皆様ブランドの腕時計はどちらで購入されますか?
百貨店?ディスカウントショップ?海外の免税店?
以前、腕時計の販売をしていた頃、よくお客様から
「これ並行? ふ~ん。」と小ばかにしたような口調で言われました。
並行の何が悪い!
あたかもパチモンかのような言い方。 辟易します。
並行輸入商品とは...
主に並行輸入業者や個人が海外などのショップで購入したものを国内に持ち込み、製造メーカーが指定している直営店以外で販売している商品のことです。
解りやすく例えると、友人がハワイへ旅行に行くと聞いたあなたが「ルイ・ヴィトンの財布を買ってきて」と頼んだとします。
友人がハワイのヴィトンの直営店で頼まれた財布を購入します。
ここまではこの財布は正規代理店商品。
友人が帰国後、あなたに「3万円よ。端数は負けとくわ」と言いました。
「ありがとう~♪」とあなたは3万円を友人に渡します。
そして友人から財布を受け取り、所有権があなたに移った瞬間、その財布は並行輸入商品になるのです。
財布は同じルイ・ヴィトン。あなたがよそ行きの格好してそごう百貨店のショップで買うのと何も違いはないのです。
正規代理店商品と並行輸入品の大きく違う点はアフターサービスでしょう。
あとは購入するときの気分や雰囲気か。まぁ、その分値段も並行の方が安いですが。
ROLEXの正規代理店商品の裏ブタには写真のシールが貼られています。
並行輸入商品にはグリーンのホログラム加工してあるシール。
正規のお店で購入すると、すぐその場でシールをはがされてしまいます。
並行を扱っているお店は多分ほとんどがグリーンのシールを付けたままお客様にお渡ししていると思います。
裏ブタのシールはROLEXに限らずなるべくならはがして使用してください。
汗や湿気などが裏ブタとシールの間に溜まりやすく、それがサビの原因になる恐れがあるからです。
だいたい、汚らしいシールを後生大事に付けたままってカッコ悪いです。
新車買って、シートにビニール被せたまま走ってるのと同じですよ。
本日の教訓...百貨店の直営ブティックへはそれなりの格好で行きましょう。
「そこかよ!」さま~ず三村風
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