ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高幡不動尊の「あじさいまつり」

2010-06-19 22:54:46 | 自然
関東地方は今週の月曜日に梅雨入りしました。東京では蒸し暑い毎日が続いていますが、息子は翌火曜日から木曜日まで小学校の移動教室で日光まで行ってきました。雨の予報に反し連日晴天に恵まれ、男体山もはっきり見えたそうです。

入梅後最初の週末となった今日も午後から貴重な晴れ間が広がりました。早速、高幡不動尊の「あじさいまつり」を見学してきました。


満開にはまだ早かったようですが、四季の道を中心に色とりどりの花を楽しめました。いくつかを紹介します。


青色から赤みを帯びはじめた紫陽花。弁天堂近くで見かけました。


真っ赤に色づいた花です。土壌が酸性あるいは根からアルミニウムが吸収されやすいと青色、土壌がアルカリ性あるいはアルミニウムが吸収されにくいと赤色に色づくと言われています。このあたりは後者なのでしょう。


山あじさいは今が盛りです。一番多く見かけた「やまあじさいくれない」。これから真紅色に変化していきます。


「桃花やまあじさい」。淡いピンク色が印象的でした。


「みやまやえむらさき(深山八重紫)」は八重咲きの可愛らしい花。これから青みを増していくそうです。


アジサイの花を見学した後、高幡不動尊の一番奥に位置する大日堂に行ってみました。石段を登り山門をくぐると正面が大日堂です。堂内には関東有数の古仏日如来像や諸佛が安置され、鳴り龍天井があることでも有名です。御堂は江戸時代安永八年の大火で焼失し長く仮本堂の状態にあったが、昭和62年に根本改修工事が完了し、鎌倉時代様式の堂に復元されたとのこと。拝観料は200円です。
 堂内に入り廊下を進むと中央部に板の間があります。正面には大日如来が鎮座し、天井には大きな龍の絵がうっすら浮かびあがっています。板の間の中心に立ち手を打つと”ブーン”という共鳴する不思議な音が・・・これが龍の鳴き声なのですね。後藤純男画伯の筆による8枚の豪快な襖絵「桂林山水朝陽夕粧」も印象に残っています。

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