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SONY WALKMAN ”Signature Series” NW-WM1A レビュー −リケーブル その2−

2016年12月26日 20時57分08秒 | デジタルガジェット

新統一規格φ4.4mmに対応したイヤホンケーブル、MUC-S12SB1。ヘッドホンに
同梱されている標準のステレオミニプラグタイプとは明らかに異なる、凝った編み
込みワイヤーが透明チューブから透けて見える極太のケーブル。この見た目からして、
いかにもいい音を届けてくれそう。

拘りポイント満載のこのケーブルは、ソニーとKIMBER KABLE社との共同開発。
キンバー・ケーブルといえば、”Braid(編み)構造”。複雑な組紐のように編み
込まれた8芯のケーブルは、単なる見てくれではなく、外部ノイズのレベルを
徹底的に排除するために考えられた方法。ケーブルそのものの物性だけでなく、
編み方で音の質を上げるという、匠の世界の製品です。

MUC-S12SB1が対応しているヘッドホンはMDR-1AとMDR-100Aのみ。
リケーブルによる音の違いを、MDR-1Aで確かめてみました。元々解像度の高さで
定評のある1Aですが、同梱の標準ケーブルからMUC-S12SB1に変えた途端実感
するのが、音の粒立ち。音楽を構成するそれぞれの音のセパレーションがより
クリアになり、楽器とボーカルの見渡しがスカッと良くなるのです。

”Braid構造”による効果は、音の透明度を向上させるだけでなく、”無音”の質まで
変えてくれます。楽器もボーカルも途切れた瞬間の無音の音に、リッチな艶が感じ
られるのです。言い換えればつまり、目の前に美しい音の”場”と”空間”が生まれ、
心地よい音楽の世界に入り込めるのです。こうした音の空間に最も相応しいのが
バラード。MUC-S12SB1にリケーブルしたら、まず試してもらいたいジャンルです!
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