テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

●イタリア製のカーラジオ

2008-02-27 18:12:54 | Weblog

2月29日 一応部品交換が終わったので組み込んでみたところ上の画像の左に在るダストコアが
落ちていた。 調べたところアンテナ・コイルか局発用コイルのインダクタンス調用で次の2枚の画
像で本来の位置に戻ったところがご覧頂ける。 また押されていたスタンプから1962年3月製の物
と判明した。

略透明なプラスチック・ケースの中身が気になり開けてみたのが上下の画像で、リレー+モーター
から成る自動選局用の駆動ユニットでした。  これで前面に在る遠近切換えのスイッチの意味と
双三極管が2本が使われていた理由が分かりました。 但し通常前面に置かれる自動選局開始
のスイッチが見当らず不思議です。

 

2月28日 修理に取り掛かったものの大変な状態で先ずはクリーニングからスタートした。 しかし
ここまで酷い物は初めてで、何せ使われている部品の殆どは見えず、値も定かで無い。

何とか苦労して値を読んだり、容量計で計り推測したりしながらコンデンサを交換した。

昨日トランジスタはOC26、2個しか見えなかったが隠れていたもう2個が見付かった。 左側がDC-
DCと想われるユニット、また右側が音声出力と想われるユニット。受信感度切換えスイッチは機械
的に壊れており修理を諦めた。 また電源コネクタのネジが欠落しており、ネジ山もおかしくなって
いたのでネジを立て直した。

 

今日お預かりしたもう1台はイタリアElectromeccanica製のCondorと云う1950年代末から19
60年代初頭と想われる真空管4球+トランジスタ2石のハイブリッド・タイプの珍しいカー・ラジオです。 
未だ修理のゴーサインが出た訳ではありませんが、幸い真空管、及びトランジスタに問題は見られ
ず時間は掛かりそうですが何とか修理は出来そうです。 真空管等のライナップはECH81-EBF89-
ECC84-ECC82-OC26(x2)、電源は+/-12V。 トランジスタは多分DC-DCと出力用に1石づつ使わ
れていると想像しました。  この種のカー・ラジオの修理に付きましてはこちらのホームページから
お問い合わせ下さい。

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●VW用の扇風機

2008-02-27 18:04:28 | Weblog

今日お預かりしたのはチト専門外の、車で使う扇風機で古いワーゲンに使われていた物と伺いま
した。  この種の物はときに分解で苦労させられますが比較的スンナリ分解出来、問題点も幸い
見付かり好結果を得られました。 

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●Blaupunkt、 Frankfurt

2008-02-22 23:08:02 | Weblog

今日お預かりしたのは当初New Yorkerと伺っていたがFrankfurtの1970年代のモデルでカバレッジ
を日本バンドに変更した。 何度も手掛けており難しくは無いがそれでも外さなければならない部分
が多く、何度やっても可也面倒な機種であります。 *画像が上下逆さまで失礼致します。 この種
のカーラジオの修理、改造に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●AWCのミーティングの日程

2008-02-20 23:10:07 | Weblog

3月、4月のAWC(Antique Wireless Club)のミーティングの日程は次ぎの通りです。 3月1日*第一
土曜日ですのでご注意下さい。 4月12日。  時間は午後1時~4時で何時も通り渋谷区恵比寿で
開催されます。  ラジオに興味をお持ちの方でしたら何方でもご参加頂けますので詳細はコメントを
頂くか、小生のホームページからお問い合わせ下さい。 略毎回、ラジオ工房を主宰されているUさ
ん、またmixiのトランジスタラジオでご存知の方も多いOさん、またラジオは初めて間も無いと云う方
々がいらっしゃいます。 

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●ハマーランド SP-600-JX-28

2008-02-20 22:50:09 | Weblog

こちらのブログに質問を頂きましたが連絡先が記されておらず返信出来ませんのでここに記します
が 六角の止め輪 なる物を存じません。 それとも各シャフト固定のナットのことでしょうか?

3月1日  先月末に米国のハマーランド製品愛好家の集まりと、この種の通信機を多く扱っている
アリゾナの店に今回のSP-600-JX-28のマニュアル入手の可否を問い合わせていたが驚いたこ
とにこの機種のマニュアルは見付からなかった。 軍用の別名称R-620/FRRが与えられているこ
の種のモデルでマニュアルが無いと云うのは初めての経験で愛好家の集まりのAl Parker氏から
は私がスケッチした回路図を是非スキャンして送ってくれと依頼された。

2月26日 今回のJX-28の回路図を米国でも探してみたが結局見付からず、昨日は意を決して夕
方まで掛けて回路を追ってみた。 結果AVCの電圧が変わらない原因、及びSメーターの振れが小
さい原因は先のRFトランスに在るハズと考えRFトランスを作り直した。   下の画像の右が作り直し
たRFトランスで、組込み好結果が得られたものの暫くランニングしたところパラフィンが溶ける匂いが
して調べたところダストコアが可也熱を持っていた。  Sメーターの振れも徐々に小さくなり始め、多
分レアショートが在りそれで発熱していると想像した。  仕方なく左のダストコア(+コイル)を使い再
再度RFトランスを作り直しヤット安定した好結果が得られた。 疲れた!

これまで-38dB辺りまでしか振れなかった(全体の15%程)Sメーターも
フルに振れてくれる様になった。  下の画像

2月22日夜 色々試みた結果、高周波ワックスを含芯させたところ絶縁が回復した。 ところが組み込
み電圧が加わった結果元に戻って仕舞った。巻き直ししか無いと考え現状を確認したところ、共振回
路を形成している側は約513KHz、またここに使われていた240pFを反対側に付けた際の共振周波数
は約530KHzだった。 どちらのコイルを解くか迷ったが後者の方が圧倒的にQが低かったので前者を
生かし、似たコイル(テレビの映像増幅回路用ピーキング・コイル)を工夫して作り上げた。  当然絶縁
が確保されAVCの動作はガラット変ったがさて、初期型の回路図ではJX-28の動作について判断出
来そうも無い。 (それほど初期型と今回のモデルは異なっている)

右側のコイルが芯のソリッド抵抗からハズしたピーキング・コイル。 下はこの上のコイル組み
込んだRFT。 若干間隔が増し、結合度は下がったが多分左程問題にはならないと想像した。

2月22日 昨夜遅くAVCの回路を追いながら解せなかったのは(本来の回路図が在ればズット簡単
なのですがそうは行かず遠回りをしながら何とか追っております)部品番号T10と記されたRFトランス
?の1、2次間の絶縁でした。 ダスト・コアを芯にしてハネカム巻きされた両コイル間には約2mmの間
隙が在り線材その物もリッツ線で本来絶縁されていなければなりませんが実測値は常温で約30Kオ
ーム、+60°では約20KΩしか有りませんでした。 サテ、巻き直すか? しかしガラ巻きではインダク
タンスも変わってしまうので悩むところです。 

上の画像からは見え難いのですが3枚在るラグ板の中央の手前に在るのが
T-10で外した物が下の画像です。 DMMの表示は29.2KΩを示しております。

 

2月21日 AVC回路に問題が在りそうなので予め目星を付けていたコンデンサを調べ様としたが2
個の内の一つが見当らない。  調べを進め分ったのは手元の初期型の回路図及びマニュアルと
今回のモデルのAVC回路は可也異なっていた。  しかしAVCの電圧が通電1、2秒後には+175V
となり、傍熱管が温まり動作し初めて+3V程となったがこのAVC電圧は正常では無い。 サテ、正
しい回路図は手に入るか?

今日予定より一日早くお預かりしたのはSP-600で久し振りの本格的通信型受信機です。 1月程
前から急に歪む様になったとのことでした。 サテ、明日以降、重さに注意しながら取り組んでみま
しょう。  この種の受信機の修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●三菱 AR-2715SUBK-2 カーラジオ

2008-02-20 22:42:09 | Weblog

2月22日 AMの感度がイマイチなのでと伺い改めてAMの感度を確認してみた。 確かに若干低
い様なので各部の動作を確かめ、また調整も行ったが改善は殆ど見られなかった。 AMの受信
はICワンチップで為されており、各部(アンテナコイル、RFアンプ出力、IFT合計4個)もキチント調
整したが改善が見られずICその物に問題が在りそうだがそこまではチト無理なので止めた。また
基板の裏側も確認したいところだがその為には多くの部品やリード線を外さねばならずこれまた
余計壊して仕舞う可能性大なので止めた。

 

今日お預かりしたのは三菱製のカーラジオ、AR-2715SUBK-2でICが多用された1980年代の物と
想われるAM/FMステレオ対応のモデルです。 壊れているので見て欲しいと云うご依頼でしたが
テスト結果何の問題も無く不思議です。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページからお問い合わせ下さい。

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●暫しのお暇

2008-02-19 23:52:44 | Weblog

私事で恐縮ですが、今から40年程前、世の中に出て間もなく出向が命ぜられた先は某電気メーカー
の人工衛星開発部門でした。 後に一大事業部に発展するその部門も当時は数人の小さな所帯で
自分が担当したのは科学衛星搭載用のテレメーターで、直ぐ隣では放送衛星のエンジニアリング・
モデルが開発されておりました。  これに端を発し、以来勤め先が変っても宇宙開発関連の仕事に
従事することが多く、サラリーマン時代は東京大学の傘下にあった宇宙航空研究所、また文部省直
轄の宇宙科学研究所に変った後もその頃打ち上げられた衛星に搭載される各種観測機器用の電源
は一手に担当しておりました。 その後独立してからは主に衛星からの画像データの高速処理を20
年程手掛けて参りましたがそれも6年ほど前に止め、以来かつての趣味で何とか暮して参りましたが
今回久々にお呼びが掛かり、かつての本業に携わることとなり明日はその最初の打合せが淵野辺
で持たれることとなりました。 この為3月から4月に掛けてはこれまでの様に時間が取れず、修理は
暫く休眠状態となりますが悪しからずご了承下さい。  

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●Blaupunkt、 Dervy (1960年)

2008-02-14 19:40:19 | Weblog

ピクニック・ラジオ(車内でもまた車外にも持ち出せるラジオ)として最も知られているのがこのドイツ
BlaupunktのDervyです。 1950年代末から1960年代に亘って幾つかのデザインの物が送り出さ
れましたが後年の物のデザインは妙に角張っていて個人的には好きになれません。 オークション
に出品していた物の締切りが迫り、FMのバンドを日本バンドに改造しようとして中波の感度が低い
こととFMで歪みが多いことに昨日気付き昨日、今日と格闘した結果無事直りました。 押しボタン
で4バンドを切換えておりスイッチ部分はさながらジグソーパズルの様相を呈しており取り組むには
可也の覚悟を要します。 今回の中波の問題は分ってしまえば何のことは無い、コイルの一つの
リードがスイッチのところで切れており、またFMはディスクリ内のダイオードの片方がオープンにな
っておりました。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合
わせ下さい。 またこのラジオはヤフーのオークションに出品中ですので是非ご覧下さい。

ディスクリの右側のダイオード(X766、OA79)がオープンになっていた。

切れていたコイルのリード線は細過ぎて見えませんがドイツ製のラジオでは同様にコイルの巻き線
をそのまま引き回しているケースが多く、今回同様切れて仕舞う可能性大であります。

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●シャープ TR-202

2008-02-14 00:04:23 | Weblog

今日手にしたのは昭和30年代前半製と想われるシャープの6石トランジスターラジオTR-202で辛う
じて動作しておりましたが少し手を加える必要が有りそうなのでオリジナルのままオークションに出
品することに致しました。 ところでこのラジオに使われているトランジスターはTEN(神戸工業)の初
期の物で48年前、中学生になった時に無理をして手に入れたシリーズ(2NJ8A/2S30-2NJ5A/2S
31(x2)-2NJ9D/2S32-2NJ9A/2S33(x2))で自分に取っては懐かしいトランジスターです。 この種
のラジオの修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●Becker、 Grand Prix + Mexico

2008-02-13 12:49:06 | Weblog

 

昨日、一昨日と取り組んだのは熊本のガレージからご依頼頂いたBeckerのカーラジオ3台で何れも
1970年代のメルセデスに搭載されていた物とのことでした。 3台の上2台はGrand Prixで下はMex
icoのカセット付きステレオタイプで全て自動選局機能付きの最上位機種です。 見た目では分かり
ませんが3台の内最も古い物は1960年代中頃、また一番新しい物は1970年代末頃の物と想われ
ます。 何れもこれまでに何度か経験の有る機種でしたのでFMバンドの変更は略スンナリ済ませる
ことが出来ました。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページからお問合
わせ下さい。

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●修理の見積り依頼を頂いても....

2008-02-13 00:07:38 | Weblog

毎日の様に修理の見積もり依頼を頂いているが今日はそんな中での、こちらサイドでの悩みです。
お問い合わせを頂いた機種は田辺商店のコンドルで昭和初期(昭和5年~7年頃と想像)の3球式
とのことでした。 112Aが欠けており、227と112Bは付いているとのことでした。  サテこれだけの
情報で皆さん修理見積りが出来ますか? もしこれで見積れと云われたらそれこそ最悪のケースを
想定しなければなりません。 付いていると云う227、112Bは果たして使える物なのでしょうか?想
像する3球の再生式ラジオでは段間に1:3程度のトランスを使っているでしょうが、他にも電源トラン
ス、チョークコイル、マグネチック・スピーカー等細いエナメル線を使った物は可也の確率で断線して
いることが想像されます。 ピッチで固めた電源周りのコンデンサも既に絶縁不良や容量抜けを起こ
していることでしょう。 配線に使われている線材も多くは被覆が傷んでいるでしょうし、電源のコード
もゴム引きのコードが内部で傷んでいることが想像出来ます。  サテ、費用に大きく影響するのは
これら交換を要する部品をどうするかです。 つまり同一の物を探すか、外観を生かし新しい物を中に
忍び込ませるか、はたまた新しい物で単純に置き換えるか。 これらのどれを採るかで費用は大きく
変ることはご理解頂けると思います。 つまり実際に診て、ある程度試験をしてみないことには確実
(これでも未だ不足で実際には手掛けてみないことには見付からない問題も多くあります)なことは
申し上げられず、一言でいくら掛かるのかと聞かれても答えられない理由は少しお分かり頂けたで
しょうか? そしてその様な場合、こちらは極無難な金額を申し上げるしか無いのであります、一度
2万と申し上げたら後から3万でしたとは云えないのであります! つまり修理のレベルも決めてお
いて頂かねばなりません。 例えば日頃から可也の数を修理している物、例えば昭和30年代中頃
の松下製の真空管式14インチTV、でしたら可也の確度で故障の具合が分りますので実際に診なく
とも修理レベル毎の費用をお伝え出来ますがその様な物は極一部でしかありません。 どうぞこの
辺りの事情をお汲み取り頂きお問い合わせ下さい。 どうぞ宜しく!

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●RCA、 Radiola 67 (1929年)

2008-02-10 18:00:03 | Weblog

2月24日 仕事場で出来ることは全て終わり、実機に組み込む為に金沢文庫を尋ねた。 (デジカメ
を忘れた為、画像は一度プリントアウトした物を再撮した) アンテナをループ・アンテナに変え以前
依り多くの局を受信出来た。  ただ若干歪みが気になったが仕事場では極普通のダイナミック・ス
ピーカーでテストを行い、歪みは感じられなかったのでスピーカーの問題と想われるがサテ、フィール
ドタイプのスピーカーの修理経験は無く、また直せるものかハッキリしない。 以前アンプのモードで
はハムが凄く使えなかったが幸いハムは殆ど出ず、先に進んだがレコードを再生しても音量が小さく
実用には無理があるレベルだった。 考えられるのは本来の高い巻線比を持つ入力トランスが低い
物に変っており、これを何とかする必要が先ずある。 次ぎにこの辺りに詳しい知人からの情報では
ピックアップ部分の磁石の劣化が通常みられるので磁石を強力な物に変える必要がありそうだ。

2月17日 Rider's のマニュアルにもこの機種が無いはずが無いと再度確かめたところRadiola 67
では無く、単に67で見付かり頭を掻いております。   サテ、新たに幾つか有用な情報が得られまし
たが回路そのものは同じで今日は重い電源の回路も調べてみた。  予想通りブリーダー抵抗の幾
つかはホウロウ抵抗に代っており、半田付けの問題が2箇所で見付かった。 電源/出力部とラジオ
部分を接続し動作させたところハムは感じられなかった(ヤッタ!)。次にピック・アップ用のトランス
が回路図上では19Ω:5,000Ω(約1:263)となっているのが実測値は49Ω:1,321Ω(約27:1)一桁
小さく念の為鉄製のケースを開けてみた。 本来ピッチで固められていたハズの中身はタムラのTK
-3(600Ω:20KΩ)に交換されていた。 このトランスの前に出力トランスが1次、2次を逆にして入れ
られていたのはインピーダンス整合を少しでも稼ごうと云うことなのだろう。 サテ、本来のトランスに
近いトランスは無い物か探してみよう。

2月16日 昨日は1920年代の読み難い回路図(一部)を慣れたこのところの書き方に直し、今日は
回路を追ってみた。 これまでに何度か修理(+改造)が加えられた様想われるが、それ以外に多分
作られた時から回路図と異なっている部分が何個所も見付かった。 回路図はRCAが用意した物の
様なので何とも解せないが、困った!  回路図通りとするには可也の部分を最初からやり直さねば
ならず現実的でないがサテ如何に進めるか??


ラジオ/アンプ部分の取外しをお手伝いし持ち帰ったのは1929年8月に発表されたRCAのRadiola 67
(分類としては電蓄となるのでしょう)で当時$690.で延べ4,939台が生産された最上位機種と云えそ
うです。 これまで可也の数のラジオを手掛けて参りましたがこれまでの経験の中では最も重い電源
部を持つ機種となりました。 1925年頃の199を使ったRadiola24,25,26等をスーパー・ヘテロダインの
第一世代とすると、この機種は傍熱管227を使った第二世代と云えそうです。  ラインナップは本来
227、7(可也昔に全て国産の56に替えられておりました)球に依るRF1段+IF2段の他励式スーパー
で検波段の次段の227の役割がハッキリしておりません。 プレートを接地し、カソードに-130V?程
を加えているのですがAGCアンプかと想像しておりますが近々回路を追ってみましょう。 アンプ部分
は227+250でフィールド・タイプのダイナミックスピーカーを駆動しており、電源は281(x2)の両波整流
でした。 症状としては先ずアンプの場合ハムが可也大きいことでラジオと共用している回路なので
すがラジオの場合ハムは出ず何とも解せません。 *ピックアップの入力トランスに昭和30年代と想
われる国産のTV用出力トランスが使われていましたが俄かにこのトランスが怪しくなって来ました。 
次ぎにアンプとして使った際ラジオが混入することがあるそうでこれはシーメンス・キーを使った入力
切替回路辺りが怪しそうです。  他にラジオでの若干の歪みと、JOLF(日本放送)しか聞こえないと
云う問題が有りました。 しかし電源部は重い!   この種のラジオの修理に関しましてはこちらの
ホームページからお問い合わせ下さい。

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●Becker, Europa TR

2008-02-10 17:53:49 | Weblog

 

今日お預かりしたのは1960年代中頃の物と想われるBecker, Europa TRで先日のお話しでは音量
が小さいとだけ伺っていたのですが実際には略音声出力は無いと云った状態でした。 他にも選局
機構が空回りしており、パイロットランプも断線、中波が全く動作せず、FMも下端が79MHzとアチコチ
に問題が見られました。 サテ何処まで修理するかご依頼主に伺ってみましょう。  この種のカーラ
ジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●SONY、 5-303 (昭和37年)

2008-02-06 19:12:40 | Weblog

 

お預かりしている修理品は有るのですが少しお休みを頂き、配達予定のマッキントッシュMR-67
を待っていたのですが何と集荷の際、可也の高さから落されて仕舞い、外観に問題は見られな
かったそうですが郵便局がメーカーに直して貰うと持って行ったのでそちらでの修理はキャンセル
したいと云う連絡を頂きました(メーカーに直して貰えるのか俄かには信じ難いのですが)時間が
空いて仕舞ったので昨日届いたSONY、5-303 2台を少し診てみました。 1台は殆ど欠品は無
かったのですがCRTにエミ減がみられ、またと音声出力が有りませんでした。 もう1台の(上の
画像の)方は欠品が幾つか有り、またエッジ・コネクターの一つが上下に割れており、SPは何故
かボイスコイルが固着しておりました。 コネクター、スピーカー等を交換し、動作しだしたのです
が垂直に可也の揺らぎが見られ最初電源にリップルが残っているのではとケミコン、セレンと当
ってみましたが変化は無く、まさかと思いつつも電源トランスを最後に交換してみました。 何と
カット・コアを使った電源トランスからのリーケージ・フラックスが原因だった様です。  この機種
始めSONYのマイクロテレビは優に百台以上を手掛けて参りましたが初めての経験となりました。
 この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

左に置いたのがリーケージ・フラックスの多かった電源トランス。 しかし製造時から何が
変ったのだろうか? 解せない現象であります!

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●マッキントッシュ MR-71

2008-02-04 19:01:24 | Weblog

2月5日 電源回路の追加修理も終え動作試験を行ったが電源電圧は定格通りの105Vは必要の
様で100Vでは動作することもあるが不安定であった。  ステップアップ・トランスをご用意頂くこと
にしよう。 

今日お預かりしたのはマッキントッシュのMR-71、FMステレオチューナーで日本バンドに改造して
欲しいと云うご依頼でした。 先週姉妹機種のMR-67を手掛けたばかりでしたので改造、調整は
問題無く済み、連続試験に移ったのですが暫くして動作しなくなり調べたところ電源回路に問題が
ありました。 以前にも手が加えられておりましたが修理は中途半端な形で終わっておりました。 
サテ、追加修理を行うか否かはご依頼主に伺ってみましょう。 この種のチューナーの修理、改造
に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

 

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