テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Collins, 51S-1

2024-04-24 13:36:16 | 通信機

今日の2台目は時々修理のご依頼を頂く茨木の A さんからお預かりした Collins, 51S-1 で S メー
ターが動作しない等幾つかの問題が在る様だった。  この種の受信機の修理のご依頼はこちらのホ
ームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

4月25日 S メーターが振れないとのお話だったのでメーターその物に問題が在った場合如何とも
し難いのでメーターの動作を確かめておいた。

4月26日 マニュアルを持ち帰り作戦を練った。

S メーターのゼロ点調整と感度調整を行ってみたが CAL モードでは十分振れたが通常動作確認に
使っている 1,242KHz ( JOLF ニッポン放送 ) では何故か全く振れなかった。

周波数がズレているとのことで先にこちらを調整した。 (上約-4KHz) 下は補正後。

感度が可成り低い様なので先ずは真空管の gm を測定した。 赤く印を付けた物は交換要。

4月27日 昨日帰路回路図を眺めながら気になったアンテナ入力を確認してみた。上は ニッポン放
送 1,242KHz、下は ラジオ日本 1,424KHz 受信時。  何時もと同様の感じだった。  問題はどうも
Megacycles スイッチの接触不良だった。 

Megacycles スイッチ部分に可成り接触不良が在りそうだったので接点復活剤を軽く吹き掛けた。

可成り効果が有った様で Sメーターの指示は安定且つ良好となった。

上は完全にゼロでは無いが略ゼロに調整した。 下は何時ものニッポン放送受信時。

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TRIO, 9R-59

2024-03-23 11:32:32 | 通信機

今日お預かりしたのはトリオ 9R-59 で電源は入りノイズは出るが受信には至らないとのお話しだっ
た。 この種の物の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp にお願い致します。

3月25日 通電し動作を診てみた。 しかしシャーシの状態は新品の様だった。

ペーパー・コンデンサはメタライズド・フィルム・コンデンサに近年交換されていた。

そのままでは動作せず UY ソケットの 1-5 番ピンをジャンパーした。

先ずは真空管の gm とエミッションを測定した。 V1, V6 各 6BA6 の所に 6BD6 が使われていた。
V1 は特に感度に影響するので手持ちの 6BA6 (未使用) に交換した。 Qマルチ用 6AV6 を忘れた。

細かいことだが SET POINT (バンド・スプレッド) が最小容量となる箇所でここで周波数を合わせる。

SET POINTが微妙にズレているのが気になって修正を加えたが 0.5時間を要した。 954Kc受信時
だが上は修正前。

上は 4.8-14.5Mc バンドでラジオ日経 (6.055Mc) 受信時、表示は約 5.91Mcを示している。

10.5-30.0Mcバンドで北京放送を受信したがここの周波数は未確認。 明日調整を加えてみよう。

3月26日 昨日忘れた Q-Mult用 6AV6 の gm 等を測っておいた。

次いでこの Q-Mult の発振周波数を確認した。 最初 464.64KHz と可也高かったので調整した。

発振周波数調整用のバリコンをセンターに持って行った。

周波数を 455KHz に合わせた。

次いで各バンドのトラッキング調整に取り掛かった。 先ずは .55-1.6Mcバンド(600Kc)

上は 600Kc、下は 1.4Mc

次いで 1.6-4.8Mcバンドの 4Mc(上)と、1.7Mc(下)

次いで 4.8-14.5Mc バンドの 6Mc(上)と、10.5-30Mc バンドの 28Mc(下)


最後は 954Kc (TBS)

 

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JRC, NRD-505

2024-02-27 09:57:28 | 通信機

今日の5台目は昨日届くかと考えていた JRC、NRD-505 で確か前回取り組んだのは10年前で当時は
視力も十分で使っていたオシロも 150MHzの物でこのところの 20MHzの物とは大きく異なりどこ
まで出来るか? この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

伺った様 KHz台の表示が常に変わっており、音声出力は全く無かった。

メモリーバックアップ用の電池は完全に放電していた。 (今回の問題には直接関係無いので無視)

 

 

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ヤエス FT-901DM

2024-02-21 12:36:33 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなるヤエスの FT-901DM でダイアルが硬いとのお話だった。 この
種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願
い致します。

早速診させて頂いたが特に硬いと云う様な感じでは無かった。

二つのノブの間隙が気になったので少し拡げたがスムーズに回った。

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Collins, 75A-3

2024-01-16 14:33:18 | 通信機

  今日の2台目は以前から修理依頼を頂いていた Collins, 75A-3 でバンド毎の周波数を表示する
ドラムが回転しなくなって仕舞い、また周波数表示の指針が斜めになっているとのお話だった。 
この種の受信機の修理、調整等のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

1月19日 修理を開始した、一部のノブの位置(方向)は後々大事なので位置を記録した。

ドラム側面のプーリーに巻かれていなければならないスチール・ワイヤーが何故か外れていた。

前面パネルが外れさえすれば後は簡単と想うが外れない。 特に BFO PITCH のシャフトの周りの
スリーブが外れず困った。 メインのシャフトも減速機構が在り可成り複雑そうだった。

前面パネルの裏に在るドライブ側のプーリーにも何故かスチール・ワイヤーが巻かれて無い。

前面パネルが何としても外せず最早ここまでかと諦め掛けた

駄目元でアレコレ試みた結果何とかスチール・ワイヤーをプーリーに戻した(イヤハヤ疲れた!)。

バンド切り換えは良好に動く様になった。 上は 15mバンド、下は 40mバンド。

上は 160mバンド。 下は BFO PITCH のツマミと外側の A, B 切り換えスイッチ。 3段階切り
換え出来そうに思ったが記憶通り 2段階が正解だった。(スリーブのところをいじった際 2段階
しか切り替わらなかったと記憶している)。 しかしこの A, B は何の切り替えか?

その後今回の機種のマニュアルに目を通し A, B はメカニカル・フィルターの切り替えで 75A-3 に
は標準で 3KHz の物が搭載されており別途 800Hz の物もオプションで搭載可能とのことだった。

1月20日 メカニカル・フィルター切り替えスイッチに取り掛かった。

メカニカル・フィルターは標準の 3KHz の物の他にオプションの 800Hz の物も装填されていた。

若干 S メーターの振れが大きかったので調整を加えた。

メカニカル・フィルターの切り替えスイッチを本来の位置に戻した。

全てのバンドで動作を確認した。

オプションの NBFM アダプターも備わっていた。

一部の真空管は非常に狭い所に収まっておりエクストラクターが欲しい。

時間が有ったので真空管のチェックを行った。 結果 V2 (6BA7) と V8 (6AL5) が最低値を下回って
いた。 最低値は下回っていなかったがギリギリの物は交換しておいた方が後々無難そうだった。

 

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トリオ 9R-59

2024-01-03 12:30:11 | 通信機

今年の1台目は今日の配達をお願いしてあったトリオ 9R-59 で電源は入るが全く動作しないとのお
話だった。  この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

早速通電してみたがハムが出るだけで確かに全く動作しなかった。

電源回路のブロック型電解コンデンサの電解液が無くなっている様だった。

47μF/350Vの電解コンデンサを 2個を加えた結果一部は動作し出したが受信には至らなかった。

IF 増幅以降は動作していたが混合、局発、高周波増幅部分にB電圧が加わっておらず回路を追った。

自分でもアマチュア無線を始めた60年程前にこの機種を組み立てたことが有るが忘れていた。

裏面に在る UY ソケットにプラグを挿し+B回路をジャンパーする必要が有ることを忘れていた。

一応動作はし出したが感度が低く、トラッキング・エラーも多い様だった。

S メーターも全く動かず一度分解する必要が有る。

S メーター(ラジケータ)を分解してみた。 てっきりピボット部分の問題かと考えていたが....

実際は導通が有ると想ったのはシャント抵抗で、残念ながらムービング・コイルは断線していた。

次いで真空管の gm 等を診て見た。 6BE6 は 2本共最低値を大きく下回っていた。

整流管を忘れていたのでエミッションを確認した結果 50-48/40 と一応使えるレベルだった。

1月14日 ご依頼主が探していたラジケーターを入手出来動作確認後発送したとの連絡を頂いたの
で次のステップに進んだ。 gm が低かった 6BE6, 2本を交換すべくストックを探した。

未使用の 3本が見付かったが gm を調べた結果、松下とエレバムの物が良好だった。

次いで使われているペーパー・コンデンサの交換に取り掛かった。 これまでの経験で絶縁が低
下している物が多かったが今回の物も絶縁が可成り劣化していた。

1月17日 お送り頂いたラジケーターを組み込んだ。 上部のキズが惜しい。

ラジケーターのゼロ点を合わせた。

先ずは中間周波 455KHz の調整に取り掛かった。

中間周波の調整は上手く出来たのでバンド A から局発と高周波増幅の調整に取り掛かった。

100点満点では無いがバンド A は実用レベルとなりバンド B に進んだがこのバンドを含めバンド
C, D は何れもバンド切り替えスイッチの接触に問題が診られた。 永年放置されていた様でこの
問題の解決は難しそうだった。

他のことで今日いらして頂いた M さんに接点復活剤を買って来て頂いたので切り替えスイッチ部分
に塗布しておいた、少し置いてから動作を診て見よう。

接点復活剤の効果は可成り有りバンド A~D まで一応動作する様になったが バンド B~Dはトラッ
キング道半ば。 (取説通りに調整を試みた何故か上手く行かなかった)

1月18日 B~D バンドのトラッキング調整に取り掛かった(局発の信号がアンテナ端子に可成り
のレベルで出ていた)。 一応マニュアル通りに調整を進めたが D バンド の局発用トリマーは
外れるギリギリでも未だ不足で無理はしなかった。 傷が気になったラジケーターのフロント部
分を交換してみよう見てみたが残念ながら接着剤でシッカリ固定されていた。 

 

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Collins, 75A-4

2023-12-20 16:38:05 | 通信機

今日の5台目は Collins, 75A-4 で周波数表示のドラムを回転させるスチール・ワイヤーが切れて
仕舞ったとのお話だった。 これまでに経験したことの無い問題だが近々診させて頂こう。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い
致します。

12月21日 問題の部分を表に出すべく分解に取り掛かった。

一部のツマミは2mmのアーレンキーで外せたり、マイナス・ドライバで外せたがメインのノブ
が外せ無い。

メインのノブ (Killocycle Tuning)  が外せ無いと前面パネルが外せず今回の問題の部分が当たれ
無いが、何とか上下のパネルを外しワイヤーが掛けられないか見てみることにした。

12月22日 昨夜我が家で 75A-4 のマニュアルの一部をプリントアウトした。 上の様な状態に
さえすれば切れたワイヤーの張り替えは直ぐに終わりそうだが!

回転ドラム (バンド表示) 側はプーリーが直ぐそこに在りワイヤーの架け替えは問題は無さそう。

ところがバンド切り替えのシャフト部分は奥に在り最早どうにも出来ない。

 しかし少なからずこの種の物を手掛けて来たがノブが外せ無いと云うのは初めての経験となった。
昨日外した音量用のノブを元に戻したが何処かに引っ掛かって仕舞う様で回せなかった(ボリューム
の交換を要する)。 云うまでも無いがこの部分を何処かにぶつけたことも無理をしたことも無い。

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Hammarlund, SP-600-JX6

2023-12-17 12:40:00 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りの SP-600 で電源は入るが全く受信出来無くなって仕舞ったとのお
話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

通電してみたが全く音声出力が無く出力段から前段方向に回路を追った。

徐々にノイズは出る様にはなったが 1st Mix. V5 (6BE6) を抜き差しすると可成りのノイズが出たが
この辺りの動作が腑に落ちない。

今日は2時間半しか取り組めなかったが少し頭を冷やすことにしよう!

12月18日 昨日はマニュアルを持ち帰り作戦を練った。 上の画像に在る V1, V2, V4, V5 の4本
のソケットは裏からも当たれ無いのでエクステンダーを作るかと考えていた。

その前に真空管 V4 の周りにリード線を巻き容量結合で 455KHzの信号を加えてみた。上の画像

次いでアンテナ端子に 455KHzを加えたのが上の画像で高周波系に問題は無さそうだった。

局発の出力をオシロで診て見たが検出出来なかった。 エクステンダーを作るかと考え始めた。

アレコレ設定を調整した結果機能し出した。 こちらで最も電界強度の高い ニッポン放送
(1,242KHz) 受信時。 バンド切り替え、及び Xtal Phasing に可也接触不良が診られた。

次いでラジオ日経 6.055MHz 受信時。

 

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Collins, 51S-1

2023-11-20 13:11:29 | 通信機

  今日沖縄の T さんからお預かりしたのは久し振りの Collins, 51S-1 で先頃感度が落ちて来
たとのお話だった。 この種の受信機の修理、感度調整等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

早速動作を診させて頂いたが確かに感度は可成り低かった。 下はこちらで比較的電界強度の高い
NHK 第一 (594KHz) 受信時で周波数も数 KHzズレており S メーターは全く振れなかった。

こちらで最も電界強度の高いニッポン放送 (JOLF 1,242KHz) 受信時で数 KHz 離れた所に別のピー
クが在った。 サテ先ずは真空管のチェックから始めるか。 ここまでは何時も中波の動作確認に
使っているループアンテナで動作を診て見たが 6.055 MHzのラジオ日経等の受信には外の逆 L ま
がいのアンテナを使ったが S メーターは少し振れていた。

先ずは真空管の gm チェックに取り掛かった。 今日は6EA8, 5本と6BA6, 4本で時間切れとなって
仕舞ったがこれらの略全ては Min.Val. ギリギリか下回っており略全数交換の必要が有る。  他にも
7本残っており明日一番で診させて頂こう。

11月21日 結果として 6EA8 は 5本、6BA6 1本、12AX7 1本 加えて 6DC6 1本を交換したい。

米国に発注しようか、国内で調達するか迷ったがヤフオクで真空管を可成り出品している方にこれ
らの真空管のことを相談したが最初の内容と次が異なり時間ばかり掛かるので取引は止めたいと言
われて仕舞った。 ならばと自分の真空管部屋に閉じこもり何とか 4種 8本を探し出した。疲れた!

真空管交換後先ずラジオ日経 (6,055KHz) を受信してみた。

次いでニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。

電源電圧を 115V に変えラジオ日経の (上 第2) 6,115KHz受信時。(下 第一) 6,055KHz受信時。

11月22日 昨夜今回のモデルで 531KHzを聴いていると通電後20~30分で音量が減り全く聴こえ
なくなるとの連絡が有った。 真っ先にお話頂きたかった問題だが先程来既に30分通電している
が今のところその様な現象は診られ無い (こちらでは電源電圧 115Vで 594KHzを受信している)。

結局今日は2時間40分程連続運転を続けたが周波数の安定度は高く、また問題は診られなかった。

 

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八重洲 FGR-7

2023-05-26 15:07:11 | 通信機

今日の4台目は久し振りの 八重洲 FRG-7 で全く受信しないとのお話だった。 この種の受信機の修
理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

早速通電してみたがお話の様に全く受信には至らなかった。

最も怪しかった第一局発 (55.5~84.5MHz) は動作していた。 ところでこの機種は何度も手掛け
ており回路図は有ったハズだが見付からなかった。 再度ダウンロードするしか無いか。

5月27日 昨日は第一局発に問題が無いことを確かめて時間切れとなって仕舞ったので続きに取り掛
かった。 上はハーモニック・ゼネレータの出力で 1MHzの源発振+高調波成分。

実際の周波数を診てみた。 上は下端 54.616MHz、上端の周波数も確認したが86.195MHzだった。

次いで第二局発は上端 3.480MHz、下端 2.437MHzだった。(説明書では3.455~2.455MHz)

Pre Mix 後 BPF を通過した出力。 (52.5MHz)

4MHz の信号を加えた際の第一混合の入力端。 一応信号関係は良好で 6MHz辺りを実際に受信
出来たが何故か中波帯域を受信出来ない。 今日は午後都内で集まりが有りここで時間切れ。

5月28日 6MHz台でラジオ日経 (6.055MHz) を受信は出来たがイマイチだったので急遽簡単な逆L型
アンテナを外に張った。  下は S メーターの指示値。  *メインの周波数表示に若干ズレ有り。

7 MHz帯のハムバンドを聴いてみた。

15MHz帯で中国と想われる放送が何局か入感した。

A バンドではロックが殆ど掛からなかったので第一局発の周波数を若干調整した。 結果ロックが
辛うじて掛かる様になり A バンドも機能し出した。 (ただ本来の感度はもう少し高いのでは?)

上はバンド A で TBS (JOKR, 954KHz )受信時。 下はニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。

FEN (AFRS) 810KHz受信時。LOCK の LED は本来は完全に消えるのが望ましい。バンド A
は 500KHzスタートなのでメインの周波数表示はどうなるのだろうか? (0=500KHzか?)

 

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スタンダード AX400B

2023-01-11 13:48:24 | 通信機

今日の1台目は初めてとなるスタンダードの AX400B で電源が入らなくなったとのお話しでお預か
りした。 この種の物は積極的には手掛けておりませんが通常の通信機の修理等のご依頼はこちら
の ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

上は電池コンパートメントでの抵抗値、下は電流を確認したところ。

側面の FUNC ボタン等を押すと流れる電流が変わった。 つまり電源回路は繋がっているが機能
していなかった。 マイクロ・プロセッサ絡みとなると最早お手上げ。

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Collins, 75S-3B

2023-01-06 14:00:49 | 通信機

 今日お預かりしたのは Collins, 75S-3B で先日お預かりした機種の姉妹機の様だが構成等可成り
違っている様だった。 CD 版の取説を添えて頂いたが仕事場のPCでも我が家の物でも残念ながら
読めず取説を郵送頂くことになった。  この種の受信機の修理等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月7日 サービス・マニュアルとパイロット・ランプ用の金具を待っているが使われている真空管
の gm をチェックしておいた。 幸い(感度に無関係の出力管を除き)全て問題は診られなかった。

1月9日 ご依頼主からパイロット・ランプ周りの金具等が届いた。

調整の手順を確認する為取説を持ち帰った。

 

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Collins, 75S-1

2023-01-04 12:13:35 | 通信機

今日の2台目は Collins, 75S-1 で初めてとなる機種だった。 USB/CW が機能しないとのお話だった
が、更に添えて頂いた 200kc事のキャリア調整  の意味が不明だった。 この種の受信機の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月5日 動作の確認に取り掛かった。

上は LSB 用の 453.68 (453.65) KHzの発振波形。

予想通り USB 用は全く発振していなかった。

USB 用の 456.35KHzは死んでいた。

1月7日 水晶が出来て来ないと先に進めないので真空管の gm を測定した。 幸い受信感度に関係
する真空管は全て問題の無い値だった。

1月26日 予定より2日早く頼んでいた USB/CW 用の水晶が届いた。

-65V 回路用の電解コンデンサがパンクしていたので交換した。

早速水晶を組み込んでみたが負荷容量30pFで作られた物なので周波数が10Hz高かった。

補正用に 20pFのトリマと 8pFを加え周波数を 456.35KHzに合わせた。

周波数表示を合わせたいとのお話が有ったので診てみた。 7MHz帯での表示は-0.6KHzだった。

上は補正後の 7.00MHzでの表示。 ただ下の 15.00MHzでは +1.4KHz程となった(途中使われ
ている周波数変換用水晶の発振周波数を合わせる必要が有る)。

 

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JRC, NRD-515(再)

2022-12-19 14:11:21 | 通信機

今日の1台目は今年4月に診させて頂いた NRD-515 でその時は友人に手伝って貰いロータリーエン
コーダ部分を直し上手く動作していたのだが再度同じ状態になって仕舞ったとのことでお送り頂い
た。 この種の受信機の修理のご依頼はHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします。

中央部分に鎮座しているロータリエンコーダを外すには多くのビスを外し、且つ両方の基板を
持ち上げる必要が有り時間を要する。 緑のリード線は友人が+5V電源を元から引いたもの。

12月22日 エンコーダーを組み込み最終確認を行った。

 

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ヤエス FR-101DD

2022-10-24 15:57:49 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなるヤエス FR-101DD で VFO が機能しないとのお話だった。この
種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします。

先ずは症状を確認した。

回路を調べ始めたが VFO 回路に電源電圧+6V が加わって無かった。

基板 PB-1312B の +6V REG 出力に電圧が出ていなかった。 上は入力端、下は出力端の各電圧

上のレギュレータ用 IC (MFC6030A) は結構高額なので 3端子レギュレータ 7806 で代用した。

VFO も動作し出した。 +6V は BFO にも加えられておりここも動作しなかったハズ。

Sメーターの振れが少ないと想っていたが AGC を OFF にしていたのが原因だった。

一応動作し始めたがバンド切り替え始め多くの接点に問題が診られた。

 

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