盛んにコマーシャルで流れてくる
英語学習方法の数々。
聞き流せばいい
3ヶ月であなたも話せるようになる
夢のような謳い文句。
かく言う私もむか~しむかし
家出のドリッ〇ーなる音声教材を
買ったかわいい過去を持っております。
うふふ。
かたや、学校の教科書。
相も変らぬ文法用語が並び、
英語学習というより英語研究に導くが如く。
今日も中2ガールが
「先生、副詞的用法ってわかんないの」
とSOS。
「学校の先生がね、スラッシュで区切れば
すぐわかるって言ったけど
区切ってもわかんないの」
区切ったってわかんないよ。
迷走を続ける日本の学校英語!
迷路に迷い込んで出てこれない社会人用教材!
ニッポンジン、ガンバレ!
実はですね
解決策はただ一つしかないのですよ。
インプットが足りていない人はインプットすべき。
それに一番よいのが英語多読です。
そして、インプットが足りているのになあと思う人は
アウトプットの訓練をすべき。
多読の概念から派生した多話・多書
がそれに最適です。
要するにですね、
とってもよい用水路を作ったとします。
美しい川底。みごとな土手。
でも、
水が流れなければ無用の長物じゃあありませんか。
そして、
水の量が足りなきゃ、用を足してくれません。
さらにさらに。
水の量も十分足りていても、
今度はそのお水の流れつく先
田んぼ
にうまくお水が行かなければ
水は濁ったり、氾濫したり、
悪さをします。
英語学習というのはですね、
用水路をまず作りつつ、
田んぼも耕し、
そして用水路ができたら
きれいな水を上手に田んぼまで引き
田んぼに十分なお水が入ったら
田植えをし、
草を取り、
肥料をやり、
大事に大事に育ててこその
豊作。
そんなに簡単にできるはずがありません。
3ヶ月で本当に英語がべらべらになるのなら
のりこちゃんのこの20年をかえして~~~ん。
勉強しなくちゃだめなんですよ。
楽して身に着くいいものなんてないんですってば。