ウリパパの日記

自由気ままに・・・

苗場スキー場で初滑り(2) 筍山山頂からの眺望 2017.1.8 

2017-01-09 16:02:19 | 自然
昨日は冬型の気圧配置が緩み、西から南岸低気圧が接近中でした。そのため冬型の気圧配置の時には雪雲に覆われて姿を見せない山々を筍山山頂から遠望することができました。


前の記事でも紹介した新潟県方面の山並みです。右正面は標高1967mの巻機山、その左奥に標高1778mの八海山(入道岳)が白く輝きます。越後三山の越後駒ケ岳や中ノ岳は巻機山の背後に隠れて見えません。みつまたや苗場山方面まで北上すると越後三山すべてが姿を現します。八海山の左奥には只見線北側にそびえる守門岳(1537m)が見えています。


守門岳方面を少しズーム。少し明るめに写してみました。左奥は大岳(1432m)、右奥に烏帽子山(1350m)、更に右奥に白く輝くのは矢筈岳(1257m)でしょう。


白く輝く矢筈岳から八海山の薬師岳(標高1654m)の肩にかけて遥か彼方にうっすらと白く輝く山並みを遠望できます。コンデジで思いっきりズームすると確かにかなり標高が高そうな山の姿です。その時は飯豊山方面の山かなと推定しました。家に帰り地図を詳細に調べてみたところ、この方面に見える山は山形県と新潟県の県境に連なる飯豊連峰の一部に間違いありません。地神山(1850m)から門内岳(1887m)辺りと推定されます。北股岳にかけての尾根が見えている可能性もあります。飯豊山から北西に延びる飯豊連峰が見えたとは驚きです。よほど条件が良かったのでしょう。かぐらスキー場まで北上すれば、筍山からでは八海山の陰に隠れて見えなかった大日山や飯豊山方面が姿を現したことでしょう。

(1/10追記)
地図で詳細に調べた結果、正面がえぶり差岳(1636m)、その右に二ツ峰(1642m)、二ツ峰の右奥に地神山(1850m)から門内岳(1887m)にかけての新潟-山形県境の稜線が見えていることが判明しました。飯豊連峰の北西側が見えていたのです。


続いて東北東の正面には平標山(1984m)が間近に迫り、右奥に千ノ倉山(2026m)と続きます。その奥には谷川岳、朝日岳と上越国境の山々が連なりますが、筍山の標高が1790mと低いため、これらの山々は見ることができません。


続いて東から南東方面に目を移します。眼下には三国街道と三国峠、遠くには奥日光から赤城山方面まで見渡せます。


少しズームすると写真左が武尊山(2158m)、その右奥に関東の最高峰である日光白根山(2578m)のピークが姿を見せています。日光連山の右側は足尾の山並みで最高峰は皇海山(2144m)です。


その西側には赤城山。最高峰は黒檜山(1828m)です。


南側には榛名山の山並み。最高峰は掃部ヶ岳(1449m)です。


スキー場の北西には標高2145mの苗場山がそびえます。苗場山へ向かって下る筍山スカイラインは気分爽快です。


筍山山頂の裏手から神楽ヶ峰と苗場山を撮影しました。これらの山々には昨年秋に登りました。


最後に、新潟平野の先にうっすらと見えた山を紹介しておきます。方角はほぼ真北。地図で調べると標高634mの弥彦山でした。


本当の最後にもう一つ。筍山山頂から娘が見つけた湖です。これは田代湖ですね。田代湖の先が田代、かぐらスキー場となります。苗場スキー場からゴンドラで田代スキー場へ行くことができます。ところで、こちらの方面に目を凝らすと、もしかしたら日本海と佐渡が見えているように思えてきました。コンデジでズームすると島影のようなものがうっすらと確認できます。本ブログでも紹介しましたが、昨年秋に苗場山に登ったとき、日本海に浮かぶ佐渡島の姿をカメラにおさめています。方角的にはほぼ同じなので、もしかしたら白く見えているのは佐渡ではないかとも思っています。全く自信ありませんが・・・


方角的にはこちらになります。守門岳から延びる稜線の先、新潟平野の遥かにうっすらと浮かぶ弥彦山(この写真はズームしていないので確認しずらいです)、その左奥が佐渡方面となります。

以上で終わりです。
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苗場スキー場で初滑り(1) 自宅から筍山山頂まで 2017.1.8 

2017-01-09 12:14:23 | 自然
昨日、家族4人で苗場スキー場で行ってきました。3連休中日ということもあって、ゴンドラやリフト待ちを覚悟しましたが、待っても5分程度で許容範囲。心配された南岸低気圧の影響もなく雪質も上々。快適なスキーを楽しめました。

京王線の始発(狭間駅 5:11)で出発。東京駅から6:44発の新幹線Maxたにがわ73号で越後湯沢へ向かいます。自由席に何とか座れましたが大宮駅で満席となりました(指定席は満席)。連休中ということもあって、ガーラ湯沢へ向かうお客さんが多い様子です。


大宮駅を出発すると越後湯沢駅までノンストップ。東京付近は薄曇りでしたが北関東では青空が広がっています。新幹線の車窓から上越国境の山々を見ることができました。天気はよさそうです。


武尊山もくっきりと見えています。


上毛高原駅付近から太陽の方角に赤城山が見えます。ここから再び長いトンネルに入り上越国境を越えます。


7時53分に越後湯沢駅に到着。北側の空は快晴です。1月としては上々のスキー日和になりそうです。8時発の急行バスでな苗場スキー場へ向かいます。バスはそれほど混雑していません。


越後湯沢付近の積雪は20~30cm。標高が上がるにつれて雪が深くなり、雪国の雰囲気が増してきます。途中、バスの車窓からパチリ。ここで上越線と分かれて国道17号は三国峠へ向けて高度をさらに上げていきます。


道路は除雪されているためバスの運行は順調で、みつまた、かぐらを経由して約45分で苗場スキー場に到着しました。苗場付近は標高が越後湯沢に比べて高く、気温が10℃近く低いように感じます。巨大なツララが垂れ下がっています。このスキー場を訪れたのは30年ぶりですが、昔は高層の建物は無かったように記憶しています。

連休中ということもあってチケット売り場はかなりの人混みでしたが、昨年のみつまたスキー場のように延々と並ぶこともなくレンタルスキー、リフト券購入ともにそれほどの待ち時間なく終わりました。ただし、ここでショッキングな出来事がありました。娘が大人3名、高校生(息子)1名の一日券を購入しようとしたところ、パパはシニアなので何か証明するものがほしいとのこと。
えっ?シニア?? 確かに昨年末に50歳台の半ばにさしかかりましたが、まさか割引料金になるとは・・・素直には喜めませんね。でも最後までガンガン滑っていたのはシニアでした(汗)。


準備が終わり9時30分過ぎにゲレンデに出ると、ゴンドラ待ちの長蛇の列。でも天気の良いうちに筍山山頂を目指すことになり、ゴンドラへ向かうために一度第3高速リフトで足慣らしをしただけで、第1ゴンドラを10分ほど待って山頂へ向かいます。ゴンドラを降りて筍山ロマンスリフトへ向かう途中、ハロが見えたので思わずパチリ。天気はゆっくり下り坂のサインです。


標高1789mの筍山山頂に到着。正面に昨年秋に登った苗場山がそびえます。


北側の新潟県方面は青空です。正面に巻機山、その左に越後三山、遠くに守門岳と新潟県の山々が白銀に輝いています。守門岳のさらに右奥には更に遠くの山々が確認できました。飯豊方面の峰々です。遠望の山々については次の記事でまとめて紹介します。

スキーのほうは、午前中の天気の良いうちに筍山ロマンスリフトを何回か往復。眺望の良い林間コースだけではスキーのほうが飽きてきたため筍山ゲレンデにも挑戦してみました。コブや新雪に多少てこずりましたが。。。

今冬は暖冬の影響で雪が少なく、中腹から上の大斜面ロマンスリフトがまだ動いていなかったり、3つのスラロームバーンがいずれも閉鎖されていたために中腹と山頂間を往復することができません。雪質の良い山頂付近を滑るには筍平スカイラインか筍山ゲレンデ、斜度の緩い筍平ゲレンデを滑るしかなく、すぐに飽きてきます。でも午前中に筍山山頂に行っておいて大正解でした。天気が下り坂に向かう午後からは風が強まり、筍山ロマンスリフトが止まってしまったからです。

昼食のために山頂から大斜面ゲレンデとダウンヒルコースを一気に下ると足腰がガタガタです(笑)。昼食後は第2ゴンドラで山頂に向かいますが、強風のために筍山へ向かうリフトが止まってしまったので、雪質と眺望が良い筍平で何本か滑った後にわくわくコースで山麓駅向かいます。そして最後の1.5時間は待ち時間無しの第8高速リフトを使ってリフト沿いの適度な斜面を体力の続く限り滑り続け、15時30分過ぎにスキーは終了しました。

昼食休憩をはさんで約6時間の初スキーは、眺望と天気に恵まれ非常に快適でした。帰りは16時20分発の急行バスで越後湯沢駅へ向かいます。苗場を出発したときは空席もありましたが、田代スキー場で大勢の客が乗り込み、みつまたスキー場ではおしくらまんじゅう状態。ほとんどの方がバスに乗れずに後続を待つことになったようです。きっと臨時バスが運行されたことでしょう。17時10分過ぎに越後湯沢駅に戻ってきました。

続いて筍山山頂からの眺望を紹介します。
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