大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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カナダ、防空ミサイル「RIM-162 ESSM ブロック2」の開発に参画

2014年12月23日 13時10分28秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢

カナダ海軍 ハリファックス級ヘリコプターフリゲート5番艦「FFH-334 レジャイナ」

カナダ国防省は19日、新型個艦防空ミサイル「RIM-162 ESSM ブロック2」の開発への参画について、カナダのロブ・ニコルソン国防大臣が了解覚書(MoU)に調印したと発表した。
カナダの負担額は2億カナダドルに上る。
これは王立カナダ海軍の「ハリファックス級ヘリコプターフリゲート」が搭載している艦対空ミサイルの更新が目的。


RIM-162 ESSMが発射された瞬間。

@最終段階の誘導は艦艇に搭載されているイルミネーター(射撃指揮装置)からのレーダー波照射によるセミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH)だが、中間段階では搭載する慣性航法装置(INS)および射撃指揮装置との無線リンクによる指令照準線非一致(COLOS)誘導による自律飛行も可能で、最大3目標に同時対処可能。
個艦防空ミサイルとは、艦隊の防空ミサイルの網をかいくぐって飛んでくる敵ミサイルや航空機に個別に各艦が対応する防空ミサイル。よって射程は短くて良い。

参考:
ターター系列搭載艦例:たちかぜ型護衛艦では指揮装置・イルミネータ1基で応急発射1を含めて最大3目標対処。
イージス系列搭載艦例:こんごう型護衛艦ではイルミネータ3基それぞれに同時対処 4目標以上と目されるので最低でも12目標対処。