23:03(ダウ・ジョーンズ)米2012年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値は前期年率換算0.1%減と、市場予想(1.0%増)を大幅に下回った。これを受けてドルは円に対し大きく売られた。円高ドル安は今後さらに進む可能性もある。
ドルはこの4カ月、回復する米国経済と、依然停滞する日本経済の格差が広がったことで上昇を続けてきたが、今回のGDP統計は、米国の景気回復の道のりがまだ長いことを示した。ドルは統計発表に前後し、91円23銭から90円77銭まで下落した。現在は91円17銭前後で取引されている。
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