ブルーインパルス50周年 ～ 1/72 T-2

今回はT-2ブルーを紹介、キットはハセガワ1/72です


1982年11月3日、実機 T-2ブルー の入間基地航空祭デビューでアクロを堪能したが
同じ11月の14日が悪夢の浜松基地航空祭だった
残念ながら仕事が休めず浜松には行けなかったが、夕方事故の一報を聞いた

T-2ブルーのムック雑誌を片手に、テレビのニュースを見ながら立ち尽くしたままの自分
翌朝からの３面記事的テレビの報道内容は、あまりの航空無知さに怒り狂ったものだ
しばらく後に航空マニアの有力テレビ関係者が、一部敵討ちをしてくれたとかしないとか
そんな噂も流れた頃の事などをこの完成品を見るたびに思い出す

このT-2を作るきっかけがあの事故だったのは間違いない事実だ
色んな意味でかなりの衝撃を自分にあたえてくれた事件だった

キット自体は完成度も高く修正箇所もほとんどないが、コックピットは念入りに手を加えた


ただ、複雑な塗装はマスキングが面倒なことこの上なし、マスキングテープを貼りながら
こんなデザイン性のない塗装はこれきりにしてもらいたい！ものだと当時は愚痴をこぼしていたよ

このキットを製作中に唯一何日も悩んだことがあった
それは作っている機体の機番をどうしようかという事
浜松の当該機は174号機なのだが、この機体を作るべきかいなか
１週間以上も悩んだ末に、別の機体を選んで完成させた
私が選んだ175号機の実機は用途廃棄機となり百里基地内に今も展示されているとのこと




次回はT-4のキットを紹介したいところだが、先の報告のようにキットは持っているが未完成のままだ
前回臨時に特出しした ブルーJr については過去の記事を御覧下さい

ブルーインパルス50周年、次は画像を探してアップできたらと思っています