テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

B&O, Beolab 8000

2023-05-31 13:18:14 | オーディオ

今日お預かりした2台目は Beolab 8000 でこれまでにこのモデルは 20台程を手掛けたがエアキャッ
プでグルグル巻きにしただけと云うのは初めてとなった。 このエアキャップに半透明の養生テープ
が使われていると端が何処か分からず梱包を解くのに30分程を要した。  この種の物の修理のご依頼
はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

お話ではハムが混入するとのことでこのモデルで初めての経験となる。

片方の物の容量が抜けている様だったが 4,700μF の物は 55V までの物しか持って無く、何時もの
部品屋さんにも 63V の物は 3,300μF までしか無かった。 それと電源 OFF 時大きなノイズが出る
のが気になった (これまでこの機種では OFF 時大きなノイズは一度も経験したことが無かった) 。

 

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Braun, SK 5 (再)

2023-05-30 16:01:07 | ラジオ

先日修理、改造を終えお送りした物が輸送中に壊れて届いたとのご連絡を頂いた。 今回も前回同様
衣装ケースの様な物を2個使った梱包で可成りシッカリしているが想像では可成りの高さから落下さ
せたと想われる。 ところでこの2~3年で宅配便の輸送中の事故が多くなった様感ずる、特に長い
物が顕著でこちらで扱っている Beosound 9000, 或いは今回の様な Braun, SK シリーズ、Audio
300 等が多い様感じられる。 この種の物の修理、改造、動作確認等のご依頼はこちらのホームペ
ージ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

今回も(実は同じモデルで同様の事故に遭遇した物を先日手掛けたばかりだった)右側が沈み込ん
でおりツマミと取り付けネジが外れて箱の中に落ちていたとのお話だった。

画像では見難いがボリューム 3個のジャフトが本体にぶつかっておりシャーシーが動かせ無かった。

ダイアル板も可成り...変形していた。

シャーシーを本体に固定する 4つの台座の一つの取り付けネジが無くなって、また斜めになっていた。

取り付け部分の片側が持ち上がっていたので修正した。

Braun 製品の場合可成り後までマイナスねじが使われており作業効率が落ちる(特に深い場合)。
ヤレヤレ何とか組み込み、本体をヒックリ返したところでダイアル板の変形修正を忘れていた。

ガッカリしてばかりもしていられず、再度分解しダイアル板を極力平らにした。

アクルル・カバーを保持している左のヒンジが確実には固定されて無いとのことで接着剤を加えた。

ラジオ部分もターンテーブルも全て良好だったが今度は無事届けて欲しい!

 

 

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Aston Martin, Lagonda, Series 3 Indicaters (CRT Monitors)

2023-05-29 10:58:32 | 

今日お預かりしたのは久し振りの Aston Martin, Lagonda Series 3 用のメーター部 (CRT モニター)
で前回同様の物を手掛けてから既に8年近くが経過しており、最初に取り組んだのは2008年3月8日な
ので既に15年以上が経過している。 この機種を完全に動かす為には各種センサーが全て揃っている
必要が有りお持ち頂いた物では完全には動作確認が出来ない。 この種の物の修理は積極的には取り組
んではおりませんがお問い合わせはこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致
します。

中央の物の偏向回路用のリード線が偏向ヨークのところで切れていた(多分垂直偏向用)。

5月30日 8年前のブログの記事や画像が役に立ち電源電圧は 12V とハッキリしたので(電源を別途
届けて頂く様お願いしたが)電源電圧を印加しパターン・ゼネレータから NTSC 信号を加えてみた。

同期は取れて無いがモニターは良好に動作した(NTSCで同期を取って仕舞うと車載時同期が取れ
なくなるので敢えて同期はそのままとした。 想像では PAL のタイミングと想われる)

その後右と左のモニターにも通電してみたが動作せず、動作した中央の基板を右の物の基板と換え
てみたが(多分)水平偏向ヨークのところで激しいスパークと炎が発生し、慌てて電源を切った。 
また左の物には電流が 0.2A 程しか流れず回路に問題が在りそうだった。 サテ右の偏向ヨークに
何が起ったのかは謎だがここの修理は不可能と想える。 念の為明日ソニーの 1960年代の物が使
えるか確かめてみよう。

5月31日 両者共ネック径は 20φだった。

偏向ヨークを組み込んでみた。

残念ながらラスターは出ず、加速電圧(高圧)が加わって無い様だった。

電源電流は若干少なく 0.9A 程だった。 (正常な場合 1.2A 程となる)

水平偏向は一応為されていたが出力波形からは(ピークが低く)高圧が出ていない様だった。

 

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八重洲 FGR-7

2023-05-26 15:07:11 | 通信機

今日の4台目は久し振りの 八重洲 FRG-7 で全く受信しないとのお話だった。 この種の受信機の修
理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

早速通電してみたがお話の様に全く受信には至らなかった。

最も怪しかった第一局発 (55.5~84.5MHz) は動作していた。 ところでこの機種は何度も手掛け
ており回路図は有ったハズだが見付からなかった。 再度ダウンロードするしか無いか。

5月27日 昨日は第一局発に問題が無いことを確かめて時間切れとなって仕舞ったので続きに取り掛
かった。 上はハーモニック・ゼネレータの出力で 1MHzの源発振+高調波成分。

実際の周波数を診てみた。 上は下端 54.616MHz、上端の周波数も確認したが86.195MHzだった。

次いで第二局発は上端 3.480MHz、下端 2.437MHzだった。(説明書では3.455~2.455MHz)

Pre Mix 後 BPF を通過した出力。 (52.5MHz)

4MHz の信号を加えた際の第一混合の入力端。 一応信号関係は良好で 6MHz辺りを実際に受信
出来たが何故か中波帯域を受信出来ない。 今日は午後都内で集まりが有りここで時間切れ。

5月28日 6MHz台でラジオ日経 (6.055MHz) を受信は出来たがイマイチだったので急遽簡単な逆L型
アンテナを外に張った。  下は S メーターの指示値。  *メインの周波数表示に若干ズレ有り。

7 MHz帯のハムバンドを聴いてみた。

15MHz帯で中国と想われる放送が何局か入感した。

A バンドではロックが殆ど掛からなかったので第一局発の周波数を若干調整した。 結果ロックが
辛うじて掛かる様になり A バンドも機能し出した。 (ただ本来の感度はもう少し高いのでは?)

上はバンド A で TBS (JOKR, 954KHz )受信時。 下はニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。

FEN (AFRS) 810KHz受信時。LOCK の LED は本来は完全に消えるのが望ましい。バンド A
は 500KHzスタートなのでメインの周波数表示はどうなるのだろうか? (0=500KHzか?)

 

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Zenith, H 500 (1951)

2023-05-26 14:47:43 | ラジオ

  今日の3台目は久し振りの Transpceanic で型番は不明とのことだった。 徐々に感度が落ち遂
に受信しなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造のご依頼はこちらの
ホームページ  http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

  内部に貼られたラベルにはシャーシNo. 5H40 と使われている球種 (1U4-1L6-1U4-1U5-3V4)
が記されていたが型番が不明。 Radios of Baby Boom Era Vol.6 と Rider's Perpetual Trouble
Shooter's Manual Vol.XXII で型番を探した結果 H 500 と判明したが 1L6 は使われておらず何
と代わりに 1R5-SF (25mA管)が使われていた。 通電するとこの 1R5-SF のフィラメントが明
るく点っていたが云うまでも無く他の真空管は 50mA 管なので問題有り。

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JEF 73 + FM Sounds

2023-05-26 14:23:22 | ラジオ

久し振りのホーマー?製小型ラジオ JEF 73 と米国制の FM 専用ラジオ (FM Sounds)で動作確認
をご依頼頂いた。  この種のラジオの修理、改造、動作確認等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

電池用の電極に可成り緑青が診られたので何とか取り除いた。

電池(LR44)2個 を加え外で実際に受信してみた。 可成り不安定だったが上手く操作すると
殆どの局を聴けた。 特に周波数が高い方は比較的受信し易かった。

 

こちらもこれまでに手掛けたことが有る FM 専用モデルで、添えられていた小型電池は辛うじて使
えそうだったのでそれを使って動作確認を行った。(型名は不明だが FM Sounds と記されていた)

電池用のジャンパーとなる金属板が片方途中で折れている様だった。

電流は 8mA 程が流れ動作したが、電池を繋いでいる裏蓋に設けられたジャンパーでは上手く電流
が流れない様だった。 ジャンパー用の金属板の片方が折れているのが原因の様だった。

手許に有った燐青銅板を加工しジャンパー用の金具を作ってみた。

上手く動作すると可成り高感度だったが電池は新しい物に換える必要が有りそうだった。

Repair 9000x2=18000+Shipping 850=18850    佐川急便 浦安営業所 047-435-8518
船橋市西浦2-14-1 7~21時    Shipped May 28, 2023

5月27日 今朝も動作を確認してみたが動作せず調べたところ電池が放電し電圧が可成り下がって
仕舞っていた。  電源スイッチは OFF としたのだが調べたところ完全には切れないことが有った。

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Braun SK 5

2023-05-24 12:51:11 | オーディオ

 今日の2台目は Braun, SK 5 で右側が沈み込んでいる。 輸送中にこの様になって仕舞った様だっ
たが運送会社さんにはしっかり保証して貰いたい。 この種の物の修理、改造等のご依頼はこちらの
ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

本体だけで無く両側面の金具付近にも問題(破損)が診られた。

ダンボール箱内部に落ちていたツマミとビス。

シャーシーを固定するプラスチック部品も割れていた。  これが原因でシャーシが斜めになっていた。

割れていたプラスチック部品を修復した。

修復したプラスチック部品を組み込み、次いでシャーシを組み込んだ。

ターンテーブルに取り掛かった、電源は加わっているのだが全く回転しなかった。

ターンテーブルを本体から外し表に出した。

モーターを表に出してみたがローターは可成り重くこれでは回転しそうに無かった。

モーターを載せている金属板を支えている支柱の一つも割れていた。

モーターは結構重症で全く回転しなかったので一度分解することにした。

割れていた支柱を何とか修復した。

幸いモーターは良好に回転する様になったので組み込んだ。

実際にレコードを掛けてみたが回転も、モーター ON/OFF 機構も良好だった。

アクリル・カバー両端のヒンジ部分がグラ付いていたので補修した。明日には固まっているだろう。

次いで FM のカバレッジの改造に取り掛かった。

結果無理をせず下端を 80MHz (東京FM)、上端を94MHzとしたのでワイド FM もカバーしている。

パイロット・ランプが切れていたので交換した。

ペーパー・コンデンサの劣化が気になったので交換したがここまでで時間切れとなり続きは明日。

5月28日 昨日の続きに取り掛かった。 ペーパー・コンデンサは全て交換した。

次いで外部入力ケーブルを作り、本体内の改造も終えた。両側のヒンジ部分の接着剤は固まっていた。

カートリッジの片側の針の先端が無くなっていた。 表示が 78 側で良好に演奏出来た。

AC コードは A 型アダプタで済ませれば簡単なのだが。 音がフラットで無く若干歪を感ずる周
波数が有った。 また FM も電界強度が低いと若干歪むことが有った。 

5月28日 昨夜レコードの音飛びが激しく、音量も減って来たとのご連絡を頂き幸い帰り道途中
下車すれば伺うことが出来る場所だったので予備のカートリッジを持って夕方お邪魔した。
ところが残念ながら構造が違っており簡単に交換は出来なかった。  仕方無く針だけを交換する
ことにしたがここも若干サイズが違っていたが何とか組み込み好結果を得ることが出来た。

今回の機種のオリジナルのカートリッジは ELAC の SK 451 でモノラル・タイプだが使われていた
のは類似形状のステレオ・タイプで接点を電極に触れさせる方式では無く端子に差し込むタイプだ
った。 上の黒い金属製 Stylus がオリジナルの物で、下のプラスチック製の物は初めて見た。

こちらでの動作確認時は良好に機能していたので問題無しと判断したが徐々に音飛びが現れ、音量
も減って行った様だが外した Stylus の針の部分はプラスチックの円柱の先を円錐型に削った物が
付けられた様な物だった。 サファイアやダイヤモンドと云う硬度の高い物では無くプラスチック
では直ぐに摩耗して仕舞い Stylus としては不向きだと想うのだが?

 

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Boman カラーバー(再)

2023-05-24 12:49:42 | 

今日の1台目は以前こちらで修理を行った物だが再度 (可成りの出力を加えた様で再度壊れて仕舞った
とのことだった)。この種の物の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

お話から入力トランスの1次側がレアショートを起こしたのでは無いかと想像したがその通りだった。
可成り発熱した様で巻かれていたビニールテープにクラックが入っていた。 (仕様が分からない)

5月25日 トランスの仕様(1次側は出力端=スピーカーに繋がることは分っているが巻線比等不明)
が分からないので多分これ位の巻き線比だろうと想像したトランスを購入した。

少し大きいのでどう組み込むか先ずは電気的な試験を行った。 幸い上手く動いた。

前回可成り大きなスピーカー出力が加わり壊れた様だったので保護抵抗を直列に加えた。

5月31日 先日の物が再度動作しなくなって仕舞ったとの連絡を頂いた。 果たしてどれ位の出力
のアンプに使われているのか伺ったところ 65Wx4 とのことでその出力に驚かされた。

前回保護抵抗には 11Ω 1/4W を使ったが今回は 120Ωを 5本パラにし 24Ω 1.25Wとした。

動作を確認し終わりとした。

 

 

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松下 CN-KY235A(再)

2023-05-22 11:57:40 | 

 今日お預かりしたのは以前 FM の周波数を高い方にシフトしワイド FM を聴ける様改造した記憶が
有る物で、今回は電源が入らなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改
造のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

テッキリ電源スイッチの問題かと想像していたがことはそう単純では無かった。

どうも電源スイッチの問題では無かった。

裏蓋を開け驚かされたのは一部に可成りの緑青が診られた。 何故裏側のシャーシの内部に緑青が
発生したのか? 可成り酸性の強いものが掛かったりしなければこうはなりそうも無い。

先ず水洗いを行った。 ランドの周りが溶けて無くなっている様だったのでリード線を加えた。 

シャーシ側にも緑青が少し移っていた。

電源は入り動作も良好だったが、アンテナ・ジャックの内部端子が少し緩かったので絞めた。

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Braun, SK 5

2023-05-21 12:15:02 | オーディオ

今日の2台目は想定していなかった Braun, SK 5 で13~15 年前にこちらでレストア、改造等を
担当させて頂いた物とのお話だった。 今回はカートリッジの交換。コンデンサの交換等をご依
頼頂いた。 この種の物の修理等のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。

5月22日 各種作業に取り掛かった。 レコードの演奏時場所に依って擦れる様な音がするとのこと。

ペーパー・コンデンサ交換のご依頼が有ったが以前既に交換していた。

パイロット・ランプと AC コードを交換した。

真空管の名称ラベルを交換し易い様に貼っておいた。

本体内部の改造を行い Din 3pin-3.5φステレオ・プラグの入力ケーブルを用意した。

カートリッジの交換に取り掛かった。 接着剤の乾燥を明日まで待つことにしよう。

5月23日 カートリッジの交換を終えたので LP 演奏時擦れる様な音が出ると云う原因を探した。

結果判明したのはアクリルカバーと LP の端が触れることが原因だった。

アクリルカバーを止めている金具の取り付け位置を少し変えれば(上に5mm程)回避出来そう。

或いはアクリルカバーを完全に被せて仕舞えば擦れる問題は起きない。

モーター回転開始/停止の確認を行い終わりとした。*外部入力使用時はレコード演奏は不可となる。

 

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B&O, Beosound 1

2023-05-21 12:10:55 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの Beosound 1 で先日音声出力が全く無くなって仕舞ったとのお話
しだった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) に
お願い致します。 発送にはヤマト運輸さんで販売しているパソコン輸送用のダンボール箱をお勧
めしたのだが普通のダンボール箱で届いた。

お話の通りラジオ、CD の動作に問題は診られなかったが音声出力が全く無いのでメイン基板の交
換しか方法は無さそうだった(今回の機種の回路図等技術情報は残念ながら公開されて無い)。

 

先ずは分解に取り掛かった。

メイン基板には電源と 表示部、CD ドライブ以外の全ての機能が搭載されている。

音声回路の出力段には Philips TDA8567Q (x2) が使われていた。

次いで自分が持っている Beosound 1 の分解に取り掛かった。

メイン基板を移植した結果良好に動作し始めた。 ラジオも CD の再生も良好。

FM のアンテナは短く、仕方無いが感度がイマイチと何時も感じる。

底部に在ったゴム足?は壊れて落ちていた。

そのままでは見た目が悪いので高さは少し低いがゴム足の様な物を添えておいた。

組み立て終えたが内部から何かが転がる様な音がしていたので再度分解し今日は時間切れとなった。

 

 

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パイオニア BP-520

2023-05-18 16:12:39 | 

今日お預かりしたのは初めてとなるパイオニア BP-520 グラフィック・イコライザ・ブースターと
云う物で、電源が入らないとのお話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

お話では記された矢印の先に検電ペンを当てると電源が入るとのことだったが、検電ペンを持って
おらずお話では 12Vのランプタイプとのことで 12Vのランプを繋いでみたが常に点灯していた。

若干半田クラックの感じが有ったので念の為再半田を行ったが常に+12Vが加わっているのではト
リガーは掛かりそうに無い。

矢印が付された部分には赤いリード線が付けられていた。 時間を掛け回路図を起こせば電源回路
の様なので回路の解析はそう難しくは無いと想うがそれでも数時間は要する。

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VW カルマンギア用 電気時計

2023-05-18 11:16:17 | 

2年程前になるのでは無いかと想うがカルマンギア用のカーラジオと VDO の電気時計をお預かり
した。 ラジオは直ぐに直りお送りしたが電気時計は難航したが時計の後部を交換しようやく直っ
たと今朝届いた。 しかし秋田県の S さんとの記憶は有るが最後にやり取りをしたのは昨年末頃
だったとの漠然とした記憶が有るだけで、毎日のメールのやりとりは可成りの数量なので昨年末
のメールを探し出すのも可成り困難となる。 欲を言えば時々その後どうかと問い合わせて頂け
ると助かるのだが! こちらえのご連絡は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い
致します。 因みに時計修理もやっていた N 計器さんはこれをきっかけに時計修理を止めた。

その後カルマンギア用 VDO 時計修理で検索してみたがヒットしたのはもっと古い自分のブログ
記事だった。 次いでカルマンギア用カーラジオ+電気時計で検索した結果幸い今回の時計をお
預かりした際のブログがヒットした。 日時は2019年11月12日でお名前の記憶は間違っていな
かったがお住まいは茨木県常総市だった。

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ヤマハ SX100 自動演奏ピアノ

2023-05-18 11:00:32 | その他

知人からヤマハの自動演奏ピアノ SX100 の修理依頼が有ったが一緒に診て貰え無いかとの打診が
有った。 30年程前のフロッピーを使った物だがメーカーは全く何もやって呉れないとの話だった。
  彼が訪問し撮って来た画像を送って呉れたがフロッピーはキチント読めておりパソコンの動作と
ハンマー部分は正常そうだったがメインの基板(上の画像)に問題が在りそうとのことだった。 
 この種のピアノは自動演奏部分を外し通常のピアノとして販売されることが多いそうで、そうい
ったことをやる業者さんにも聞いてみたが現在在庫は無いとのことだった。 こちらえのご連絡は
HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

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松下、CR-5462AHA

2023-05-15 16:21:12 | 

今日は MRI 検査と脳外科の診察が有ったので仕事場に戻ったのは夕方になって仕舞ったが、届いた
のは初めてとなる松下の CR-5462AHA と云う 1980年代のモデルの様だった。 お話では電源は入
るものの音声出力が無いとのことだった。1970年代までのカーラジオの修理、改造のご依頼はこち
らの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

 通電してみたがお話の通りで分解に取り掛かったが裏面上部に在る2本のプラスネジが何としても
外せ無かった(ネジザウルスや大型のプラスドライバーを使ったがビクともせず、まるで接着剤で
固定した様だった)。 永年この種の物を扱って来たがプラスネジが外せ無かったのは初めてとな
った。 しかし2本のネジは多分出力用 IC をシャーシ(ケース)に固定している物と想われるが何
故これ程強力に固定する必要があるのか? 今日は時間切れで画像は明日。

5月16日 外れないプラスネジ 2本はネジ頭を切り落とすしか無くご依頼主の確認を取った。

ドリルの刃を細い方から徐々に太くして行った。

何とか頭部を外せた。 しかし開いた穴は丸で無くおむすび型だった。 外したネジ頭の裏面には
若干小さな突起が有ったがネジが外せ無かったのはこの小さな突起に起因している様だった。

流石1980年代の国産で回路は IC 2個で構成されていた。

通電したところ昨日は全く音声出力が無かったが音量は少なかったが一応出力が出だした。

ただ音声出力の IC (μPC2002) が発熱しており、受信周波数を変えてみたが所々で発振していた。

高周波用の IC はシールドケースに納められており型番は読めないが修理は非常に困難そうだった。

 

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