そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

不妊手術完了の確認してます

2017-01-03 23:21:41 | 不妊手術・TNR
昨年末までに不妊手術を受けておく予定で譲渡した子たちの
確認作業をさせていただいております。


たとえば、猫ちゃんが病気だとか
たとえば、飼い主さんがやむ負えない用事と重なったとか
かかりつけの先生が待ったをかけられたとか


こちらも、それでは致し方ないですねと思えるケースは別ですが
それ以外は手術をお願いして、譲渡時約束した以上はきっちりやっていただきます。(きっぱり)


だって、それが飼い主さんや猫たちのためだからです


将来かかりそうな病気が防げたり、脱走対策にもつながります
男の子はスプレーがはじまったりすることもあります
メスは発情したら、すごい声で泣きますし、近所の野良猫のオスが家の周りに
集まってきてしまいます


お互いのためにも手術は大切なことで、飼い主さんの愛情の表れでもあります


譲渡するとき、あれほど説明したり約束したのに
手術をしていなかったり、予約もしていない方がいらっしゃいます


ほんの一握り、割合にすれば100人にひとりぐらいなのですが
もらうときばかりいい顔して・・・本当に困りますし悲しくなります


こういうことをしっかりスタッフ同士も認識して
再度譲渡時に、この約束は絶対なんだと厳しく伝えたいと思います


いちばん最悪だったのが
予約したとき家に帰ってこなくてねぇ~。。。


おいおいです
手術の約束は守れない、外には絶対出さない約束も守れていない
しかも、猫が勝手に出て行っちゃうのよね~ときましたよ


今月中に手術ができたか必ず確認しますと伝えました
もし手術できていなければ、一度はお邪魔しなければいけないかもしれません
ひとまず信じて連絡を待ってみます


この方の猫はオスですから、自分のところで子猫が増える心配はありません
ですが、うちの会が譲渡したオスが元で近所の野良のメスたちを妊娠させてるとしたら
考えただけでぞっとします


約束は反故にするは、自分さえよければの身勝手さ
猫が外に出ていくのは、猫が悪いわけではありません
出て行かせた飼い主が、飼い主としての自覚が足りないだらしない性分なんだからだと思います
わたしは、こういう人間が大嫌いです


いろんな方がいますから、本当に難しいのですが
その場を調子よくわたり歩くようなタイプの人を見抜く目も
養っていけたらいいのですが・・・


こんないい加減な人のところに飼われて、万が一帰ってこないとか
交通事故にあって死んでしまったら・・・
やはりきちんと見極めなかったこちらにも非があるわけですから
譲渡は慎重にしっかりやりとりしていかないといけないと改めて思った夜です


さて、われこそは優良飼い主だと自覚のあるみなさま
手術は済んでいますか?
必要なワクチン接種も怠っていませんか?
脱走対策、きちんとしていますか?


新しい年です
いま一度、見直してみてくださいね


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運気上昇のおちびたち

2017-01-03 02:06:57 | 病気&事故の話し/猫編
昨年末は、どうしたものかと思うほど
子猫たちが次から次へと病魔に襲われてしまいました。


吐く子、下痢する子、食欲不振の子、涙目の子、カビが治りきらない子・・・
いったん治ってもまたぶり返す


預かりスタッフさんも、それ以外のスタッフさんにも
譲渡会での消毒やケージの洗浄の徹底をお願いして対応していました


皆さんにも、やみくもにあっちの子猫、こっちの子猫と抱っこは控えていただき
スタッフも自らが感染源とならないように、預かり先の違うお宅の子猫の抱っこは
控えるようにしてもらいます


キャリーは1回使用したら洗うこと
中に入れたフリースなども、きちんと洗うこと

獣医さんを受診さえすれば治るわけではありません
むしろ日ごろお世話する方の自覚がとても大切です


わが家には、特に危機的状況な子たちが集まってきて
部屋を分けたり、ケージを覆ったり、手をこまめに洗ったり
ともかく直接接触をさせないことを心がけていました


おかげで・・・7匹の子猫たち
命の危機をそれぞれ脱し、いったい何の病気だったかわからないほど駆け回っている子もいます


食欲不振で体重が落ちていた風ちゃん




すっかり元気になって、お転婆ぶりに拍車がかかっています


もちろん治療継続中の子猫たちもいますが
わたしが気を抜いたり手抜きをしたら死んでしまうかもという過酷さはもうありません






今も継続治療中のあべ君
脚の麻痺はまだ多少残っていますが、ウンチも出ていて、みんなと遊べるようになりました

時期をみてですが、骨盤の手術がまだ残っています




免疫力が上がり、体の中に抵抗力がついたんでしょうね
保温、栄養、安静安眠を心がけていました


闘ってるのは子猫たち
わたしはサポートしているだけですが、1匹2匹なら何でもないのですが
数の多さの前にさすがにめげそうになる日もありました


何種類もの薬をあげる手間や、あげる時間が違ったり
食事も月齢や病気に併せてすべて異なるわけです
自力で食べない子は強制給仕、鼻から管を入れてる子には
別の高栄養のパウダーを鼻から入れます


子猫のみならず、慢性腎不全の猫の点滴も毎日
これも1匹ではありません


スタッフさんのところにも、体調を崩した子たちがいましたから
その子たちの様子も日々ラインでやり取りしながら受診などをしてもらいます


この嵐のような年末から、年が明けたら一気に解放されたみたいになりました
やれやれな感じです


いちばん頑張ったのは猫たちですから
ここからは新しい飼い主さんを見つけてあげるように、人間が頑張らないといけないですね


ただ、ほっとしたせいか逆に疲れを感じています
椅子に座っててもいつの間にか寝てるわたし
しかも体中痛いし・・・腰も、肩も、背中も、膝も、首も・・・もしかして全部


昨年末までにやらないといけなかったことを紙に書き出してありますが
けっこうな量です
何としても今週中にはやりきろうと思うのですが、どうなることやら。。。かも










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