さて、ワタクシゴトで恐縮ではございますが、
ようやく重い重い腰を上げて、準備を進めてまいりまして、
先日22日に講師NとJが入籍いたしました。
出会いは1998年に遡ります。
当時Nが所属していた「焼津市民吹奏楽団」がグアムで演奏旅行を
行うことになり、講師Rの計画立案準備のもと、それはそれは素晴らしい
ツアーになったのですが、
現地グアムで引き受け先および合同コンサートの相手となってくれたのが
「グアムテリトリアルバンド(準州バンド)」でした。
その中に、ユーフォニウムを片手にニコニコ楽しそうにしているJ先生が
いたのです。
当時は髪の毛もそれはそれはフサフサしてましたよ・・・・。
Nこと私と彼が最初に交わした言葉は何だったか忘れてしまいましたが、
仕事の話になり、彼が新聞記者だと聞き、自衛隊の取材もしたことあるし、
焼津ならばビキニ環礁の第五福竜丸の話も知っているし、日本文化に精通
しているし、
と話してくれて、感心していると
I also like Japanese beer!とニコニコして、片手を上げて叫びました。
「アサヒスーパードラーイ イチバーン!!」
何度も言います。髪の毛フサフサしていてそれはそれはかわいかったんです。
さて、それから毎年のように行ったり来たりの交流が続き、
だんだんとそれが頻繁になり、2003年7月に日本に定住することになった
J先生。
新聞記者の仕事のあと、学校の先生になり、中学で教えていました。
(偶然にも、彼がその職を得た瞬間に《面接試験とその結果》私はグアムに
いて、感動を分かち合ったものです)
しかし、アメリカの同時多発テロ以降、日本や韓国などからの観光客が
減ってしまい、観光しか産業がないグアムにとっては大打撃で、
グアム政府は再三に渡り、公務員の給与カットを行わざるを得ません
でした。
そのため、J先生もお給料がどんどん減ってしまい、そのためにも日本
へ来て仕事をしたかったのです。
そんなわけで、出会いから13年。いろんな障害に阻まれたり私の仕事の
関係上でなかなか結婚まで踏み出すことができなかったのですが、
ようやく全てがまるく収まり、晴れの日を迎えることができました。
折りしも災害で大変な時期です。こんなときに呑気にいいのかしらとか、
なにか見えないものに行く手を阻まれているのかしら、とか
いろいろと間際になって考えざるをえませんでしたが、
進むしかない。Go forward!
がんばっていくことで、皆様に恩返しができればいいなと思います。
どうぞよろしくお願い致します!!