大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ソマリア海賊に対抗 海自艦、日本籍船を護送 海上警備行動適用を断固支持する!!

2008年12月24日 09時51分12秒 | 我が国の安全保障問題
政府は23日、アフリカ・ソマリア沖を航行中の日本籍船が海賊に襲撃される危険性が高いと判断した場合、インド洋での補給活動で展開している海上自衛隊の護衛艦に「海上警備行動」を発令し、護送を行う方針を固めた。政府が総合海洋政策本部で検討している海賊対策一般法制定までの過渡的措置として実施する。ソマリア沖では、海賊の船舶襲撃事件が頻発しており、政府筋は「襲撃の可能性が高い場合には海警行動を躊躇なく発令する」としている。

 自衛隊法82条に基づく海警行動は、海上保安庁で対応不能な事態が発生した場合、自衛隊が海保に代わってわが国の人命・財産の保護や治安維持に必要な行動を取ることを認めている。政府は同法に基づき、ソマリア沖で日本籍船のほか、(1)日本企業が運航を管理している外国籍船(2)日本人が乗船している船舶-を海自艦艇で護送することが可能と判断。ただ、対象が2300隻以上にのぼるため、当面は日本籍船に限って護送を行う方針だ。

 海警行動の発令は、防衛相が首相の了承を得て命じることができるが、日本から護衛艦を派遣するのでは到着までに1カ月程度を要する。このため、当面は改正新テロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣している護衛艦1隻で対応する方針で、任務をあらかじめ護送対象に決めた船の伴走のみに限る考えだ。ただ、海賊船から攻撃を受けた場合には、警察官職務執行法に基づき同等程度の武器での反撃を認める。一方、政府は現場海域の警護態勢強化のため日本から別途護衛艦を派遣することも検討する。この場合、海自隊員の訓練などのため派遣は来春以降になる見込みだ。

4月には日本人計1600人が乗る豪華客船2隻がソマリア沖を通過する際、海賊に襲撃される危険性が高いとして政府内で海警行動発令が一時検討されたが、腰抜け福田康夫の判断で見送った経緯がある。9月に就任した麻生太郎は、「(自衛隊の)艦船が航行するだけで一つの抑止力が働く」と護衛艦活用に積極的な姿勢を示している。ソマリア沖の海賊対策では、中国国防省が海軍艦艇を派遣することを発表している。

@改正新テロ特措法と並行して対応するようだが、本来ならばきっちり切り離し、海賊対策として独立した警護部隊を派遣すべきだ。主権国家として当り前の行動であり断固支持する。
(写真はRPG-7対戦車ロケットと機銃で武装しているソマリアの海賊)