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これだから公式のやつは怖い byゴンタ

2008年09月11日 01時19分15秒 | TRPG関連
デモンパです。
GMの思惑から外れて大惨事です。GMが。

初登場の話がかけてないので少しだけ人物紹介

日輪雅(トリーシュラ/ガントレット)Tシリーズにおいて戦闘力に関する最高傑作。特殊な共生生物トリーシュラ(三叉鉾)を持っている。この共生生物は宿主に強靭な生命力を発揮させるが、その代償として(能力のコストとして)寿命を削ってしまうものである。そのため彼女は悪魔憑きにしては短命であると推測され、基本的にはめちゃくちゃ元気だがいつ燃え尽きてもおかしくない状態にある。そのためいつでも全力である。
現在、ナイキのエージェントである。小坂の監視に来ているようだが…小坂の若者を見守るのが楽しいようである。
その能力の影響で細胞の移り変わりが早く、ホルモンも乱れやすく、後はトンデモ要素も組み合わさって性別がよく変わる。大きな能力使用時は特に。ドS。

デモンパ小坂シリーズ
『潜む影』

小坂某所。某研究所。
何やら悪巧みをする男が二人。
一人はロードナイト。もう一人は彼と共同で研究を行っている名もなき研究者。
どうやら話は生命を活性化できる力を持つ、日輪雅に関することのようで。

研究者「以前目撃されたあの悪魔憑きの力が手に入れば、…このフカジマのサンプルを成長させることも夢ではないのではないかな。 …お前の力があれば悪魔憑き一人捕獲することなど簡単だろう?」
ロード「ふむ、そうですね。それは興味深い試みです。…やってみましょうか。」

ところかわって、文楽座家。
文楽座瑪瑙はいつものように夜のジョギングに出るところであった。
そこに姉の瑠璃が見送りに出てくる。

瑠璃「あ~、ちゃんと周りに気をつけなさいね。 あんまり遅くなっちゃダメよ。」
瑪瑙「わかってますよ、姉さん。…っと、姉さんお腹なんか抑えてどうしたんですか…って、また赤ちゃんが出来たとか言うんじゃないですよね!?」

よく見てみると無意識になのか瑠璃はお腹を気にしているようである。

瑠璃「はぁ…、あのねぇ。なんでいきなりそういう話になるのよ。何でもないわよ。」

瑪瑙は姉の様子に疑問を抱きながらもジョギングへと繰り出すのであった(まあ、外に出るまでにトンチキなことをいって何度かひっぱたかれたのは言うまでもないことである)

さらに、小坂警察9課。

恵理は一茶に呼び出しをくらう。しかも一人でである。
どうやらあまり警察としておおぴっらに動いていい話ではなく。政治的な問題もからむような事件のようである。

その内容は最近小坂で悪魔憑きの行方不明事件が多発しているようである。その中には、事件後姿を現しているものもいるが(共生生物と記憶は失っているようである)、現在も7人の悪魔憑きが行方を晦ましており、その内訳は1LVから8Lvまで様々である。

さらにさらに、東郷バイオテック。
東郷は自分にとってよくない噂を聞く。
それは最近出没してしる謎の悪魔憑きが東郷バイオテックで作られたものではないかというものである。
それ自体は真偽の怪しいものだが、東郷に敵対するものたちはこれを利用して東郷の追い落としを画策しているようである。
東郷はこれはどうにかしなければと思いつつ、家路に着くのであった。

ジョギング中の瑪瑙は突然自分の身体が軽くなったのを感じる。それもそのはずいつの間にか日輪雅が彼女の横を併走していたのであった。
止まって挨拶をする瑪瑙。

日輪「お久しぶりね。どう、お姉さんも元気にしてる?」
瑪瑙「ええ、元気ですよ。…あ、でも何か今日はお腹の調子が悪そうでした。内臓が腐ってきているのかも…」

妄言を吐く瑪瑙をたしなめつつ、悪魔憑きの体調が悪いことに違和感を感じる雅。
そこに通りかかった東郷が話しかける。
しかし、東郷に気づいた雅は彼に対する詰問を開始する。
どうやら、先ほど東郷が聞いた噂を、雅もナイキの仕事として調査しているようである。

ある程度話し合った後、東郷と利害の一致した雅は協力して事実を解明することに。そして、雅は戦闘になったときの人員が欲しいため、瑪瑙に給料も出すからと協力を求める。どうやら、今回の事件はセラフィムに直接依頼するにはややこしいもののようである。
瑪瑙自身は了承するのだが、黙っていないのは彼女の姉である。

瑠璃「…雅さん。それなら私が協力するわ。瑪瑙ちゃんにあまり無茶させないで。」
日輪「…ふぅん、無茶しているのは誰なのかしらね?」

突然、瑠璃を押し倒し、彼女の腹部を押さえつける雅。瑠璃は脂汗を浮かべ、呻き声を上げる。
露出した腹部を見てみると、そこには数日前リオウに秘孔を突かれた周辺に3つの丸い痣が…。

日輪「どうして隠しているのか知らないけど…ためにならないわよ。」

そこに先ほどまたいらないことを言って倒れた瑪瑙が、間が悪く(というか良く)入ってくる。
彼女は着衣が乱れ、息の荒い瑠璃と、馬乗りの雅を眺めて…

瑪瑙「姉さん、雅さん。人前でそういうことするのはどうかと思います。」

スパーン!! ドカーン!!!!

瑪瑙沈黙。

何だかんだで瑠璃の了承は取れました。

そこからは調査調査。恵理は警察資料を調べ、行方不明の中でも高レベルである悪魔憑きに目を付ける。彼は新興ではあるがあくどい組織を運営しているようだ。
同じく、雅からの情報によりそこに張り込む瑪瑙と東郷、日輪。

どう調査しようか考える恵理は、目の前で目標の悪魔憑きの事務所から悲鳴が上がる。

主犯:日輪雅 共犯:文楽座瑪瑙

恵理も合流し、下っ端に尋問をすると不思議なことがわかる。
どうやら、この下っ端はこの事務所を襲撃に来た強い悪魔憑きに気絶させられ、頭がどうなったかはわからないのだが、気がついたときには、襲撃してきた悪魔憑きの本体がその場に倒れており、頭は姿を消していたらしい。

その話を聴いて、何か思い当たることがあるような様子の日輪。彼女は少し考えさせてくれと言う。

何か裏がありそうな話になってきたので、一佐に報告を行い思い当たることはないか問いただす恵理。

一佐「…この事件、ディバイン・チルドレンが絡んでるんじゃあないかという話がある。…で、ここからはあくまでも推測だが…奴らトリブルス・セブンをこの小坂に投下したのかもしれないな。」

同じく、日輪もそう考えていたようである。
トリブルス・セブンとは何かと聞く一同に彼女は説明する。

日輪「トリブルス・セブンというのは…あくまでも眉唾物なんだけど…危険すぎる悪魔憑きね。 奴は他の悪魔憑きを宿主として七体の…そう、七大罪の名を冠する特徴的なブラジオンを精製するというわ。 その強さは宿主の強さに比例して強大になっていくというの…それに、それらを使役するトリブルスがどれほどのものかわ…考えたくないわね。」

ともかくそれが強大になる前に見つけなければと、今までの事件現場からセブンの拠点を推測、強襲をかけることに。

アジトと思われるところに強襲をかけたはいいが、そこには3人の男がいるのみ。彼らはそれぞれ憤怒・強欲・怠惰の名を冠するブラジオン・ラース、グリード、スロウスに変身して襲い掛かってくる。
日輪は敵戦力を自分抜きで撃破できるものと判断、セブンを追跡するためにこの場をPCたちに任していく。

…しかし、勝負は時の運。そして、一度の判断ミスが敗北を招くわけで。

敵は攻撃特化のラース、防御特化のグリード、耐久性と回復能力のスロウス
それぞれ宿主のガントレット、ブリガンダイン/クロミカズラ、モリオンの能力を4Lvまで持っています。
最適解はラースに攻撃を集中させ1ターンで彼を撃破することであった…のだが。

まず、共生生物判定で敵戦力の完全な把握に失敗。これによってグリードが持つ危険な能力《模倣能力》の把握出来ず。さらに敵エナジーもわからないため、PCたちは防御を飛ばすグリードから倒す作戦に。
しかし、防御特化のグリードは倒せず、瑪瑙は使用した《鎧袖紅電》をコピーされ更に防御能力が上昇してしまう。
2ターン目まで生き残ったラースは大暴れ。クリティカルも乱れ飛ぶ乱れ飛ぶ。

そんな感じで恵理が倒れ(暴走含む)、東郷、瑪瑙も倒れる。
二人とも暴走し立ち上がるが、敵はグリードとスロウスが残っている。
最後の一撃でグリードを倒すことに賭けるが…かなわず、瑪瑙も倒れ伏す。
残った東郷はどちらを担いで逃げるかという選択を迫られ…応援を呼ぶため瑪瑙を置いて逃げることとなる。


その頃、雅は思わぬ相手に足止めを喰らっていた。
彼女の目の前にはロードナイトが二人。

ロード「…というわけであなたの身体が必要なのですよ。おとなしく捕まってもらえますかね?」
日輪「お断りよ、変態さん。…というか、本当に私を捕まえられるとでも思っているのかしら?」
ロード「ええ、まあ。」

突然目の前のロードナイトが砕け散り、その肉片(?)飛び散る。
これは彼の固有能力《凍結》というもので、人形を破壊することで発動し、攻撃を受けた対象の身体の自由を奪うものである。

ロード「ふむ、やはり簡単でしたね。」
日輪「…ん? 何がかな?」

そこには普通に身体を動かす日輪が(性別は変わっているが)
彼は《小宇宙の循環》という、身体の細胞を急速に入れ替える能力を使用することより、自分の身体をリセットできるのであった(その分寿命の消費も激しいが)

ロード「…これはやられましたね。」

握りつぶされるロードナイト(人形) 一息つく日輪だが、そこに東郷が走りこんでくる。

東郷「すまねぇ!! やられちまった!! 瑪瑙を置いて来ざるおえなかった!!」


文楽座家、仕事中の瑠璃はチャイムの音を聞く。誰かに出てくれるように頼むが…どうやら誰もいないようだ。
悪態をつきながら玄関に行く瑠璃。そこには神妙な顔つきの日輪に、悔しそうに顔を歪める東郷が立っている。

日輪「瑠璃、すまない…」

彼女は背筋に悪寒を感じる。これ以上言葉を続けさせてはいけないと心の中の何かが警告する。

日輪「すまない…瑪瑙が、瑪瑙がさらわれてしまったよ。」

瑠璃の胸に激痛が走り彼女の意識は落ちていく。

ねこねこファンディスク4

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