テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Becker, Mexico R

2010-05-31 12:41:50 | Weblog

1980年頃の物と想われる Becker の Mexico でフルステレオ(以前の物はカセット再生時のみ
ステレオでしたがこの機種は FM もステレオで受信可能となったモデル)です。 この機種も
FM のカバレッジの改造+iPod等の入力ユニットの追加でしたが、またもやアンプユニットが
無くなっておりお話では以前ケーブルを切断し捨てて仕舞ったとのお話でした。 この種のカ
ーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い
合わせ下さい。

カセットプレーヤはゴムベルトが切れており類似の物で動作を確かめてみたがことは簡単で
は無い様なので今回はパスすることとした。 また中波の音量も少なかったが殆ど使われな
いとのことでこれも見送ることとした。

 

6月18日 ステレオアンプを組み込んだところで時間切れとなった。 明日は入力ユニットに
取り掛かることにしよう。

6月19日 手元にはこのメーカーの1940年代~1970年代のサービス・マニュアルしか無く、今
回のモデルまではカバーしていないので先ずは入力/音量調整の回路を調べることから始めた。

今回初めて入力ユニットと本体間のコネクターに Mini Dinコネクタの 8ピンの物を使ったが
半田付けに苦労させられた。無理をせず普通サイズのDinコネクタを使うべきだったと反省!

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Becker, Europa TR

2010-05-30 16:34:16 | Weblog

     昨日夕方から手掛けたのは Becke rの Europa TR で多分1960年代中頃の物と想像します。
この機種も FM のカバレッジの改造と iPod 等携帯音楽プレーヤの入力ユニットの追加ですが
その前に外付けのアンプユニットが見当りません。 ご依頼主に伺ったところラジオの修理は
無理だろうと考え本体以外は捨てて仕舞ったとのことでした。 アンプ無しでも動作確認は出
来るので確かめたところ FM に問題は見られませんでしたが中波に発振が見られこれは簡単
では無さそうです。 他にもパイロットランプの断線、ダイアルポインターが引っ掛かる問題。 
そして電源スイッチに不安定さが見られました。 この種のカーラジオの修理、改造に付きま
してはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月1日 アンプユニットを出来れば組み込んで欲しいと云うご依頼を頂いたので先ずはアン
プユニットと本体間のケーブルの処理に取り掛かった。 このケーブルは計 8本で構成されて
おり可也面倒な作業となる。 次に適当なスペースを見つけアンプを組み込むことになるが昔
では考えられなかったが先頃の小型部品でなら何とかなりそうなので頑張ってみよう。

6月6日  先日バラックセットで実験し、好結果を得たモノラルアンプを小さな基板に組みた
て本体えの組み込みに取り掛かった。 先日から改造に取り掛かっていたので今日組立てたア
ンプを組み込んで若干の配線を加えれば終わりと簡単に考えていたが何故か動作しない。
改造前は問題無く動作していたのに何故.....難航したが、結果から申し上げればこの機種だけ
では無いがグランドが RF 回路、AF 回路で独立しており近年の物の様に単純では無く、不要
と想われた A Fのグランドラインも別にグランドに落す必要が有った。 ドット疲れ今日は時
間切れとなった。

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Becker, Grand Prix H

2010-05-29 14:46:05 | Weblog

 今日お預かりしたのは MB の 600 に搭載されていると云う Becker の Grand Prix で FM のカ
バレッジの変更と、iPod 等の携帯音楽プレーヤ等の入力ユニットの追加です。この種のカー
ラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問合
わせ下さい。

この機種等に使われている FM のフロントエンドは取り外しが可也面倒です。

左側面から外部入力用のケーブルを取り出した。

 

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Roberts, R701

2010-05-28 14:47:35 | Weblog

今日お預かりしたのは Roberts の R701で1990年代中頃の製品と想われる ICx3の中波+長波+
FM の 3バンドラジオです。  この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

お話では電源スイッチの接触の問題では無いかとのことでしたのでならばシャーシー (基板)
を取り出さねばとアレコレ試みたのですが前面のプラスチックパネルと木製キャビネットが
一部接着剤で固定されており無理に外そうとするとキズ付けたり運が悪いと割って仕舞う可
能性が有り取り出すのを諦めたが他に回路を調べる方法が無く最早ここまでかと諦め掛けた。

念の為イヤフォンジャック部分で音声出力を確認してみたが全く問題は見られ無かった。 
つまり問題はスピーカーに在ることが判明した。

ボイスコイルと引き出し部分を当ってみたが残念ながらボイスコイルの内部で問題が発生し
ており修理は事実上不可能なので諦め、スピーカーを交換した。 サテ、結果として良好に動
作したが、果たしてこの機種が本当に Robertの製品なのかハッキリしない。 内部の造りから
明らかに製造は中国だが、英国 Rober tが作らせたのか?

 

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AWC (Antique Wireless Club) のミーティング日程 +α

2010-05-26 16:56:00 | Weblog

6月は26日 世田谷区立瀬田地区会館 (瀬田4-18-11) で午後1時~4時。 7月は 31日 世田谷区立
玉川台区民センターで午後1時~4時に開催されます。  お申込みはその週の水曜日までにこち
らまでお願い致します。  先頃ラジオの収集を始めた、或いは昔ラジオ少年だったと云う様な
方も大歓迎ですのでご遠慮無く!

 今日は久々に仕舞い込んであった RCA の 9-BT-9J、2台のレストアを行った。 1台は殆ど何も
する必要が無かったが片方は SW 付きの VR が壊れており、またケミコンも 2個が容量抜けを
起していた。 最初の物はケースも良好だったので先程ネットオークションに出品した。 とこ
ろで毎日の様に修理の問い合わせを頂き場合に依ってはその機種のことを手元の資料やインタ
ーネットでアレコレ調べた上で修理の可能性、難易度、修理の概算等お答えしているが実際に
修理依頼を頂くのは極一部で、また問い合わせが有ってから 1年以上時間が経過していること
も珍しく無い。「以前問い合わせた○○の修理のことだが」と云われてもサテ何をどう説明し
たか昔のことがスンナリ思い出せないことも有り、出来るだけ時間を置かず修理に出して頂け
ると無駄は省ける。  特に多いのが左程遠く無いので、或いは仕事でそちらの近くまで良く行
くので自分で持って行くと云う方で、これまでの経験ではそう仰る方の一割も実現しておらず、
出来るだけ宅急便で送って頂ける様お願いしているが、中にはそれなら修理は止めたと云う方
も居て難しいところである。

今回のモデルの回路が後年 6石トランジスタラジオの標準となった。下の画像に見られる様 ト
ランジスタにはソケットが使われており最初期の未だひ弱なトランジスタと云うことが伺える。

画像からは見え難いが中央の端子と摺動部分は細いスプリングで繋がっている。 果たしてこ
れがオリジナルの構造なのか定かでは無いが、この狭い部分に後から誰かが手を加えたとも
考え難いので多分オリジナルの構造なのだろう。この部分の導通が無くなっており同様の VR
に交換した。(一部が欠けているがこれはこちらに来る前に壊れていたものです)

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SONY、 CRF-200 (1971)

2010-05-24 16:05:32 | Weblog

◎この記事にコメントを頂きましたが連絡先等記して頂かないとこちらからはご連絡
  出来ません。 云うまでも無くこの機種の修理を行っております。

 

  今日お預かりしたのは SONY の CRF-200 で永年 FM のみを使って来たが最近中波、短波の
動作を確認したところ全く動作しなかったとのお話でした。この種のラジオ、テレビの修理
に関しましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 余談
ですが今回の機種も Yカメラからメーカーに修理に出された物だそうですが修理されずに返
って来たのに納得がいかなかったご依頼主が Yカメラに問いただしたところメーカーに直接
聞いてくれとのことでメーカーに電話されたそうです。一体蓋は開けたのかの問い合わせに、
開けて無い。 既に製造後15年を経過してしており最早部品が無いのでとの回答だったそうで
憤慨していらしたがそれなら Yカメラから修理依頼があったときに断るべきでは無いのかと
感じたが、同様のことは今年2台目となった。

アチコチ外さねばならず中身を取り出すだけで 1時間近くを要して仕舞った。

パイロットランプが当然かも知れないが断線していた。また最初気付かなかったが他にも 2個
ダイアル面の照明用ランプが在りこれらも断線していた。タングステンフィラメントランプで
はどうしても仕方無いのだろう。 

5月25日 切れていたランプ 3個を交換し組立に取り掛かったが SW2-SW10 のバンド切換え
ノブが 1.6mm程のアーレンキーを使ったイモネジ 3本でシャフトに固定されているがこのア
ーレンキーが普通手に入る物では短か過ぎ何とも面倒な構造だった(長い物が有れば何のこ
とは無いのだが)お蔭で分解時の 1.5倍程の時間を要して仕舞った。7MHzのハムバンドを聞
いてみたが中々高感度ではあったが SSB の復調に関しては少し無理がある様だった。

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松下 T-14G7(再修理)

2010-05-23 13:39:27 | Weblog

今日お預かりした松下のT14-G7 は一昨年 8月頃に修理を担当した物で、以来毎日使われて
いたそうですが先週突然動作しなくなったとのことでお送り頂きました。 この種のテレビの
修理、改造に付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問合
わせ下さい。

確かに受け取った状態ではラスターが出なかったが輝度調整の問題で特に問題は
見られ無かった。

念の為、同時に納めたコンバーター経由で DVD の信号でも動作を確かめてみたが
問題は全く見られ無かった。 何とも不思議なのであります!

5月24日 昨日に引き続き連続試験を行ったが全く問題は見られず、非常に安定に
動作していた。  故障原因は定かでは無いがテレビその物では無い様に感じられた

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Blaupunkt, Ingolstadt

2010-05-22 16:17:30 | Weblog

今日お預かりしたのは1960年代末頃の物と想われる Blaupunkt の Ingolstadt、長波+中波+短
波+FM の 4バンドモデルで電源が入らず、また FM を日本バンドに改造して欲しいと云うご
依頼でした。   この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 *分解したところ最初考えた年代
より古そうでした

今回の Ingolstadt と云うモデルは始めて手掛けるモデルでした。 FM のカバレッジを改造し、
電源が入らないと云う問題も直し組立全体のチェックを行ったところ何故か電源が切れない?

何と電源スイッチ部分がジャンパーしてあった。 これでは切れない!

5月23日 連続試験を行ったところ FM の音が途切れることが有った。 どうもバンド切換スイ
ッチ部分に問題が有りそうだったので一度分解しスイッチ部分の再半田を行ったが改善は見ら
れなかった。   接点の磨耗に起因している様だがこの問題は多バンドの物に多く見られスイッ
チの交換しか手は無く事実上略修理不可能な故障と云える。

 

 

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世界の「絶版」名品銘機 と 矢島美容室

2010-05-21 12:03:22 | Weblog

どうもこのところのは負のスパイラルが続いており元気の無い毎日なので一昨日午後は珍し
く映画館に足を運んだ。 今日までロードショウ公開されている矢島美容室にこちらから嫁
いだ Philco のテレビ Predicta、G4242 Holiday が登場するからでこのテレビがこちらに来る
キッカケは12年前に発行された【世界の「絶版」名品銘機】で、これを見られた方が何時か
は手に入れたいと探した結果10年目にヤット手に入れた2台から1台を纏めた際の1台でした。 

もう一つの話はこの矢島美容室の装飾美術を担当した制作会社の別の方から先日電話が有り、
先週昭和 40年頃のテレビ 4台を【明日のジョー】の撮影用に貸し出したのでしたがこの担当
の方がこちらに連絡して来たキッカケも彼女が古本屋で見つけた【世界の「絶版」名品銘機】
でした。 世の中何が役立つか分かりませんね!

*テレビ修理に関するコメントをこのブログに頂きましたが、メールアドレス或いは電話番
号等を記して頂かないとこちらから連絡は取れません。 こちらの殆どのブログに記している
小生の HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からご連絡下さい。

 

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ヒノデ 2Chプロポ 27MHz帯送信機 (型番不明)1970年頃

2010-05-13 16:58:18 | Weblog

   今日お預かりしたヒノデの 2Chプロポーショナル用送信機は 27MHz帯の物ですがこれを
40MHz帯に改造したいと云うご依頼でした。 この種のラジコン用送/受信機の修理、改造に
付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い合わせ下さい。

改造に先立ち回路を調べて行って気付いたのはレベルメーターが単なる電圧計で電池の
電圧を計っているだけだった。 (テッキリ送信出力を示すメーターかと想っていた)

5月16日 昨日水晶を手に入れたので周波数の変更に取り掛かった。  改造前の 27MHz
での出力は(電源電圧9.6V、60Ω終端)約 6Vp-p=約0.07W(下の画像)でした。

  周波数を 40MHzに変え、調整を済ませた結果は約 12Vp-pと大幅に増加し約 0.3Wとなった。
しかし今回水晶の購入に当ってインターネットで数ヶ所を探し金額を聞いてみたが最初の大
阪の店からは代引き料金 525.、送料は通常料金との何とも用を為さない回答が寄せられた。
通常料金とは幾等なのか再び聞いたところ、何と1,050.との回答を得た。  今回の物は 10g程
の物で郵便でもメール便でも 80.で送れるし、同じ金額で宅急便なら 80cmサイズ 5Kgまで送
れる。 事務処理を簡素化する為なのかも知れないが余りにも高く当然ながらこの店は避けた。 
そんなこんなで当初想定した金額は超えて仕舞ったが買って帰れる秋葉原の店で購入した。

充電器用のジャックを取り付け最終的な試験を行ったが送信出力に変調が掛かって無いこと
が分かった。 下の画像は変調出力 2SC735 のベースの信号波形だがコレクタはグランド電位
のままでこのトランジスタのE-C間が短絡している様だった。

交換後コレクタの波形(出力)も正常となった。下は交換した 2SC735。

5月17日 昨日途中まで梱包し終えていたがどうも先日のシンクロの画像が気になった。  確
かに元の 27MHzと比べれば周波数は高くはなっていたが変化量が少ない気がしたのでもう一
度開き周波数計で測定した。  何と約 30MHzで、40MHzでは無い! 発振回路の定数をアレコ
レ 20通り程変えたりして 4時間程格闘したが埒があかず使っているトランジスタの fTの問題
かも知れないと下のバラックを組み調べてみたが変らなかった。 念の為受信用 (多分-455KHz)
の 40.355MHzの水晶に替えてみたところこちらはスンナリ発振してくれた。夕方近くに (本来
最初にお願いするつもりでいた)水晶屋さんに電話をしてこの疑問は一瞬にして氷解した。 
つまり今回使用した FM用の水晶はデビエーションを稼ぐ為原発を10MHz台としており、そ
れを 4逓倍しているのでありました。 これでは3倍オーバートーンの 30MHzは得られても40
MHzは出て来ないのであります! 1960年代中頃の知識のままではこの様な凡ミスを犯してし
まうのでありました最近のラジコンのことをご存知の方には笑われて仕舞う結果でした。
(穴を掘らねばなりませぬ)

5月20日  40.810 MHz (3rd over tone)の水晶を水晶屋さんに注文した後、ラジコンメーカ
ー大手にも在庫が在ることが分かりもう少し早く分ければ 1月待たなくとも良かったのにと
悔しがっておりました。 閑話休題 後から送って頂いた受信機の改造に取り掛かった。

上の画像の左のコイルをアンテナコイルと局発用のコイルかと想っていたが、実際は 2個共
アンテナコイルで複同調となっており局発は非同調となっていた。 コイルを各3t 解き 30pF
を18pFに替えた。 一つ気になったのは最初のコイルで1mのリード線がアンテナとなってい
るがこのアンテナの浮遊容量も共振周波数に関係してくるのでアンテナ用の巻き線を 1-2t
加えた方が良さそうだった。

5月24日 先日発注した水晶屋さんから受注の確認の書き物と一緒に多くのメモを受け取った。 
先日電話でこちらのブログのことをお話しておいたところ早速ご覧頂いたそうで何でも気付い
たら4時間半が経過していたとのことで大 OM から過分なお言葉を頂いて仕舞った (左程大した
ことをしている訳ではございません!)。 それとこのところの外形の呼称が誤っており HC-50U
はソケット挿入タイプとのことで、正しくは HC-49U(リード線半田付けタイプ)でした。 
失礼致しました。

6月15日 頼んでおいた水晶が届き早速送信機の調整を行った。

良好に動作してくれたが 60Ω終端では 8Vp-pだったがもう少し出力が出ても良いのでは無い
かと感じた (最も最初の 27MHzの時は 6Vp-pだったことからするとこれ位が妥当かも)

6月16日 受信機の検波出力を確認したのが下の画像。 アンテナがこれまで複同調回路の
初段のホット側に繋がれていたがこれではストレイ・キャパシタの影響をもろに受けて仕
舞うので 3/4ターン程のコイルを加えた。

 

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Technics SH-4070 FM RF Controller

2010-05-13 16:52:07 | Weblog

Technics の SH-4070、FM RF Conntroller でゲインが全く無いと云うお話でしたが動作を確認
したところ約 20dB 位のゲインは有りそうだった。 この種の物の修理等はこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

RF Amp.にはヂュアルゲートの FET、3SK74 が使われていた。 上の画像は非同調時の
出力。 下の画像は同調時の出力で間違い無く可也のゲインが有った。

しかし Tuning の auto と manual の意味が良く分からない。Tuning の押しボタンは押されて
無い状態で auto の様に想えるが、使用するチューナーと連動すると云う意味なのだろうか? 
信号のやり取り無しにそれが叶うとは考え難いが一体 auto とは何を意味するのだろうか? 
兎に角下の画像に見られる設定で無ければゲインは稼げない。

 

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オンキョー FM-820

2010-05-13 16:47:45 | Weblog

AM/FM 共に雑音が多いとのことだったが確かめたところ両バンド共雑音は感じられなかった。
一部使われているコンデンサに絶縁劣化が心配されたので断線していたパイロットランプ共々
交換した。 交換後両バンドで 2時間づつ動作試験を行ったが問題は見られなかった。

 

 

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BRAUN、audio 308 (1973-1975)

2010-05-11 18:32:50 | Weblog

今日お預かりしたのは BRAUN の audio 308、トランジスタ+ IC の長波+中波+短波+FM ラジ
オ+レコードプレーヤと云う物で、レコードプレーヤが機能せず、また FM も (当然ですが)
聞こえないと云うお話しでした。   この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

カートリッジのコネクタ部分に接触不良が見られたので一度外しコネクタを磨いた。

筐体はネジでの固定では無く、上下を噛合わせて固定しているので分解には神経を使う。

内部を見てみたが FM のフロントエンド(下の画像)は電子同調が採用されていた。

 

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Chriskit、 Mark7

2010-05-11 18:24:46 | Weblog

今日お預かりしたもう 1台は Chriskit の Mark 7 プリアンプで電源は入るもののパチッと音が
するだけとのお話しでした。   この種のアンプの修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

一応動作し始めたが今日は定性的な修理に留まった。 明日は入出力共に出来るだけ定量的
に診てみよう。 

両チャンネルで1V rms 出力を出してみた。 レベル差も、歪も(入力は同一信号を
入力)無く良好な結果を得た。

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KRACO、 KCB-4070

2010-05-06 16:20:51 | Weblog

 

今日お預かりした KRACO、KCB-4070 は中波+FM(米国バンド)ラジオ+40Ch CBトランシー
バーと云う物で、CB での出力が下がっている点と FM の周波数がズレると云う症状でした。
この種の機器の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

下の画像の右上に見えているネジ (プラスチック製ビス) が欠落していたので折れていたネジ
+絶縁ワッシャ+ナットで固定した。 チューナー部分に見えている FM 用 IFT のコアが割れて
仕舞っており最早調整は略無理だった。 しかし FM のカバレッジの下端での感度が低く、無
理にカバレッジを下げて仕舞った様見受けられた。

出力は出力部分の調整で可也増加し上の画像の約 20Vp-pから下の 30Vp-p程度
まで増やすことが出来た。

5月7日 何とか進める為にはフロントエンドのユニットを分解し、IFT を交換する必要があ
るが、果たして IFT の交換でスンナリ直って呉れるかが問題だがこのままでは埒があかず何
時もの部品屋さんの HPを見てみたところ幸い 10.7MHzの 7mm角の物が 1種在ったので早速
バスの時間を確かめ出掛けた。   ネックは下の画像に見られるダイアル糸で、引き回し方を
誤ると飛んでも無いことになるのでメモと共に撮影した。

下の画像に見えているコイル(銀色のシリンダー)が中波用の物でその下に FM 
フロントエンドが有る為まずこのコイルの接続を全て外す必要が有る。

何とかリード線 6本を外し終えたが驚いたことに 1本、赤のリード線が何処にも繋がっていな
かった。  下の画像で赤いリード線の端が見えているが回路図も無くリード線が浮いていると
云うのは何処に繋がっていたか探さねばならない。

やっと上下のシールドケースを外し中身が見られた。  赤いリード線は電源ラインの様だ
がサテ、何処に繋げば良いのやら

FM フロントエンドの下に在る MW のフロントエンド+ IF 回路基板の何処かに繋がっていた
のは間違い無いが。 先ず赤いリード線の長さで繋がる可能性が有り、かつ電源と想われると
ころを探し、リード線が切れた様に見えたところに接続してみたが動作せず電圧を計ったと
ころ 2.8V程でここでは無い様だった。 次いで電源ラインから追って IF 回路とは 100Ωで繋
がったところに接続したところ好結果が得られた。

IFT を先程購入した物に替え FM のフロントエンド、IF と調整し好結果が得られ先程来連続
運転を行っているが前に見られた様な受信感度の変動は見られていない。

7月18日 MW の受信が出来ないとのお話で再度お送り頂いたが、どうも問題は別のところ
(低周波の出力段)に在りそうだった。

7月19日 低周波の出力回路に問題が有りそうなので分解に取り掛かったが国産の
物は実装密度が高く分解も容易では無い。

出力には東芝の TA7205P が 2個使われていた。  先ずはケミコンを交換するつもりだったが
念の為動作確認を行ったところ正常でこれ以上の分解は止め、組み直した。組み込んだ結果
も良好で何が問題だったのか不明だが良好に動作している。

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