マルチタスクでいいじゃないか

昨日、

6年生のボーイが所属する太鼓の演奏会に伺ってきました。

1年からアカデミーに週５で通ってきてくれるR君。

2年生になってから太鼓を始めました。



定期演奏会では凛々しく、力強く、太鼓を打ち鳴らす姿を見ることができまして、

万感胸に迫るものがありました。


そして、

彼は実に忙しく

入試
英検
そして太鼓の練習

この３つをやり遂げたのです。


普通だったら、周りの大人や親御さんは

「１つのことに集中したらどう？」

なんて、子を想うあまりに声をかけて、

実際に子の環境を狭めて「この子のため」なんて思いがちですが

R君のお母様の肝っ玉ったら・・・・。

全部挑戦させてくれたんです。

すごいことではありませんか？


マルチタスク。

ビビってしまうのはもしかしたら大人だけなのかもしれません。


「受験勉強に専念させます」

とか

「サッカーに集中させます」

とか

大人は子のために良かれと思って

タスクを削いでいってしまいますが

本人が「やりたい」と思えば

やらせてあげるべきなんですね。


大人が差し伸べる手は

時として

役に立たない。


そういえば

「結局、すごく力をつけて高校を卒業していく子達って

習い事をやめない子が多いですよね」

とは

うちの講師Tがよく言っている言葉。


そうだ、確かにその通りですよね。

うちの卒業生の天才で
今年大学院を卒業するSくんは

高校3年のギリギリまで「多読で心が整う」
と言って、頑張っていましたし

その後も

大学の研究とアカデミーのバイトをギリギリまでやってくれたし

もう1人の天才Tくんは

音楽と学業を

よくもまあ、あの忙しさと要求の多い医学部で続けているものだと

感心します。


また、高校1年のAちゃんは

学業もバリバリバリバリやって
部活もガンガンやって
塾も英語もやって

そして高校生平和大使の仕事もやって

大変だ、疲れた、とか言わない・・・。


なんだろう、彼らのパワー・・・。


情熱・・・・。


強い気持ち。

頭が下がって下がって
もう土下座です。


お母様方

我々も変わりましょう。

そうしましょう。