テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Pioneer KP-919G, Car Stereo Cassette Deck

2013-04-25 14:59:14 | Weblog

今日お預かりしたのはPioneerの Car Stereo Cassette Deck, KP-919G で良好に動作している時は何の
問題も無いが、動作が可笑しくなるとテープは走行せず、直ぐに排出されて仕舞うとのお話だった。

テープの駆動は再生、巻き戻し各々にモーターが用意されており何と逆方向に回っていた。また
各々の回転トルクは十分では無く、指を軽く当てるだけで止まって仕舞う位だった。

カセットが定位置に着くとモーターが回り始め、その後上の画像に見えているバーが右にソレノ
イドで移動させられ (ヘッドが乗ったユニットが前に押し出され、テープに触れる) るのでは無い
かと想像するが、この際流れる電流が一瞬で終わって仕舞っていた。

各種の制御はマイクロ・プロセッサで為されており、メーカー以外での修理は略無理そうだった。

4月26日 時間を置いて再度診て欲しいと云うご依頼を頂いたので今朝一番で開梱し通電してみた。

状況は変わらず、カセットを挿入して暫くすると排出されて仕舞っていた。

殆ど見えて無いが上の画像の手前後ろにヘッド部分等の移動を担っているソレノイドが在るが、こ
こが動作した際の電流 (瞬時なのでアナログの電流計では定かでは無いが) は3A程度だったが、多分
この電流では足りないのでは無いかと想えた。

上の画像に見られるのが3つ目のモーターで通常の走行はこのモーターで為される様だった。

目視で各基板の半田付けを診てみたが問題は診られなかった。

前面の各ボタンにも全く反応していなかった。


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