今日取り組んだのは Stromberg Carlson の電話機 SC544B で1966年8月製とのスタンプが押さ
れていた。 カラカラ音がするとのことで内部を診たところリンガー (ベル) がキチント固定
されていない為の音だった。 構造からしてこのリンガーはオリジナルでは無く、別の物を
組み込んだことが想像出来る (取り付け穴が3箇所有るが取り付け方の違いからその内の 1箇
所しか使われていなかった)。 またこのリンガーがキチント鳴ってくれず細かい調整を要
したが音色はイマイチだった。 この種の電話機の修理に付きましてはこちらの ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
使われているコードは可也劣化(硬化)が進み、ところどころクラックが入っており、また
モジュラープラグの接点も一部無くなっていたので新しいコードに変えた方が無難だがどう
するかご依頼主に伺ってみよう。
3月3日 一昨日の夜からの発熱は今も引かず頭はボンヤリしており喉も痛い。 コード交換の
ご依頼も頂いたので交換し、内部が可也汚れていたので気になり (性能には無関係ですが分解
した時しか丸洗いは出来ないのでぬるま湯で洗った)
ノイズが混入すると聞いたとのことで実際に掛けて頂き確認したがノイズの混入は
感じられなかった。