のテレビの修理のご依頼はこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお
願い致します。

イヤハヤ内部の状態は可成り酷く先ずは溜まりに溜まったホコリを払うところから始めねばならない。

8月19日 ホコリを払うべく作業に取り掛かった。

シャーシー内部の状態は更に酷く電源のブロック型の電解コンデンサは見事に破裂していた。

この状態でラスターが出たとは何とも考え難い。 上の画像の左の電解コンデンサは電源の入力に使
われている物なのでこれがパンクしているとB電圧は殆ど出ないことになるのだが。

高圧のケージ内もホコリまみれで高圧が加わると発火の可能性が高い。

一応シャーシー上面のホコリを略取り除いたが1時間を費やした。 イヤハヤ夏にやる作業では無い。
ご依頼主にこのまま続けるか止めるかメールを送っておいたが回答は未だ無い。

結局お金を掛けての修理は止めることになり、部品取りとして頂くことになった。

8月26日 昨日ザット内部をパーツクリーナーで洗浄してみたが殆ど効果は無かった。 洗剤を掛け
水洗いをする方が綺麗になるかも知れないがベークライト製の真空管ソケットやラグ板が気になる。
今日は3時間程しか無く全体の半分程のペーパーコンデンサを交換しただけとなったが、実際の部
品と回路図に記された値が異なっている物が実に多かった。

8月27日 一応シャーシー内部のペーパー・コンデンサ全てを交換した。

9月5日 主だった電解コンデンサも交換し、今日残っていた倍電圧整流回路の入力側の電解コンデン
サも組み込んだのでいよいよ通電してみることにした。  (チューナーのターレットの場所を決めている
スプリングの先端部分(ローラー)が折れて無くなっておりチューナーは軽く回って仕舞うが.....)

徐々に1次側の電圧を上げて行ったが90Vを超えた辺りでラスターが出始めた。

電流を確認しながら電源電圧を上げて行ったが 100V で約1.17A だった。

地デジのチューナーを繋いでみたが一応同期は取れ画像も音声も出たがコントラストが低い。

その後コントラスト調整が出来ないことと、ファイン・チューニングが機能しないことが判明したが道の
りは左程遠く無い様想われた。 (偏向ヨークも若干傾いているが)

9月6日 先ずコントラストの調整回路を診てみた。 何故かグランド・ラインが切られていた。

次いでファイン・チューニング部分を診てみたが何も問題は診られなかった。 可笑しい!

9月8日 内部を少し掃除しシャーシーを組み込んだ。 何故か 3Aのヒューズが飛んで仕舞った。

これが原因とは想えなかったが電源ラインのホーロー抵抗の半田付けが取れ掛かっていた。

半田付けをやり直し改めて1次側の電流を確認しながら電圧を上げて行った。

ラスターが出だしたので地デジチューナーの信号を加えた。

本の少しファイン・チューニングも機能する様になった。 (もう少し効いても良いのだが?)

コントラストは増加し、ファインチューニングも一応機能していたが途中ヒューズが飛んだのが気に
なり帰路通勤電車内で回路図を眺めた。 考えられる点が有ったので明日手を加えることにしよう。

音声出力が少なかったのでディスクリ周りのコンデンサを交換した。

電源が短絡する可能性が有るのはパイロット・ランプ周りが怪しかった。 パイロット・ランプのソケット
はグランドから浮いていなければならないがゴム・ブッシングは可成り傷んでおりこれでは短絡する。

ゴム・ブッシングを新しい物に換えておいたのでこれで問題は起こらないだろう。

しかしファイン・チューニング用の容量端子には中央部分にだけ金属が在るがこの部分は金属皮膜が
在ったのでは無いだろうか? 以前はその辺りにチューナーは転がっていたので直ぐに確かめられた
のだが。 久しぶりに引っ張り出した教科書には流石にここまでは記されて無かった。

ファイン・チューニング用電極は電界強度試験機のそれと同様ステアタイト表面は導電性の被膜で覆
われていた。 ただこの電極とベークライト板の間隔が少し開いている様想われた。

動作は可成り良好となったので前面のエスカッションやパネルのクリーニングを行った。

9月10日 最後にチューナーのターレットを固定する金具の交換に取り掛かった。 古い富士製作所
のテレビから少し短かった金具を外し装着してみたが好結果を得た。 上の黒い金具が折れていた物。

 

 

 

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Becker, Mexico

2020-08-18 17:36:41 | Weblog

1台目は昨日神戸から発送される旨は聞いていたが中々届かず、外でテレビの到着を待っていて戻った
ところ玄関の中に置かれていた Becker, Mexico で FM の日本バンドえの改造をご依頼頂いた。 この
種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ に
お願い致します。

8月19日 FM のカバレッジの改造に取り掛かった。 フロントエンドは初めて見る構造の物だったが何
とか好結果を得た。 (手元の時計ドライバの一番細い物でもトリマーの調整出来ず先端を削った)

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