テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

フォード ムスタング (1968年)用 Philco 製 カーラジオ

2017-09-21 12:16:55 | Weblog

今日お預かりした2台目は Philco ブランドのカーラジオで Philco のラジオ、テレビは多くを
扱って来たがカーラジオは初めての経験となった。 Philcoが事実上倒産したのは1961年末
と記憶しているが、その後 Ford の傘下に入り Philco-Ford として引き続き生産していたこ
とは聞いていたが実際の製品を見るのは初めてとなった。 この種のカーラジオの修理、改
造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合
わせ下さい。

お話では上のダイアルで6の辺りでしか聴こえないとのことだった。

 

早速通電してみたが他も一応受信は出来ていたが確かに感度は少し低かった。

IFとトラッキングの調整に依って感度は増加したが、低周波のモーターボーボディングの様
な発振が診られた。 構造から電解コンデンサの交換は難航する(先ずコイル3つのリード線
を全て外しておかなければならない)ことが想像出来るがゴーサインを頂いたので近々取り
組ませて頂こう。

9月22日 コイル3つでリード線は8本と想っていたが実際は10本で一時別の基板(上部)に移し
替えた。 イヤハヤ電解コンデンサの交換には想定した時間の倍近くを要して仕舞った。 しか
し可成りの数のカーラジオを手掛けて来たが今回の物の様に部品交換の難しい物は殆ど無い。

 

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神戸工業製カーラジオ RS41 58120B

2017-09-21 10:43:48 | Weblog

今日の1台目はこれまでにも可成りの数を手掛けたシリーズでノイズだけで受信していない
とのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたがお話の通り、可成り激しいノイズの出方だった。

9月21日 ノイズが何処で発生しているかを見付けるのは可也難航することが多いが、どうもDXスイ
ッチ(感度切換スイッチ)の接点に問題が在る様だった。 ここを修正後ランニングを開始し昨日に続き
今日も行っているが今のところ問題は無さそう。

9月23日 ランニング中音量が減ったことが有った。 軽く叩くと元に戻ったが、特に自動選局後この症
状がでることが有ったので制御のリレーの可能性が高そうだがここの接点を磨くのは至難の技で腰が
引けるがどうするか?

9月25日 リレーの接点を磨くべく分解に取り掛かった。

各接点の接触抵抗を診てみたが予想に反して全く問題は診られなかった。

元の形に組み込んで軽いくショックを与えてみたが時に音声出力が無くなる問題は引き続き
診られた。 こうなると全ての部品を一つ一つ当たらねばならずここまでとさせて頂いた。

 

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