大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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中東 イランなど各地で反政府デモ 

2011年02月15日 12時19分24秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
長期独裁政権を打倒したエジプト政変に触発された反政府デモが14日、周辺の中東諸国に拡大し、現地からの報道によると、イランとバーレーンで参加者1人がそれぞれ死亡した。イエメンでは4日連続でデモがあり、警官隊と衝突する事態になっている。イランの首都テヘランでは14日、アフマディネジャド政権に反発する市民ら数千人がデモ行進。ファルス通信によると、「扇動者」の発砲で市民1人が死亡、多数が負傷した。治安部隊が催涙弾などでデモ隊に応酬し、数十人を拘束している模様だ。エジプト政変後、イランで大規模デモが発生したのは初めて。イラン当局はこうした反政府運動の弾圧を徹底している。

デモは、保守派のアフマディネジャド大統領に反発する改革派のムサビ元首相やカルビ元国会議長が呼びかけていた。若者らが「独裁者に死を」などのスローガンを掲げてテヘラン市内を行進し、治安部隊が催涙弾を発射したり、棒で殴るなどして抑え込んだ。この日、中部イスファハン、南部シラーズでも同様のデモがあった。ムサビ氏らは「(反政府デモを展開した)エジプトやチュニジア国民を支持する」という名目でデモ許可を治安当局に事前申請していた。これに対し、当局は反政府デモに転化するのを恐れ、この数日間でデモ計画の関係者を相次いで逮捕し、ムサビ氏を自宅軟禁状態にした。一方、ペルシャ湾の島国バーレーンの首都マナマと周辺の町村でも大規模な民主化要求デモがあり、1000人以上が参加。警官隊が催涙弾やゴム弾を発砲して強制的に解散させた結果、参加者1人が死亡した。ロイター通信が伝えた。

デモは02年に改正憲法が公布された記念日に合わせ、インターネット交流サイト「フェースブック」などで呼びかけられた。バーレーンは立憲君主制。ハマド国王ら少数のイスラム教スンニ派による支配に、人口の約7割を占めるシーア派住民は不満を募らせている。今回も主にシーア派市民が宗派間の平等や、議会の権限強化などの民主化を要求した。さらに、イエメンの首都サヌアでは、南北イエメン統一(90年)以来、大統領職にあるサレハ氏の即時退陣を求める4日連続のデモが発生し、学生や弁護士ら数千人が参加した。

@日本人の政治に対する意識が試されています。