大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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インドネシア 国軍兵士8人殺される=独立運動くすぶるパプア州

2013年02月21日 23時58分24秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
インドネシア国軍によると、分離独立運動がくすぶる同国東部のパプア州で21日、武装組織が相次いで国軍の駐留地を襲撃し、兵士計8人が殺害された。最初の攻撃は21日午前、パプア州プンチャックジャヤ県の駐留地で発生。武装組織が発砲して兵士1人が死亡した。続いて約1時間後に別の地区で、空港に向かおうとしていた兵士が待ち伏せ攻撃され、7人が死亡した。犯行グループの身元は明らかになっていない。パプア州では独立派組織「自由パプア運動(OPM)」が活動しており、治安部隊との衝突が続いている。

@自由パプア運動(OPM) とはインドネシアの西パプア独立を目指す組織である。 2009年12月に指導者、ケリー・クワリク司令官が同州ティミカ近郊の潜伏先で銃撃され死亡。その後、治安部隊との間で無差別の銃撃戦が繰り返されている。

前回の映像。


参考:インドネシアでは、東ティモール、スマトラ島北端のアチェ、パプア州の分離・独立運動が火種となってきた。東ティモールは2002年に独立し、アチェの運動は小康状態にある。インドネシア独立後もオランダ植民地として残ったパプア州は、1960年代にインドネシアへの帰属が決まった。だが、民族・文化的にはパプアニューギニアに近く、独立派組織「自由パプア運動」(OPM)などが活動を続けている。