花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

南瓜入りお汁粉の効能について

2007年03月07日 | 医療・健康・食生活・衣生活
 私は戦前生まれのせいか、餅類が好きなのです。空腹時に食品スーパーを覗くと、つい餡餅類を買ってしまいます。いつ食べても美味しいと思います。
 今朝は、南瓜入りのお汁粉を作って食べました。
 今の時期なので、南瓜はメキシコからの輸入物ですが、結構、ホクホクしていて美味しいのです。

 南瓜には血圧を下げるカリウム、皮膚や粘膜の抵抗力を強めるカロテン、ストレスに対する抵抗力を高めるビタミンCが多く含まれています。南瓜のビタミンCは茹でてもほとんど損失しません。芋と同じで、澱粉に包まれているからだと思います。(ビタミンC含有量は、西洋南瓜の方が日本南瓜の3倍近くあります。また、戦後の代用食として、芋や南瓜を沢山食べさせられた時は、手の平や顔が黄色くなった子どもが沢山いたのを思い出します。)

 小豆は豆から煮るのは面倒なので、私は最近、水煮して砂糖味をつけてある缶詰を愛用しています。(昔の様なストーブが無くなってからは、煮豆のように、長時間、弱火で煮る料理ができ難くなりましたね。)
 小豆には、大豆の半分ほどですが、ビタミンB1、B2が含まれ、炭水化物の代謝を促し、神経系統の安定に役立つと言われます。煮た小豆には繊維も多いですから、繊維不足の現代では腸の調子を整えてくれる効果も期待できます。

 餅と蔗糖と小豆の主成分は、体温保持、及び、活動のエネルギー源となる糖質です。(低カロリー食のために私は、砂糖をほとんど加えないこと、餅を食べ過ぎない様に注意しています。)
 ですから日本では、一年で一番昼の時間が短い冬至の日に、厳しい冬に備えて、冬至南瓜を食べる習慣があるのだと思います。
 (但し南瓜は、時期が来ると腐りやすいという欠点がありますが、南瓜を適当な大きさに切って、軽く茹でてから冷凍すると良いです。勿論、こうして作った冷凍南瓜も売っていますが…)
 
 こんなに栄養的にも良く、美味しい食物を、冬至だけに限るのは勿体ない。今頃は、年中スーパーにある伸し餅と小豆の缶詰、南瓜で簡単に作れるのですから、私は、これからも時々、南瓜入りお汁粉を食べて行きたいと思います。
 

コメント
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