テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

●Magnavox, R-3D と 日立, AF-1100

2007-07-29 21:54:47 | Weblog

今日修理のご依頼を頂いたのは1920年代の銘機 Magnavox のR-3D ダイナミックホーンスピーカーと
昭和40年代?かと想われる日立のAF-1100、3バンド(中波+短波+FM)受信機+アンプの2台です。
R-3Dは10数年前自分でも数台持っており、マグネチックタイプのホーンスピーカーとは比べ物にならな
い音質と周波数特性に驚かされました。 調べたところ励磁コイル(フィールド・コイル)が断線しており
内部を診る必要が有りそうです(端子部分での電触かとも想ったのですが断線でした)。 もう一方の
日立のAF-1100は辛うじて中波は受信出来ましたが、歪みも多く音量も小さいので可也難航しそうです。 
この種の物の修理に関してはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

7月30日 ご依頼主のお話しではネットオークションで動作品と云うことで落札されたとのこと
サテ、6Vで1A程を流すフィールド・コイルの巻き線は可也の太さがありそう簡単には断線しそ
うもないのですが、解せません! 

ご依頼主からは修理するか否か迷っている旨ご連絡があり、同時にこのセットの価値に付いて
お問い合わせを頂きましたが、好みも趣味も人に依って様様でこちらがそれに付いて云々すべ
きでは無いと考えております。
7月31日 レストアのご依頼を頂いたので近々取り掛かることに致しましょう。
8月1日 スイッチ、VRの洗浄を行い、ペーパーコンデンサを交換し、FMの局発のセラミック・コン
デンサも一部直した結果FMも良好に動作しだした。 中波がイマイチの感度だったのでIF、及び
トラッキングの調整を行い略満足のいく結果が得られた。 ただマジック・アイは既に暗くなってお
り6EM5の交換しか方法は無くそのままとした。またこの機種が発売された頃は80Mcからだった
ので現行のカバレッジよりもすこし狭くなっている。

 8月2日 放送大学(77.1MHz?)が聞こえなければ意味が無いとの強い要求が有り何とか汗だ
くでカバレッジを下げた。 下を76MHzとした場合、上が84MHz程度に下がる懸念があったが幸
い86MHz程となり安心した。 これにて一件落着!

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●RCA 8-PT-7030、1956年

2007-07-22 22:18:59 | Weblog

RCAの8-PT-7030は1956年に発売された真空管式8インチ白黒テレビです。 色違いで4種、また脚
付きと脚無しが各々に在りましたので合計8機種となります。    因みに同じ赤のモデルでも脚無しは
8-PT-7010に変ります。  サテこの真空管10球の小型テレビは可也実装密度が高くレストアは容易
ではありませんが明日位には動き出してくれるか?  乞うご期待!  この種のテレビの修理、販売に
関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

右は水平出力で6BQ6-6AX4-1V2が見えている。 1V2の下がフライバック・トランスでこの時期
の物としては非常に小さく作られており時にこれが問題となる。 金属キャビネットを採用した為か
小型にも関わらず回路はトランス方式でこれまたリーケージ・フラックスの問題を時に起こす。


全体が小さく作られている為、左に見えている極普通の大きさのチューナーがやけに大きく見える。
6U8、2本が使われており、片方の5極管部は1st VIFを担当している。 VIFは2段の簡易型。

CRTは8DP4で真空度が低下している物が多いが今回の物はサテ?

7月23日 コンデンサ類と一部の真空管を交換し動作し始めたのですがVIF2段では多分帯域幅
が狭く、また50Hz地域では電源トランスからのリーケージが想像通り問題で余り誉められた結果
は得られませんでした。 それとCRTのエミッションも十分では無く輝度の低さが目立ちました。

50Hz地域では電源トランスからのリーケージで映像が揺らぎ、結果としてボケた映像となっている
多分60Hz地域ではもう少し良好な映像が得られると想うのですが、サテ。

8DP4には後年当たり前となるメタライズ処理(メタルバック)が未だ施されて無く、後年のCRT
の映像に比べると輝度は低く、また眠たい感じの映像となってしまう。

7月25日 8-PT-7030が何とか使えるレベルになったのでもう一台の8-PT-7030とグレーで脚無
しの8-PT-7011に取り掛かった。 8-PT-7011はスンナリ好結果が得られ、先の8-PT-7030より
も輝度も高く、またリーケージの影響も少なかった。 ただ、もう一台の8-PT-7030は何とも不思議
な動作で未だキチントは動いていない。  それらは、垂直発振が水平の成分も含んでいることと、
周波数が一定せず、常に変化しており全く手に負えない。 もう一つは高圧出力が水平周波数の
ままで、整流されて無い為CRTの管壁の容量で短絡状態となって仕舞っている模様。 多分、高圧
ユニット内で放電しているか、または絶縁破壊が起きているのだろう(内部を見て見ないことには分
からない)。 高圧整流は1V2に依って為されているが内部の放電では無い様なので多分上記高圧
ユニットの何処かに問題が在りそうだ。 ●好結果を得た8-PT-7011をオークションに出品したので
ご覧下さい。

昨日の8-PT-7030と同様の電源トランスなのに何故かリーケージは殆ど感じられない。

バンド幅も同じハズだがリーケージが映像の解像度にも影響しているのだろうか?

8月2日 今日は思いきって高圧ユニット内の充填剤を取り除いてみた。チト横道に逸れるが1925
年頃にRCAがスーパーヘテロダインの第一世代Radiola24,25,26等を発売したがこれらに使われて
いた回路の殆どは金属ケース(通称カタコーム)内に収められ、次いで松やにを主成分とする充填
剤で充填されていたが今回の充填剤も若干似た物であった。 しかし高圧の出方は全く変らず次に
高圧整流管1V2を交換したところ好結果を得た。 つまりチューブチェッカーでは良好な値を示して
いたことから1V2を疑らずにいたが、(多分)想像では少し真空度が低下していたが低圧では問題
無い値を示したが、高圧(今回の場合6-8KV)ではグロー放電が起こり、水平周波数のままの高
圧がCRTに印加された。 この為水平周期の電流が流れ、そこから発生した電界で垂直にもその
成分が混入したものと想われます。 良い勉強になりました!

外した水平出力+高圧ユニット。 1V2は9ピンMt管。

真空管ソケットの裏側に在った充填剤を何とか取り除いた。

1V2を交換し、一応高圧が出て映像がうっすら見えている。 ただ偏向ヨークが回って仕舞っており
また垂直振幅が小さいまま。

組み込みマアマア良好に動作している。 オープンエアでイオントラップの最良点を見付けておき
組上げ(CRTのネックは磁気シールド内に格納される)たところ最良点が大きく変った。

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●松下 T-14C2

2007-07-20 19:28:40 | Weblog

今日届いたのは昭和33年11月に発売された松下のT-14C2、真空管式14インチ白黒
テレビです。 修理に出して2年近くを要したと云うテレビの内部を見て驚かされました。 多分、目の前に在る不具合を直せば良いと云う考えで直されたのでしょうが殆どの電解コンデンサもペーパーコンデンサも昔のままですのでこれでは直ぐにまた別の問題が発生してしまうことでしょう。 届いた時点では水平同期が取れておりませんでしたがこれは単に調整で直り、次に見られたのは垂直直線性不良と振幅不足でこれらも同様調整のみで直りました。 サテ、ご依頼主のお考え一つですが永年の使用をご希望なら可也のコンデンサ類の交換が必要です。 この種のテレビの修理、販売に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

水平同期が外れていた。

垂直の直線性が悪く、また振幅も不足している。

調整でこれらは一応直ったが時間経過に伴い振幅の減少が見られた。


垂直偏向に関係するコンデンサ、及び電源の倍電圧整流に関係する電解コンデンサは交換されて
いたが殆どは昔のままでこれでは直ぐにまた問題が発生する。
7月28日  昨夜ご依頼主から修理に関するゴーサインがやっと出たので早速取り掛かることに致
しましょう。
7月29日  昨日今日と取り組み連続試験結果も良かったので一件落着と致しましょう。

今日気が付いたのですが使われているチューナーはコイルがプリント・パターンで構成されて
いる、自分に取っては初めての物でした。

 

 

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●Blaupunkt, Frankfurt と Becker, Europa MU

2007-07-19 23:07:24 | Weblog

先頃手掛けたのは Blaupunkt の Frankfurt と Becker の Europa MU で Frankfurt の方は電源電圧を
12Vから6Vに変更し、またFMバンドを日本バンドに改造すると云うご依頼でした。 もう1台のEuropa MU
は選局ツマミ(機構)が空回りして仕舞うと云う問題でクラッチ様の機構に問題が有りそうです。 Europa
MUなのですが、前面上部の黒いバーにはMexicoと記されており一瞬別の機種かと想いました。 この
種の修理、改造に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

Blaupunkt, Frankfurt ドイツでレストアされた様でツマミとフロント・パネルは最近の物(レプリカ)
が付けられている。 1950年代のVWに搭載されるとのことでした。

 

Becker, Europa MU、 1970年代末(バーの部分には Mexico となっているが)

クラッチ部分を分解したところ(珍しい症状でした)。

7月27日 受け取ったご依頼主から内部で音がするので開けてみたところコイルが転がっていた
とのことで再度送って貰った。 中波の局発コイルのベースコイルで直ぐに直せたが輸送業者に
100%責任を持たせるのは忍びなく、一部を負担して貰うことにした(ベークライト基板に接着剤で
固定されていたが既に30年以上が経過しており極普通に運んでもときにこの種の問題は起きる
ので何でもかんでも輸送中の問題と片付けるのは理不尽と思われる)。

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●松下 T14-R1A

2007-07-14 22:18:58 | Weblog

昨日今日と取り組んでいるのが松下 T14-R1A、真空管式14インチ白黒テレビです。 この機種、或い
は類似機種はこれまでに可也の数を手掛けましたので慣れており、多分明日には通電出来る状態に
持っていけると考えております。この種のテレビの修理に関するお問い合わせはこちらのホームページ
からお願い致します。

程度の差はありますが昭和30年代半ばとして既に半世紀近くが経過しておりホコリや、時には
鼠やゴキブリの巣の跡を片付けねばならず、シャーシーの表裏の掃除で二割方の作業が終わ
ったと云っても過言では無いかも知れません。

 7月15日  細かい点の調整が残っておりますが、予想通り一応の部品交換を終え通電し可也
良い結果が得られました。 垂直直線性、垂直振幅調整、ローテーション、局発の微調整等が残
っておりますので明日以降それらも終わらせるつもりです。

 

 7月19日 垂直振幅、垂直直線性、ローテーション、局発の微調整、高圧整流管固定の問題等
を解決し今日は連続試験を行い好結果が得られたので近々に発送の予定である。

どうもフラッシュを使い、発光している被写体を撮影するのは難しい! と言うかバカチョンカメラで
勝手に明るさを判断して仕舞うのでこの様な意図しない露出になってしまう。 自動を切れる様に
出来ないものか! 設計者はもう少しプロ向けを意識して欲しいものである!

7月22日 連続試験を行った結果、実は幾つか問題が見付かった。 先ずラスターが出てから映像
が出るまでに1分程を要し調べたところMixの12AT7が可也劣化していた(交換)。 またキャビネッ
トを横にしたところ水平出力が無くなりこれは水平の発振9A8に問題が有った(交換)。  最後に
電源スイッチが時にOFF出来ないことがあった(電源スイッチの故障は可也多い)ので接点部分を
ジャンパーすることとした。 

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●松下 RA-3000 家具調ステレオ

2007-07-13 23:07:18 | Weblog

●この機種の修理に関するお問い合わせを頂きましたが、その方のメールアドレス、或は電話番号等
を記して頂かないとこちらからは連絡が取れません。  またこちらのブログからHPには直ぐにジャンプ
可能です。 【色の変わっている、ホ-ムページ部分をクリックするだけです】

昨日今日と取り組んでいるのは松下のRA-3000家具調ステレオでラジオ部分は中波+短波+FMの3バ
ンド、レコードプレーヤー付きでステレオ対応です。中波も一時期放送されてAM2波を使ったステレオ放
送に対応しております。 アンプ部分は15MP19(x2)の OTLで一時期はやったSRPP(シャント・レギュレ
ーテッド・プッシュプル)が採用されております。 15MP19をカスケード接続し、後段のカソードから出力
が取り出されている出力回路です。 使われているスピーカーは 8インチ、800Ω(誤って300Ωと記しまし
たが正しくは800Ωでした)の物で壊れていた場合代りの物が手に入るか心配しましたが幸いスピーカー
に問題は見られませんでした。 結論から先に申し上げると故障の主原因は出力端とグランド間に入っ
ていた0.003μのペーパーコンデンサの短絡で、これに依って電源回路の3KΩが焼損しておりました。 
どうもペーパーコンデンサが気掛かりなので明日以降全数交換することに致しました。 この種の物の
修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

右下に焼損したカーボン抵抗(3KΩ)が見えている。

7月16日 回路図から残りのペーパーコンデンサは22個と思っておりましたが実際は31個で、しかも
作業を中腰で行わねばならず予想外に時間を要しましたが本日交換を終え、動作試験も良好でした。
疲れた!


7月19日  物がご依頼主のところに届き、全て良好との連絡を頂いたのだがその後、左のスピー
カーから音が出ない、またマジック・アイが動作しないとの連絡を頂いた。 始めの報告は一体何
だったのだろう? 何れにせよ診て見ないことには何も分からず再度送って貰うことにした。

7月22日 先にマジック・アイが動かないとのお話しが有ったが再度確認したところ問題無く動いて
いるとの連絡が有った。 ヤレヤレ! それはそうとして左のスピーカーの問題は??

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●SONY ICR-120、スピーカー駆動としては世界最小のラジオ

2007-07-12 23:27:58 | Weblog

今日久々に手掛けたのはICラジオとしては第二世代と云えるSONYのICR-120で、最初のICR-100より
も小さくなりスピーカー駆動のラジオとしては世界最小と想われます。約50x33x19mm(感度も向上して
いる様感じられます)  ICR-100に比べ手掛けた数が少ない為ハッキリしたことは言えませんがICの信
頼性も向上している様感じます。 このラジオをネットオークションに出品致しましたのでご覧下さい。
またこの種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●カラーテレビの組み込み

2007-07-09 23:24:41 | Weblog

昨日今日と取り組んでいるのは昭和30年代のテレビに最近のカラーテレビを組み込む作業で、実の
ところ余り積極的にやっているものではありません。 今回ご依頼を頂いたのはシャープのTV-420A
と富士製作所のスタービジョン 14T215 で共に昭和30年代中頃の14インチモデルです。 シャープ
の物は金属キャビネットで問題は在りませんでしたが、スタービジョンの方は木製(ハードボード)キャ
ビネットの前面部分が剥がれておりここの修理から始めねばなりません。(鼠の巣になっていたので
その処理も大変でした)  一応どんな具合で見えるか確かめてみましたのでその際の画像も添えて
おきます。 この種の改造、修理につきましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

単にどう見えるかの確認を行っただけで実際はブラウン管の前にガラス板が入り、またそれを囲む
形のベゼルが嵌め込まれ、下にはスピーカーグリルを兼ねたフロント・パネルが置かれ、またチャン
ネル・セレクタ、各種ツマミが配置されます。

7月12日 一応今回の2台に組み込みを終えました(まだツマミ類の固定が未完ですが)ので画像
を添付致します。 

組み込んだカラーテレビに外側が白く塗られている為この様になっています。 サテどうするか?

7月15日  組み込んだカラーテレビの枠の部分が見えるのは本意では無いとのことでご依頼
頂いた方が15インチのカラーテレビを探すこととなりました。 タダ、最近の物はフェイスプレイトが
フラットの物が多く、昭和30年代中頃の可也の曲率を持ったブラウン管用のエスカッションとは横
方向で10mm、また縦方向で4mm程の間隙が出来て仕舞うのが問題ですが。

7月19日 ご依頼主がオークションで落札したSONYの14インチの物が送られて来たので動作チェ
ックをし、表示部分の寸法を測ってみたがこれまでの二台より小さい位なのでサテどうするか?
  それとSONYの物はフェイス・プレイトがシリンドリカル(円柱)なので縦方向は直線なのだがこれ
で良いのか?  心配になって仕舞う!

7月22日 その後ご依頼主から「オークションの説明には15インチとあったので落札した」との連絡
が寄せられた。  しかし14インチの物を何故15インチと偽ったのか、多分単純なミスなのだろうが
15インチでなければ意味が無い!

7月26日 昨日夕方2台目のSONY製16インチ・モデルが届いたので今日から本格的な組み込み
に取り掛かった。 先ず金属加工が必要(=作業が困難)なシャープの金属キャビネットの物に取
り掛かったが簡単には行かず、何とか仮に組上げてみたが少し画像が傾いている。  またCRT
後部が出っ張っているのでどう処理するか? (16インチの元々のプラスチックケースを当てるか)

 7月29日 昨日、秋葉原でCRT後部を覆うのに適当な物を探し、今後の改造に関し(オリジナルを
一部ではあるが壊すことになるので)ご依頼主に確認を取った。 結果今日現物を確認したいとお
尋ね頂き、想像していた物よりズット良いと言って頂け一安心したが、チューナーの機構部分は何
とか別の費用で構わないので組み込んで欲しいと云う新たな難問が寄せられた。 サテ困った!

8月1日 ダミーのチューナーをやっとの思いで組み込み、底板等をやり直し随分と時間を費やして
何とか組上げた。 しかし当初から改造方法がハッキリ示されていたなら無駄な作業をせずに済ん
だのだがその点が悔やまれてならない!             

 

ロータリー式チューナーを組み込んだがスペースの余裕は無く、ギリギリであった。

CRT後部を出っ張ったままにしておく訳には行かずプラスチックケースで覆った。

水平方向は略一杯となったが上下方向には数mmのギャップが出来ている。 ただこれ以上大き
なCRTとなると組み込みは一段と困難になる。

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●松下 TR-603A

2007-07-07 17:45:52 | Weblog

先日来問い合わせを頂いていた松下のTR-603Aを今日はレストアしてみました。
昭和46年9月に発売された6インチの白黒テレビは今も根強い人気を誇っている
機種ですが、ブラウン管前面の周囲を飾っているベゼルの強度が低く欠けてない
物は殆ど見られませんが今回の物も上部中央、下部右寄りに欠けが見られます。
このベゼルの点を除けば動作も、外観も略問題は無く、ブラウン管の輝度も高い
ので十分実用となる一台です。 もう一つこの機種に多い問題はブラウン管のカ
バーで紫外線?か原因はハッキリ致しませんが、透明で有るべき物が白濁して
仕舞い映像が見難いと云うことが有ります。 この種のテレビの修理、販売に関
しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●Blaupunkt, Ludwigshafen

2007-07-07 00:10:18 | Weblog

今日届いたのは1973年に発売された Blaupunkt の Ludwigshafen、中波+FMの比較的小さなカーラジ
オです。 大分前にこちらからお求め頂いたものですが先頃調子が悪くなったとのことで修理に戻って
参りました。 お話しでは中波の具合が悪くなり、その内FMも動作しなくなったとのことでした。 先ず
目視でおかしなところを探し、クラックがピンの回りに入っていた数ヶ所を再度半田付けし辛うじて聞こ
えていた中波が大音量で動作し始めたのですがFMは引き続き出力は無く、回路を追い始めましたが
回路図、パターン図無しでは効率が悪くこれらを入手してからにしようかとも考えたのですが、FMのフ
ロントエンドの動作確認から初めてみました。 どうも周波数混合の後、IFアンプに関しては動作してい
る様ですし、局発も発振しておりましたので後は周波数混合段しか考えられずこのトランジスタBF255
に少し斜め方向の力を加えたところ上手く動作致しました。 サテ、斜め方向にズット力を加えている訳
にも行かず、本来は基板の配線具合や半田付けの様子を実際に見て、問題を解決しなければ完全な
修理とは云えないのですが、さてフロントエンドの基板は如何にすれば反転させられるのか? ネジ止
めなら簡単なのですがネジは全く見当らないのであります。 困った!でもやるしかないのであります!

左上に見えているのがFMのフロントエンドユニットでその下にMWのフロントエンドが在る。

7月10日 この機種のサービスマニュアルがドイツで見付かり昨日送金したのですが
何とかならないものかと今日試みた結果、幸い好結果が得られました。 これまでに
経験の無いユニットですので何処まで力を加えても良いものか当然分からず、また
構造も分かっておりませんので石橋を叩いて渡る心境です。 

本体からFMのフロント・エンド(ユニット)を外したところ。

外した基板のパターン面、特にクラックは見られなかった。

部品面、MixのBF255の足の部分にはフェライト・ビーズが使われていて、このビー
ズの固定にエポキシ?樹脂が使われていたが怪しいので出来るだけ除去した。

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●becker, Monza Cassette KURIER

2007-07-05 19:40:37 | Weblog

今日手掛けたのは Becker の Monza Cassette KURIER で1980年頃の物と想像
致します。  この時期の Becker にしては珍しいダイアル糸を使った機種でこの
ダイアル糸が切れており糸掛けの方法が分からずにおりましたが、幸い同一機種
の修理依頼を頂きそれが判明しました。 他にFMを日本バンドに改造し一件落着
と相成りました。 この種のカーラジオの修理に関しましてはこちらのホームページ
からお問い合わせ下さい。

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●Becker, Mexico

2007-07-04 22:28:34 | Weblog

今日届いたのは1970年製のM/B、SL-280に搭載されている Becker の Mexico で、長波+中波+
短波+FMの4バンド、しかもFMは Becker が短期間のみ製造した日本バンドの物でした。 加えて
この機種は自動選局機能付きで当時の最上位機種でした。 単に故障修理のご依頼を頂いただけ
で途中仲介をしてくれた電装関連の企業の方も詳細はご存知無い様でした。  今日届いたのは本
体のみで、音声出力ユニット(電源回路も含まれている)が届いていない為動作試験が未だ出来て
おりません。  この種のカーラジオの修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ
下さい。

 7月19日 音声出力ユニットがやっと届き、動作を確認したところ自動選局機能がキチント動作して
おらず、自動選局動作が延々と続けられていて終わらず結局受信出来ないと云う症状でした。
サテ、一つは自動選局機能を殺して仕舞うか、何とか頑張って自動選局機能を回復させるか?
ご依頼主からの回答(仲介の方を経由して)を待つ事に致しましょう。

7月21日 自動選局機能を殺す方法を希望との回答を得たので明日にでも改造してみましょう。

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●Becker, Europa Ⅱ Stereo

2007-07-03 23:12:23 | Weblog

今日届いたのは BeckerのEuropa Ⅱ Stereoで1970年代末頃の物と想像致します。 音が出ない
と云うお話しでしたが実際は片方(右)チャンネルの音量が少なく、また歪んでいると云う症状でした。
また問題無く出力している左チャンネルの出力トランジスタの発熱量が可也大きい気がしますので
明日以降電流を測って見ることに致しましょう。 チト厄介な症状です! この種のカーラジオの修理
に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

遠目には分からないが実際はプラスチック製フロントパネルは別のモノラルのモデルの物の様で
高さが2mm程低く、また押しボタンにはBC、FMと米国向けの表示がなされているがフロントパネル
には欧州向けのM、Uと云う表示になっている。

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●SONY 5-303W

2007-07-02 23:15:24 | Weblog

久々にSONYのマイクロ・テレビに関するお問い合わせを頂いたので今日は5-303を数台レストア致し
ました。 その中の1台、5-303Wで好結果を得ましたので売り出すことに致しました。  問題点は1個
所のみで、左側面奥に少しサビた部分が見られました。 他はロッドアンテナも含め可也良い状態で
す。 但し、北米輸出モデルですのでそのままでは日本の5-11Chしか受像出来ません。 また電源
は117V定格です。 価格は¥29,000.  別途¥8,000.でチューナーを日本仕様の物に変更可能です。 
また¥3,000.で入力100Vのトランスに変更可能です。 ●地デジ・チューナーとの接続を可能とする変
換アダプタも¥10,000.でご用意可能です。お問い合わせはこちらのホームページからお願い致します。

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●Blaupunkt, Frankfurt TR

2007-07-02 22:57:55 | Weblog

今日届いた Blaupunkt の Frankfurt TR は1960年頃に発売された同社初のトランジスタ使用モデル
です。 トランジスタを使用したと言ってもこの時期の物は真空管用の高圧を得る為のDC-DCコンバ
ータ用に1石、また音声出力用の2石と合計3石で他は真空管6球に依って構成されているハイブリッド
モデルです。中波、マリンバンド、FMの3バンドで致命的な故障は見られませんでしたが既に半世紀
近くが経過しておりコンデンサ、及び真空管は可也劣化していることが考えられます。 サテ、ご依頼
主からはどの様な回答が寄せられるか? この種のラジオの修理、改造、販売に関しましてはこちら
ホームページからお問い合わせ下さい。

 7月3日  ご依頼主からゴーサインが出ましたので早速修理+改造に取り掛かりました。

上のカバーを外したところ。 FMのフロントエンドECC85は逆さまになっており見えてない。

下のカバーを外したところ。 内部の状態はホコリも少なく可也良好でした。

ペーパーコンデンサを交換し、パイロットランプの交換に取り掛かるところです。

左下に在るパイロットランプを12V用に交換。 パイロットランプの交換も容易ではありません。 
サテ明日はFMの受信範囲の変更(日本バンド)に取り掛かりましょう。

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