ウリパパの日記

自由気ままに・・・

長沼公園~平山城址公園の紅葉と遠望

2008-11-30 18:40:45 | 自然
二日続きの晴天に恵まれました。長沼の実家へ出かける用事があったので、そのついでに長沼公園から平山城址公園の紅葉と遠望を楽しんできました。


都立長沼公園は多摩丘陵の北端に位置し、標高180m前後の尾根道からは八王子の街並みや京王線、中央線が模型のように見渡せます。コナラやクヌギなど深い落葉樹におおわれているため山全体が黄色に染まり、山道は一面落ち葉におおわれています。展望園地近くでは真っ赤なモミジがむかえてくれました。


長沼公園から平山城址公園へ向かうには、南陽台の切通しを北へ下り、住宅街を通り六国亭脇を再び登る必要があります。20年ほど前までは尾根伝いに通り抜けが出来たのですが・・・平山城址公園のイロハモミジは夕陽を浴びて輝いていました。


帰りに立ち寄った宗印寺も紅葉に包まれていました。


今日は午後から冬型が強まり、期待した通り遠望が利きました。六国台近くの尾根道から見た上州赤城山方面です。肉眼でも地蔵岳、黒檜山をはっきりと認識できました。


赤城山の東には雪をかぶった奥日光の山々も見えます。中央はすり鉢状の男体山、その右には女峰山が姿を見せていました。



目を西に転じると、八王子市街の向こうには三頭山、御前山、大岳山(キューピー山)。これらは奥多摩三山と称されています。御前山の左奥には飛龍山(大洞山)、更にその南側には遥かに国師ヶ岳が姿を見せています〔拡大写真参照〕。国師ヶ岳は山梨県と長野県の県境に位置します。
さらに大岳山の右には鷹ノ巣山の山頂が少しだけ見えています。東京都最高峰の雲取山は大岳山の背後に隠れていますが、3~4km西の北野台まで行くと大岳山の左側に堂々とした姿を現します。

これから冬にかけて空気が乾燥すると、白銀に輝く山々が一層美しくなります。長沼~平山城址公園にかけての尾根道は山岳展望がおすすめのコースです。


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