テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Braun, audio 310

2024-04-24 13:36:55 | オーディオ

今日の3台目は宮城県の N さんからお預かりした Braun, audio310 で N さんには以前原宿で開か
れた展示会でお目に掛かったことが有ったのだがスッカリ忘れていた。 この種の物の修理、改造
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

お話では電源が入らなくなって仕舞ったとのことで近々診させて頂こう。

 先ずは電源を繋いでみた、ターンテーブルは回転したがラジオ/アンプの電源は入らなかった。
電源の1次側にはヒューズが入っているがターンテーブルが回転したと云うことはヒューズでは無
いのだが一度分解し電源トランス周りを確認するしか無く想像していた単純な問題では無かった。

ダイアル部分のランプが断線していたので交換した。

心配した電源トランスには問題は無さそうだった。 スピーカー回路を細かく診てみよう。

4月25日 昨日の続きに取り掛かった。 前面パネルの裏側に止められているダイアル・パネルが
外れ掛かっていたので固定した。

ACプラグを国内仕様の物に交換し、電源入力を 110V に切り替えた。

回転数は特に問題は無さそうだった。

 

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B&O, BeoSound Ouverture

2024-04-11 11:44:40 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの B&O, BeoSound Overture でお話では BeoSound 3200 と
伺っていた。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

開梱時内部にガラス・ドア(左)とゴム脚一つが落ちていた。

これまで可成りの数の B&O 製品を診て来たがホコリは可成りだった。

先ず CD の動作をみてみたがピクともせず単に光学ピックアップの問題では無さそうだった。

テープの動作は回転音はしていたが全くテープは走行しなかった。 更に FM の感度は可成り低く
感じた。

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Braun, TG 502

2024-04-09 10:51:36 | オーディオ

今日雨の中お預かりしたのは久し振りの Braun, TG 502 で一応動画で動いていることを確認して
購入されたとのお話だった。 この種の機器の動作確認、修理等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

リモコン代わりのジャンパー用 Din コネクタが添えられていなかったがこれでは電源が入らない。
4月10日 と記したがジャンパー無しで電源を繋いでみたところスンナリ電源が入った。改造済み?

右奥角に変形が見られた。 今回の輸入時に発生したものだとすると輸送業者さんに連絡要。

変形しておりアクリル・カバー固定用の金具が入らない。

少し手を加え若干入る様にはなったが、ぶつかって仕舞い固定は不完全。

変形しているキャビネットを一度分解し、元に戻さねばならない様だった。

駄目元で本体の一部を持ち上げ内部に納めた。

4月11日 昨日昇圧トランスが届いたので動作確認に移った。 最初問題無く再生出来ていたのだ
が一度早送りと、巻き戻しを行った後、再生ボタン等を押し続けて無いと動作が止まって仕舞った。

4月16日 この種の機器の修理に長けた Y さんに診て頂き上の問題は直ぐに解決したが録音レベル
のメーターは片方(右側)しか振れず、録音は出来て無いかも知れないとのことだった。

4月17日 AWC のメンバーで永らく計測器の設計を担当していた M さんに診て頂いた結果片方の
録音は出来ていたが、もう片方は録音出来ずどうもヘッドが断線している様とのお話だった。

4月19日 M さんの見解で録音ヘッドの片方が断線しているとのことで最早諦めるしか無いかとも
考えたが気になり導通を確認してみた。

上の図の左は消去ヘッド、右が再生ヘッド、中央が録音ヘッドと想われ抵抗値は各14Ω程だった。

4月21日 昨日は午後都内で主催しているラジオの集まりが有り短時間しか仕事場に居れなかった
が気になっていたカウンターを診てみた。

本来無ければならないゴム・ベルトが無く、更に回転を受けるプーリーとギアが一体となった部品
が無くなっていた、これでは当然カウンターは動かない。

4月22日 音声の出力回路を調べた。

片方のレベルメーターは振れていたが、もう片方は振れなかった。

4月24日 出力アンプ内の電解コンデンサに問題が診られたので交換し思い切って略全てを交換した。

4月25日 これで良好になったハズと動作を確かめたところ一時両録音レベルは同じだったのが
片方(左)が半分程のレベルとなって仕舞ったので入力アンプの動作を診て見た。

結果分かったのは録音レベルは左右別々に調整出来ていた!

 

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Braun, TC 45/4

2024-03-29 11:03:17 | オーディオ

3台目は数年前にこちらで手掛けた TC 45/4 だが片方の出力が無く、ターンテーブルの動作にも
トルクの減少等の問題が診られるとのお話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらの ホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

3月30日 通電し動作を確認した。 ラジオ部分は AM (MW) は機能しなかったが FM は良好で
FM ステレオも問題無かった。 ターンテーブル部分は回転が遅く、左の出力が少なかった。
Band 入力では両チャンネル共良好だった(但し低音が強調され過ぎていた)。

カートリッジの出力は左右共良好だった。

回転数調整機構は一応高回転の位置には在ったが更に高回転の設定にしてみた結果効果は有った。

上は Phono 用のプリアンプだが電解コンデンサを交換してみるしか無さそう。

ターンテーブルの回転数をテストレコードを使って実測してみた。 先日回転数は少し上がったと
感じたが実測結果は不満足な値だった。 しかしモーターは抵抗なく回っており、途中のプーリー
等にも問題は診られないが何が問題なのか? 

4月2日 モーターは電源周波数に依存するインダクション・モーターなので回転数が遅いのは何
とも解せない。

4月6日 Phono用プリアンプの電解コンデンサ交換後音量の問題は払拭されたが、回転数の点
が気になり再度調べ始めた。 一点気になったのがドライブのベルトでこれまで平ベルトだと
想って来たが今回は角ベルトだったがこれは本来の物か? 平ベルトだと回転数は上がりそう。

確か9年ほど前に今回の機種 (audio250) を修理した際は平ベルトを使って好結果を得たが何故
細い角ベルトに変わって仕舞ったのか? 細い角ベルトでは駆動側の溝に嵌って仕舞い駆動側
の直径が小さくなって仕舞い当然回転数は落ちる。 時々ゴムベルトを購入している店の在庫
を確認してみたが残念ながら使えそうな物は見付からず、ネットオークションの出品者にも問
い合わせたがこちらもにも無くイヨイヨ英国から購入するしか無いか?

4月9日 ご依頼主に平ベルトの在庫が無いか確かめて貰った。 何用の物かは不明だが1本見付か
ったと速達で送って頂いた物が届き早速回転を確認した。

幸い実用上問題無い回転数が得られた。 しかし何故ベルトが細い角ベルトに変わって仕舞った
のかユーザーに伺うしか無い。

 

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Braun, TS 45/1

2024-03-29 11:00:13 | オーディオ

2台目は Braun, TS 45/1 で音量が少なく、特に左の出力が小さくノイズが多いとのお話だった。こ
の種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

ダイアル面に使われている筒形のランプは長さが本来の長さではない様だった。

低周波部に問題が在る様だったので思い切って音声回路の電解コンデンサ全てを交換してみよう。

可也手が加えられており、電解コンデンサがパターン面に添えられていた。

実は今回の機種のパターン図に記された電解コンデンサの極性は間違って記されている部分が多
く(7~8割程)、回路図を一々確認しながらの作業となり時間を要した。

サテ今日は時間切れとなって仕舞ったので明日動作を確認してみよう。

気になったので Phono のプリアンプを見てみたがこちらは電解コンデンサが近年の物に交換され
ていた。

次いで前面パネル照明用のランプを新品に交換した。

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McIntosh, MAC 1700

2024-03-28 15:09:44 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの McIntosh, MAC 1700 で通電後数分でピーと云う出力が出て仕舞
い Mode を MONO に切り替えると止まるとのお話だった。  この種の機器の修理のご依頼はこちら
の ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

実際に通電し様子をみてみたが既に30分以上となるが症状が出ない(J-Wave 受信中)。

3月29日 朝一で連続運転に取り掛かった、既に1時間半となるが途中音量が少し増加したが直ぐに
元に戻り今の所特に問題は診られない(FM横浜受信)。

今朝連続運転を開始し既に 6.5 時間程となるが問題は診られない。 

3月30日 今日はキャビネットに納め連続運転を行った。 結果2.5時間程では問題は出なかった。

3月31日 ご依頼主が引き取りに見え持ち帰られた後6時間以上使ってみたが問題は出ないとのご報
告を頂いた。 時々同じ様なことが起きるが決して魔法を使っている訳では無い! 結果オーライ

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Columbia Grafonola Model 310

2024-03-27 12:09:23 | オーディオ

今日お預かりしたのは初めてとなる Columbia, Grafonola Model 310 で電源は入るがハムが出るだ
けとのお話だった。  この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/に
お願い致します。

使われていたのは 56-2A5-80BK の3球。 実際の回路から 80BK は半波整流用の様だが仕様不明

  Rider の Master Index に依ると Columbia Phonogragh Co. の 310 は 1-3 (Early Page 438) に
網羅されているとのことだったが、下の Riders Perpetual Trouble Shooter's Manual Vol.1, 438
ページに網羅されていたのは Columbia C-5 と C-5 Substitute (310) だったが両者共ラジオ付き
でまたアンプ部分のラインナップが 226-210 と異なっていた。

分解に取り掛かった。

先ずターンテーブルを外した。 後で気付いたがターンテーブルと本体は4つの接点で結ばれていた。

トランス結合の回路を想像していたが実際は CR 結合だった。 途中可成り改造された様。

C バイアス電圧を発生している回路を触るとハムの量が減った。 半田付けし直したが変化無し?

マグネチック・ピックアップの直流抵抗は約 6KΩだったが出力は極く小さなものだった。
それと音量調整のレオスタット(巻き線抵抗)が断線していた。

最初針がどう付くのかがハッキリせず時計ドライバで確かめた。

上の画像に見えている端子がズラット並んだ部品が何なのか不明。 コンデンサの様だが?

一応モーターの回転は良好そうだった。

回路が良く分からなかったので回路図を起こしてみた。CR 結合で十分なゲインが得られるのか?
一応動作しそうだったので実際にレコードを掛けてみた。音量は十分では無かったがご依頼主に
も電話で聴いて貰った。 出来れば音量を増やしたいとのご希望だったがトランスの組み込みは
スペースが十分で無くどうするか? その後もアレコレ考えてみたがどうも回路は略昔のままで
この回路で十分な音量が得られていたと想われた。 ならば何故音量が少ないかだがピックアッ
プ内の振動の量が少ないのでは無いかと想えた。 駄目元でピックアップ内部を診てみよう、特
に振動する部分が自由に振動するかが重要と想われた。(支持のダンパーが柔らかいことが必須)

3月28日 マグネチックピックアップ部分を診てみることにした。

先ず上部の押さえを外した。

下の画像で磁極の間に白っぽいっ物が少し見えているが、最初全くレバーが動かなかった。
少し手を加えた結果若干左右に動く様になったので動作を診て見たが変化は殆ど無かった。

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B&O, Beosound Century

2024-03-21 11:39:55 | オーディオ

今日お預かりしたのは B&O, Beosound Century で CD を読み込まなくなったとのお話だった。
この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp(新URL)にお願い
致します。

早速動作を診させて頂いたが問題無く動作していた。 暫く複数の CD で様子を診て見よう。

何時も動作確認に使っている CD での1回目(全12曲)は 10 曲目で止まって仕舞い、再度試みた
結果 2, 3回目は全曲問題無かった。

別の CD に替え動作をみたがこちらでは問題は診られなかった。

今回の機種の場合ツィーターの断線が多く診られるので確認を行った。

ツィーターは両方とも良好だった。

3月22日 ご依頼主の所ではほとんど CD を読めなかったとのお話なので思い切って光学ピック
アップを交換してみることにした。

幸い予備が在ったので交換してみたが好結果は得られず更に別の予備に交換した。

3月24日 それでも何故か好結果は得られず、元に戻したが良好に読み込んでいた。 不思議だ!

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B&O, Beolab 8000

2024-03-20 14:51:07 | オーディオ

今日お預かりしたのは B&O, Beolab 8000 で片方は電源は入り LED も赤→緑と変わるものの音声
出力が全く無いとのお話だった。  この種の物の修理のご依頼はこちらの ホームページ(3月末迄)
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/、4月以降は http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお願い致
します。

伺った通り LED は赤から緑に変わっていた。

以前可成り修理が加えられた形跡が診られた。  問題点は見付かったがその部品が無く知人から
送って貰うことになった。

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Braun, SK 55

2024-03-19 13:08:34 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの Braun, SK 55 で電源が入らないとのお話だった。 この種の物
の修理のご依頼はこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

カートリッジが外れて落ちていた。

電源が無いらなかった原因は二つ有り、片方は AC プラグ内部の配線が切れていた。 もう一つは
電源トランス用のコネクタ(下の画像)のヒーター回路の接点(右端)が若干開いていた。

ターンテーブルが回らなかったがモーター回路が断線していた。

側面の木の部分が一部割れていた(今回の輸送中の問題では無さそうだった)。

一応ラジオは AM/FM(海外バンド)共機能し、レコードプレーヤーも動作したが歪が多かった。

歪はスピーカーから出ていた。 オリジナルの物と比べると若干横幅が小さかった。

一度スピーカーを外し、取り付け方を変えた結果歪は払拭出来た。

ラジオ (AM/FM) とターンテーブル両方で動作を確認したが良好だった。

3月20日 作業を終えた後、作業台に上の布切れが落ちていた。 スピーカーを一度外し、固定し
直しただけで歪が払拭されたのはもしかすると上の布切れがコーンと筐体の間に挟まっていたか?

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マランツ 8B 用出力トランス

2024-03-10 11:24:13 | オーディオ

何年前か忘れたが以前手掛けたマランツ 8B の出力トランスの修理に関する問い合わせを頂いたが
こちらのブログにコメントを頂いてもメールアドレス、電話番号等が記されてなければこちらから
は何も出来ない。  こちらえのお問い合わせは HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願
い致します。

その後アレコレ調べられた結果こちらの HP を見付けられた様で19:48に電話を頂いた。 良かった! 
 前回このアンプを手掛けたのは 2008年1月22日だった様で16年前となるがその時のトランス屋さ
んにメールを送っておいたが今も巻き直し可能か?

3月11日 トランス屋さんからの回答では現在は巻き直しは行って無いとのことだった。 残念!

EL34/6CA7 p-p用のトランスは多く売られてはいるが今回のトランスには特性補正用のフィードバ
ック巻き線が2系統有り、ただでさえもう片方との特性の違いが生じるのに加え一層違いが顕著とな
ることが想像出来る。 こうなるともう片方のトランスも外し二つとも新規に揃えるしか手は無さそ
うだった。

 

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Braun, PCS 5

2024-03-08 19:55:58 | オーディオ

先日電源回路に入っているコンデンサが破裂したと伺った Braun, PCS 5 が届いたので早速診させ
て頂いた。 この種の物の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)に
お願い致します。

先日関西の方から Braun, PCS 5 を使うべく三菱製のインバーターを接続し50Hz を供給したが(電
圧は 180V 程だったが)破裂音がして調べてみたところ画像の部品が壊れている様だったが直せるだ
ろうかとのお問い合わせを頂いた。 破損したと想われる部品は 0.1μF+33Ωの様なので特に問題は
無いだろうとお伝えした。 その後調べた結果上の部品は電源ラインに入っている物と分かった。
しかしこれまでに PCS 5 は何度も手掛けたが進相コンデンサの容量抜けの経験は何度か有るが電源
ラインに入っているコンデンサ+抵抗の破損と云う経験は一度も無かった。  来週末に届けて頂く予
定だが大きな問題が無いことを祈るばかりだ。 ところで気になったので三菱のインバーターの型番
を伺った。FR-D720S-1.5K 200V (定価¥117,480. ネットで探した際に見付かった物は¥32,894.)
どうも入力は単相200V、出力は3相200Vの様だがPCS 5の単相220V/50Hz入力にどう繋いだのか?

 もう1点お問い合わせ頂いたのは上の画像に見られる様な Din 5pin-Din 3pin の出力コードが短い
ので2m程の物を作って欲しいと云うお話でこれも何の問題も無いとお答えした。しかし何度かヤリ
トリをしていて Din 3pin のコネクタをどの様なアンプに接続するのかが気になり伺ってみた。 
TG 45に入力するとの回答が有ったがTG はテープレコーダに使う型番でしかもTG 45は聞いたこと
が無く、もしかしてTS 45では無いかと伺ってみた。 想像は当たったがだとすると Din 3pin のコ
ネクタは使わない。 ご依頼主にお話したところTS 45には Din 5pin のコネクタが使われているこ
とは承知しているが、このDin 5pin-Din 3pinのコネクタ付きのケーブルが添えられていたので使え
ると考えたとのお話だった。 イヤハヤ何とも困った話だが、売り手はこの辺りのことを知らないの
か、知ってはいるがとぼけているのか? 真相は知らないが多分良く分かって無いのだろう。
こちらえのご連絡は ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

先ずは破裂したコンデンサをメタライズド・フィルムコンデンサ + 33Ωに替えた。

220V を加えてみたがモーターが回転しない。

2系統の電源スイッチ(上の画像)の接点に問題が在る様だった。 可成りの電流が流れたか?

電源を 220Vに直結しモーターは問題無く回り、回転数も正常なことを実際の出力で確認した。

電源スイッチに取り掛かった。 当初接点部分の問題と考えていたが、実際は機械的な問題で
移動量が微妙に少なくスナップ・アクションが為されない様だった。 幾つかの方法を試みた
が最終的にコの字型の金具に半田を若干加え好結果を得たが今日は時間切れで画像は明日。
イヤハヤここまで微妙な調整が必要と云うのは初めてとなった。

3月23日 頼んでおいた信号ケーブルがヤット届いた、長さが2mまでなら入手は簡単なのだが
2m以上となると入手が途端に困難となった。 当初通常のステレオ音声の入力だけと考えてい
たが今回の機種のマニュアルに依るとトーンアームのグランドとアンプのグランドを繋ぐ必要
が在る様なのでグランド用のコードを加えた。

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B&O, Beosound Century 等のツィーター

2024-03-08 19:40:59 | オーディオ

今日は時間が出来たので B&O 製品に良く使われているツィーターを修復出来無いか取り組んで
みた。 このツィーターは Beosound Century, Beosound 1, Beolab 3500 等同社の製品に良
く使われているが、特に Beosound Century では断線の頻度が非常に高く何とか修復出来無い
ものかと取り組んでみた。 こちらえのご連絡は 4月以降 HP http://vrc-tezuka.sakura/ne.jp/
にお願い致します。

4月18日 今回の作業はスピーカーの老舗 F 社さんから世界の S 社さんに移り、そこでもスピーカ
ーを担当されていた我が AWC の古いメンバーでもある K さんにお願いした。 先程 7台が届き動
作を確認させて頂いた。  こちらの HP が今月から変わり http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/となっ
ておりますのでご注意下さい。

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Braun, TC 20D(再)

2024-03-06 12:14:44 | オーディオ

今日の2台目は以前手掛けた Braun, TC 20 D でトーンアームが折れたと伺いアルミパイプ製なの
で折れたのでは無くカートリッジの処で剥がれたのでは無いかと想像した。 この種の機器の修理
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)にお願い致します。

届いたものはターンテーブルが外れていたが出荷に際してはテープで留める位はして欲しい。 これ
ではレコード針や、カートリッジを痛める。 またアクリル・カバー固定金具が外れていた。

想像通りカートリッジがトーンアームから剥がれていた。 レスト部分も折れていた。

外れていたターンテーブルを戻し、回転を確認した。 最低限下の様にテープで固定して欲しい。

3月7日 修理に取り掛かった。

トーンアームを置いておく部分も壊れていた。

先ずはアルファ系の接着剤で仮に固定した。

次いでエポキシ系の接着剤で固定した。

接着剤の硬化を待ち実際に動作させて好結果を得た。

3月13日 2日前に現品は届いたがカートリッジ部分がまたしても外れていたとのご連絡を頂いた。
梱包に使われていたダンボール箱に変形等は見られ無いか伺ったが問題は見られないとのことだっ
た。 今回と同様の修理は何度も手掛けておりそう簡単にカートリッジは外れないのだが一体何が
起きたのだろうと解せなかったが今日上の画像 2点をお送り頂き、アクリルカバーが下に落ち、カ
ートリッジに当たっていた。 なる程これならカートリッジは外れると納得はしたが、アクリルカ
バーが下に落ちたのは無理な力が加わったとしか考えられない。

 

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B&O, Beosound Century

2024-03-03 12:26:42 | オーディオ

今日流山の W さんからお預かりしたのは Beosound Century で雷門にお住いのお母さま(先頃階
段で転ばれ身動きが取れなくなった)が永年お使いになっている物の様だった。 この種の物の修理
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)にお願い致します。

3月4日 昨日は午後納品が有り今日一番で取り組ませて頂いた。お話の通り CD 部分は機能せず。

ラジオ部分に問題が在りそうとのことで先ず確認したが AM/FM 共良好だった。

気になったのでツィーターを診てみたが残念ながら左右共断線していた。

光学ピックアップの交換に取り掛かった。

CD 部分も良好に機能する様になった。

連続運転を開始した。 ところで先月22日、浜松の S さんからも Century 修理のご依頼を頂き3
月に連絡を頂けると云うお話だったが今回と同じ光学ピックアップは在庫が無くなり直ぐには対
応出来無いが果たして何時頃お送り頂けるのだろうか、確か元箱をお持ちとのお話だった。

3月6日 発注しておいたツィーター 2個が届いたので早速交換した。

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